よろず戯言

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母の日の和菓子

2019-05-15 21:22:47 | 日記・エッセイ・コラム

母の日の贈り物はしたりしなかったり。

これまで花屋に勤めていて、母の日は地獄の日という認識しかない。

なので、自分の母への贈り物なんざ二の次三の次になってしまっていた。

それにうちの母の誕生日は5月3日。

誕生日プレゼントと一緒に母の日のプレゼントを兼ねて渡していたりした。

 

先日の母の日。

帰宅途中にスーパーに寄り、そこに入っている菓子店を物色する。

母の日に花をやっても喜ばれるが、自分で原価が判るのでやりにくい。

切り花よりも鉢花をあげたいけれど、近い将来この家を出なくちゃならず、

庭の花木を処分することはあっても、増やすことはできない。

服はサイズが分らない。

ハンカチなどはこれまでもたくさんあげた。

入浴剤やハーブティーセットなんてのもあげたが、うちの母には似つかわしくなかった。

 

ひよ子で見つけた、カーネーションを模した和菓子。

こしあんを気泡混じりで膨らませた生地でくるんだもの。

これだけなのに、なかなかどうしてカーネーションに見えてしまうから不思議。

  

やっぱり食いもんだな・・・。

そう思って菓子店を物色する。 

福岡ではメジャーな菓子店、さかえ屋と ひよ子本舗吉野堂。

それぞれ母の日のギフトがディスプレイされていた。

目にとまったのは、ひよ子のカーネーションを模した和菓子。

これはリアルにできている!

それに自分も食べたい・・・。

 

さかえ屋でみつけた、カーネーションを模した花びら餅。

 

しかし隣のさかえ屋で売られている、カーネーションを模した花びら餅も捨てがたい!

ううむ・・・どうしたものか。

どっちもきれいで面白い。

それに・・・食べたい。

既に、母にあげることはそっちのけで、自分が食べたいという願望が強くなる。

少し悩んで、両方のお店でそれぞれのお菓子を購入。

もちろん自分用も忘れずに。

 

 

ひよ子で買った母の日のお菓子詰め合わせ。

 

メインはひよ子で買った卵型の容器に入ったギフトセット。

そのなかに、カーネーションを模した和菓子と、“ありがとう”と焼印が押された、どら焼き入り。

さかえ屋では、カーネーションを模した花びらもちを購入。

それと自分用に、いちご杏仁豆腐。

杏仁豆腐が好きなのよね。

食後の杏仁豆腐、とくに肉料理なんか食べた後は最高。

脂っこい中華のデザートとして、あれがあるのは必然のような気がする。

 

帰宅して母に渡す。

既に仏壇には、妹や弟が贈ったお菓子が並んでいた。

そのなかに、熊本の弟が贈ってきたお菓子セット。

二段重ねの上段部分は造花がぎっしり。

なかなか高価そうなのを送ってるな・・・!

しかし弟、これ造花ではなく生花と思って注文したらしい。

いや、どっからどう見ても造花ですばい。

 

 

熊本の弟が送ってきた、母の日ギフト。

上段が造花の詰め合わせ?になっていた。

これを弟は本物だと思い込んでいたらしい。

 

妹も小さなケーキセットみたいなのを持ってきていたが、

姪っ子が選んだという、レインボーカラーのカーネーションが一輪、食卓に飾られていた。

一本500円だとか。

母は、「500円もするんかね!?」と驚いていたが、

自分から言わせると、安い方だと思う。

染色ではなく吸い上げで、ここまできれいにできた大輪のカーネーション。

これで一本500円は間違いなく安い。

  

 

レインボーカラーのカーネーション。

もちろん自然の色ではなく人工的に作られた色。

白色のカーネーションに複数の染料を吸わせている。

 

来月は父の日だっけ・・・。

アル中クソ親父には、何もやらんぞ。

十数年前まで、あんな親父に日本酒と肴のセットなんてプレゼントしていたが、

ギャンブル中毒者にサラ金のカード与えていたようなもん。

薬物中毒者に大麻あげていたようなもん。

今思えばトンでもないことをやっていた。

 



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