私が契約した電力会社の電気は安くない。けれど高くもない。つまり大手○○電力と全く同じ値段に設定されています。
本来は大手から買った電気を消費者に売る卸業をするだけならば、電気は安くなって当然なんです。発電設備もいらないし、その維持・管理もしなくていいから。でも、私にとってそんな値下げは意味がないのです。だって、原発を伴った大手電力会社への依存に変わりはないから。少しずつでも自前の自然エネルギー発電所を作り、その電気を売る会社を応援したいのです。
ところで、気持ちひとつで節電ができる例があります。電力会社を変更するとき、電気料金の安い会社には誘惑されました、はい。でも実際には安さではなく、別の観点から会社を選びました。電力会社を変えてみたら…料金設定は同じはずなのに電気料金は下がりました。不思議でしょ?電気を使う時、無意識に使うのと、『今この電気を使っている』と意識して使うのでは使用量に差が出るようなのです。
以前流行った、計るだけダイエットみたいなもので、ちょっとの意識が結果を変える好例だと思います。自分でもそんなこと信じられなくて、誰にも言ったことはなかったけれど、あるエネルギー関連のイベントで、電力会社を変えたら使用量が減ったと言っている参加者がいて、びっくりしたのを覚えています。
食べるのも、電気を消費するのも、意識して…というか、感謝して消費すると、ちゃんと願い(ダイエットやら節電やら)が叶うということですね。