たけのこ新聞の事件簿

離婚をきっかけに、今まで心に溜めていたことを書いています。離婚、エコ、世間の常識(のようなもの)についての疑問などなど。

ちょっと思いついた⑦ 将来の不安と尻拭い

2023年08月25日 | 思いついたこと

一瞬の雷雨で、少し気温が落ち着く。植物が急にイキイキしてくる。ベランダでハーブを育てているが、タイムがこの暑さのせいか全滅してしまった。同じ鉢に、名も知らぬ植物が一本生えてきた。土の中にタネが混じっていたのか、どこからか飛んできたのか?せっかくなので、抜かずに水をやっている。ひまわりに似ているとも思ったが、一向に花を咲かせる気配がなく、ただ大きくなるばかり。何の植物だろう?

昔、知人に鉢植えをもらった。鉢に土が入っているだけ。

「何を植えた?」

「内緒」

仕方がないので、なんだか分からないままに水やりを続けた。伸びてきた植物は、どうも芋っぽい。しばらくすると、鉢を飛び出し、ベランダ床面をズルズル這って成長し続ける。鉢なので芋(さつま芋だった)もそんなに大きくはなれず、蔓ばかりどんどん広がっていく。困ったな…。あの芋、結局どうしたっけ?

話は戻って、何が咲くのか分からないというのは、ちょっと楽しみ。そもそも花をつけるのかなあ?そして、何が起こるか分からない人生も、何が起こるか分からないからこそ楽しみ、と言えたらいいんだけど。そうも言い切れず、将来の心積もり(心配)を考えてしまう小心者の私。何が怖くて将来を心配するのだろう?と考えてみる。お金?健康?ボケてしまうこと?孤独?思いつくのはそのくらいか。

お金はあればあるだけ、身の回りのお世話や家事労働、欲を満たした食事などが叶えられる。でも、誰もが可能なわけではない。だいたい、何でも欲が満たされ、自分の手仕事や家事労働をお金で解決する暮らし(自分が手を加える範囲が小さくなる暮らし)は、楽しいものなのか?程度にもよるけれど。自分が自身の生活に手を加え、創り上げていく生活の方が面白いのではないか…と思う。

掃除や片付けも、ちょっとしたモノの修理でも、自分でできたほうが工夫が生まれるし、生活というものが分かるようになる。掃除をすればこそ、汚れやすい場所や、どう生活すればキレイが長持ちするか、なんてことも考えるようになる。掃除や片づけは、トイレの尻拭いと同じだと思う。自分が散らかしたら自分で片付ける。自分がやらかしたことを自分で始末できるのに、他人にやらせて平気でいたくない。

以前ホテルの客室清掃をしたことがある。びっくりするような散らかし方で、ゴミさえゴミ箱に捨てられていない部屋をいくつも見てきた。この人の尻はキレイなのか?

とはいっても、私も掃除が好きではない。それでも、それなりにきれいな家に住みたくて、今日もせっせと床を磨く。

将来への心配の話だった。つまり、身の回りのことが自分の手でできれば、お金もかからないし、生活への気付きも増えて面白くなると言いたかった。最後の結論、えらい端折ってしまった。話はまだ続く。



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