よろず戯言

テーマのない冗長ブログです。

ツンデレ妹と中二病兄

2015-07-19 03:54:44 | ドラクエ

当記事“ツンデレ妹と中二病兄”には、ドラゴンクエストⅩの、

魔法戦士クエストに関する、ストーリー詳細およびボスキャラの画像が掲載されています。

まだクリアしておらず、これからプレイなさる方にはネタバレになりますので、ご注意ください。

 


さあ九州は梅雨明け間近!

台風の影響で学校は一日前倒しで夏休み!

いよいよ夏真っ盛りなこの時期に、4月~5月にかけてのドラクエⅩ。

 

この月は新たな職業、魔法戦士をはじめたので、そのレベル上げに専念。

通常のプレイヤーならば、装備品なしの素手で素っ裸のまま、

レベル59まで獲得経験値が3倍になるエンゼルスライム帽装備して、

さらに高レベルのフレンドを借りて、レベルが低いうちから強敵と戦って、瞬く間にレベルを59まで上げ、

その後は、獲得経験値が法外な三門の関所の週替わり討伐や、試練のボスツアーに便乗し、

あっという間にレベル85まで上げてしまうのだろう。

 
だが・・・わしはそんなつまらないことはせん。

レベル1から8程度まで、初期村周辺でスライムやモーモン,ナスビナーラを倒しながら進み、

だんだんと駅町~大都市へと、レベル上げエリアを進めていく。

装備品も旅人の服からはじめ、皮のよろい~鉄のよろい・・と、

ちゃんと結晶化しつつ、だんだんとレベルアップしたものに着替えていく。

エンゼルスライム帽とか無粋なもの要らねえ!

あえてそれを装備していないキャラクターを借りようとするも、

いつ頃だったか・・・バージョンアップで、酒場のシステムが変わり、

エンゼルスライム帽を装備したキャラが優先的にリストアップされるようになってしまい、

装備していないキャラクターを探すのが困難になってしまった・・・。

自分のようなあくせくプレイしたくないというプレイヤーは希少であろうが、

エンゼルスライム帽の恩恵が不要だと思うプレイヤーもなかには居るはず。

そういったプレイヤーにはずいぶんとやりにくい世界に改悪されてしまったもんだ。

 

 

さらに別の問題も発生している。

以前は誰にも雇われなければ、なんの報酬もなかったものが、

酒場に預けてさえいれば、たとえ誰からも雇われていなくとも、

酒場スタッフに雇われた格好になり、ログアウトしていた時間により、

一定の経験値が手に入る仕組みになった。

それ以降、適当な装備で預けるプレイヤーが氾濫。

なんの錬金も施されていない、ネタ装備やイベント装備品のままだったり、

果ては丸裸で預けていたり・・・。

以前は皆、雇ってもらおうと必死になって、少しでもいい装備をして預けてくれ、

コメントもわずかなスペースで創意工夫してアピール。

迷って目移りするくらい魅力的なプレイヤーでいっぱいだったのが、

今はまともな装備をしているプレイヤーを探す方が困難な状態に。

低レベルだと本当にまともな装備で預けているプレイヤーがいない。

レベリングでレベル85以下のキャラクターは需要がほとんどないのが現状だろうが、

やり始めたばかりで、実際に同レベル帯のサポートしか雇えないプレイヤーにとっちゃ、

酒場のこの現状は、システムが破綻しているといっても過言ではない。

自分も成長に合わせて同レベル帯のサポートを借りるようにしているため、

まともなサポート仲間を見つけるのに、ひと苦労する。 
 

魔法戦士サロンに常駐するふたり。

手前は主人公に任務を指示する、副団長のユナティ。

奥のダンディなのは団長のアーベルクさん。

 

エンゼルスライム帽といい、酒場のシステムといい、

後から来たプレイヤーや休止中だったプレイヤーを、

先行プレイヤーにいち早く追いつかせるためのシステムかと思いがちだが、

これって成長手間を省くことで、複数アカウントを所有するプレイヤーを増やして、

実働プレイヤー数を維持し、課金収入を維持するためのシステム改善(改悪)としか思えんよ。

実際、やり始めのプレイヤーが、あっと言う間にレベルあがって、

さっさかストーリー進めていけて、それで楽しめるとは到底思えない。

 

魔結界を張った状態で、マリンスライムを10匹倒す!

 

前置きが長くなってしまったが、

魔法使いがレベル80に達したため、魔法戦士をいちから始めることにした。

本当は弓スキルを伸ばすため、先に魔法戦士をやりたかったのだが、

転職クエストで、魔法使いで習得する特技、“魔結界”が必要だったため、

先に仕方なく魔法使いを始めた。

魔結界だけ習得して、すぐに魔法戦士になればいいのだろうが、

自分は一度職業を始めたら、それがレベル80に達するまで続ける。

なので魔法使いをしばらくやり続けた。

 

魔法戦士はウェナ諸島ではなく、国外で働くようだ。

 

まずは転職クエスト。

ヴェリナード城の魔法戦士サロン。

ここにいる、副団長の女性魔法戦士、ユナティからクエストを受ける。

魔法戦士を志す者の試験として、

ヴェリナード領南に居る、マリンスライムを魔結界を張った状態で10匹倒すというもの。

すぐ近くだし、マリンスライムはさほど強敵でもないし、

これを楽々クリアして、魔法戦士の道を歩み始める。

 

任務終えて帰国して報告終えたら、またすぐ次の指令を受けてよその大陸に飛ばされる団員たち。

ヴェリナードには・・・魔法戦士団には労働基準法はないのかね?

 
魔法戦士のレベル30を越えて、再び魔法戦士サロンを訪ねる。

副団長のユナティから、さっそく任務を言い渡される。

王都カミハルムイから、モンスター討伐の支援要請が来ているとのこと。

新人の初仕事なのに、単身、この重要な外交任務を任されてしまう。

魔法戦士団は放任主義かね?

 

タップペンギーごときでうろたえてんじゃねえよ!

 
王都カミハルムイに到着し、依頼者である兵士のニシキさんに詳細を訊く。

なんでも城の北東にある洞窟、ナギリ洞に、ウェナ諸島にしか生息していないモンスター、

タップペンギーが現れ、カミハルムイの兵士達は、見馴れぬモンスターの対応に苦慮しているとか。

・・・ってな感じで、そのタップペンギーの討伐を依頼され、一路ナギリ洞へ―。

 

ナギリ洞。

釣りができねえ!

 

陽気に滑って跳ねて遊んでる姿見ると、悪意はなさそうなモンスターなんだけどな。

 

ナギリ洞へ行くと、ニシキさんの証言どおり、居ましたタップペンギー。

でもって都合よく現れる、副団長のユナティさん。

近くに任務があったので、そのついでに様子を見に来たとかなんとか。

本当だろうな?

で、こちらに気付いておもむろに襲いかかって来るタップペンギー。

お前の任務だからお前だけでやれ!と無責任なユナティ。

ラーディス王島なんかに居る、ふつうのやつより強化されていたようだが、

まあ、難なくこれを倒して、カミハルムイからの依頼はクリアする。

 

 

 
ウェナ諸島にしか生息していないはずのタップペンギーが、なぜエルトナ大陸に出現したのか?

不審に思ったユナティは、帰国後、その調査を始める。

魔法戦士団と同じく、ヴェリナードで組織されている、衛士団。

ウェナ諸島で防衛活動を主任務としている彼らならば、何か判るかもしれない。

そう考えたユナティは、衛士団をサロンへ呼び出す。

 
呼びつけておきながら、相手を気遣うこともなく、

「遅いぞ!」と吐き捨てるクソ偉そうなユナティ。

相手の衛士団の団長、ザイナーさんは、笑いながらもそれを受け流す。

なかなかできた団長の素質じゅうぶんな、懐の大きい大人のおっさんである。

 

偉そうなユナティ。

感じ悪いな。

 

代わって懐の大きそうな衛士団長のザイナーさん。

この、おっさん好きだわ。

 

ユナティはエルトナ大陸に出現したタップペンギーの詳細を訊ねる。

ザイナー団長と同伴してきた衛士の、ノーランという若者が、それについて詳しく述べる。

その生態はウェナ諸島での適応に特化していて、

他の大陸では生活できるはずがないという。

なぜエルトナ大陸に出現したのか謎は深まるばかり。

「そんなことも知らんとは、魔法戦士は足下がおろそかになっているんじゃないか?」

呼び出されて、やはりちょっと気を悪くしていたのだろう。

ザイナー団長が、ユナティ達に言い放つ。

 

「魔法戦士は世界を舞台にしている、お前らとは責任の重大さが違う!」

すかさず割って入る、アーベルク団長。

そこは部下の無礼を詫びて仲裁するのが本当だろう?

ユナティといい、このアーベルク団長といい、なんなのこの偉そうな連中・・・。

「それだけ聞ければいい。任務に戻れ。」と、衛士達に言い放つユナティ。

「呼び出しておきながら、なんだそれは!?」

怒るのをとおり越し、半ば呆れ気味でサロンを後にする衛士たち。

すんません、俺は違いますけん!

わざわざ来てもろうて、ありがとうございます!

 
このときアーベルク団長が、衛士ノーランを呼び止める。

「いつまで衛士に甘んじている?魔法戦士になる決心はつかないのか?」

どうやらノーランという若者は優秀らしく、

アーベルク団長直々に、魔法戦士にヘッドハンティングしようと企んでいるようだ。

「俺は魔法戦士にはなりません。」

ノーランはアーベルクの誘いを一蹴。

振り向きもせずにサロンを出て行った。

 

ユナティとザイナーさんの口論に割って入って来る、アーベルク団長。

コイツも団長のくせにに衛士団を下に見てやがる。

 

とりあえず調査を続けるというユナティ。

カミハルムイでの任務をこなしたので、ここでクエスト終了。

報酬として、魔法戦士団ブーツをもらう。

ブーツを受け取る際、

「貴公には、これが似合う魔法戦士になってほしいものだ。」とユナティに言われる。

このとき既にバザーで調達して、魔法戦士装備一式で固めていた。

・・・似合ってないってことですね。

 

レベル35になり、新たな任務を受けに、再び魔法戦士サロンを訪れる。

すると、またもタップペンギーがよその大陸に現れたということ。

今度はプクランド大陸、メギストリスから支援要請が来ているとのこと。

ユナティから指令を受け、さっそく、メギストリス城へと向かう。

 

 
メギストリス城へ着くと、城兵のポップミさんから事情を説明される。

被害者という女性を連れてきて、タップペンギーに襲われた経緯を話す。

なんでも被害者の女性、プルッテさんがプペラトンネル内で襲われ、

一緒に居た恋人が囮になってくれて、その間に逃げ出してきたとのこと。

恋人は未だプペラトンネルから出てこない・・・。

・・・というわけで、今回の任務はタップペンギーの討伐と、

プルッテさんの恋人・ヘッポロさんの救出だ。

さっそく、プペラトンネルへと赴く。

このプペラトンネル、メギストリス城のすぐ横にあるのだが、なんのイベントもなく、

ずっと前から、なんのためのダンジョンだろうかと思ったら、魔法戦士クエストだったか!

 

プペラトンネルの最深部・プペラホール。

あれ? どこかで見たような光景だ。

 
プペラトンネルに到着し、最深部のプペラホールを目指す。

“ホール”なんて名称が付いているから、

てっきりスーパースター関連かと思っていたが、魔法戦士だったとは。

プペラホールに到着すると、居ましたタップペンギー。

しかも複数!

そしてまたもや都合よく登場するユナティ。

「今回は人命救助もかかっているから失敗は許されない。ゆえに私が支援に来た!」

嘘つけおせっかいが!

 

無法者を装備できるレベルならタップペンギーくらいどうということはないはず・・・?

 
で、タップペンギーの処理を任される、自分はヘッポロさんを救助するとか。

またラクな方を選びやがったな・・・。

だが上司の命には逆らえぬ。

企業戦士の・・下っ端団員の辛いところ。

3匹に増えたタップペンギーを、ここでもサクッとやっつける。

ヘッポロさんを救出し、メギストリス城へと戻る。

さも自分が救出したかのごとく、ヘッポロさんを伴って現れるユナティ。

ヘッポロさんとプルッテさん、恋人同士の感動の再会!

二人から礼をされるユナティ。

「礼には及ばない、魔法戦士として当然のことをしたまでだ。」

二人とポップミさんの前でカッコ付けるユナティ。

あんた・・・ちょっとスピンドル兵士長はいってるな?!

 

 

 
「・・・・愛する者がいるのは、よいことだな。」

メギストリス城を出る間際、意味深なことをつぶやくユナティ。

なんだ・・・?

まさか過去に恋人を失っていて、心に深い傷を負い、

そんな氷のような機械のような冷たい心になったとかか?

第08MS小隊ミラーズ・リポートの、アリス・ミラーさんみたいなものか?

 
ヴェリナード城に戻ると、衛士のノーランが魔法戦士団サロンの前を通って行く。

「いつまで衛士に甘んじている?」すれ違いぎわ、ユナティがノーランに言う。

一瞬立ち止まるも、無視して行ってしまうノーラン。

ユナティもノーランという若者を魔法戦士に引きいれようと画策しているのか?

 

 

サロンに戻ってクエストクリア。

報酬の魔法戦士団ハットと、グローブをもらう。

受け取る際、ユナティから、

「そろそろ貴公も魔法戦士団の装備が似合ってくるのではないか?」と言われる。

いや、だからもうずっと前から一式装備しているのだけど・・・まだまだっすかね?

 
たび重なる、他国でのウェナ諸島のモンスター出現事件。

ユナティはアーベルク団長から、早急に対策を練るよう命令される。

 

レベル40になり、再度、魔法戦士サロンへ―。

すると、衛士団が入って来る。

ザイナー団長と、ノーランの二人だ。

ノーランの話によると、本来生息しえない場所にタップペンギーを発見。

彼らの後をつけていて、一ヶ所に集まる場所を発見したとのこと。

場所はジュレー島上層にある、ジュレリア地下廃坑。

 

ザイナー団長は衛士団でその調査を進めるが、

これに魔法戦士団も加わる気はないか?と提案してきた。

ユナティはこの提案に乗り、主人公を差し向けることに。

そして自身も同行すると言ってきた。

衛士団からは、ノーランが参加するという。

さっそく、ジュレー島上層のジュレリア地下廃坑へ―。

 

 

そこで見ては・・・聞いてはいけないやり取りを聞いてしまう・・・。

先に到着していた、ユナティとノーランの会話だ。

「ノーラン兄ちゃん!」

「一緒に魔法戦士なろうって、小さいときの約束、忘れたわけじゃないよね?」

!!!

こいつら兄妹だったのか!

それよりもユナティの口調がいつもと異なる!

これは・・・あれだ・・・ツンデレというやつだ!!

だが、「何度も言ってるだろ、俺は魔法戦士になる気はない!」

素の妹になったユナティの前でも、バッサリとそれを拒否するノーラン。

こちらに気付くユナティ。

「貴公、今の話を聞いていたか?」

いや、聞いてません。 なんも聞いてません!

ほねコウモリの飛ぶ音しか聞いてません!!

「いいえ」を選択。

「まあいい、何か聞いていたとしても忘れることだ。」

ふぅ・・・。

 

 

3人でジュレリア地下廃坑の最深部、水環の間を目指す。

ましょうぐもとリビングデッドがうっとうしい。

ここ結構複雑な構造で面倒なのよね。

階段の位置とか地図だと解りにくい。

その狭い階段に、ホラービーストが陣取ってたりするし。

なんだかんだで最深部の水環の間に到着。

 

水環の間。

どっかで見た光景・・・。

使い回しも甚だしいわ!

 

中に入ると、怪しいウェディのおっさんが居た。

おっさんの名前はザルギス。

まあ間違いなく偽名だろう。

なんでもモンスターを調教し、世界中に売りさばいている魔物商人だという。

丁寧な自己紹介のあと、おっさんは逃走。

それを追う、ノーランとユナティ。

そして・・・独り魔物の相手をさせられる主人公。

しかもタップペンギーのみならず、新商品のじごくのはさみ付き!

 

誰・・どういった組織に魔物売りさばいているんだ?

 

 

タップペンギーとじごくのはさみを倒すと、

ノーランとユナティが戻って来る。

二人で追ったが、ザルギスを逃してしまったという。

使えねえ兄妹だな!

「衛士ノーラン、なぜ私が追いつくまでザルギスを足止めできなかったのだ!」

お前が遅いのが悪りぃんじゃねえかよ!自分のこと棚に上げてんじゃねえよ!

「申し訳ありません・・・追いつめたのですが・・・奴の出した新たな魔物に手こずりました・・・。」

お前、兄なんだろ!?なんだよその卑屈な態度はよ!?

魔法戦士ってそんなにも偉いのかよ?

 

 
ヴェリナード城へ戻り、魔法戦士サロンでノーランの話を聞く。

ザルギスが逃げる際、奴の捨て台詞で判ったことがあったようだ。

なんでもオーグリード大陸で魔物を売りさばく大きな取引があるらしい・・・。

それを未然に防ぐため、魔法戦士を招集して対策を講じることに。

ノーラン退室後、アーベルク団長が主人公に、ノーランの身の上を語る。

かつて魔物が集団で世界の町を襲った事件があり、

その際、ノーランの故郷は壊滅させられた・・・。

彼の父はそのとき、魔法戦士として他国で戦死した。

母も魔物に殺され、ノーランは生き残ったものの、

他国に居て、自分の家族すら救うことができなかった父に幻滅し、

魔法戦士になる決心がつかないのだという。

 
今回のクエストはここで終了。

報酬として、魔法戦士団制服をもらう。

「これを装備すれば、より一層、貴公の華やかさが増すだろう。」・・・とユナティ。

だからもうずっと装備してんですよ・・・華やかさとはかけ離れてますけどね。

 

 

レベル45になり、再度魔法戦サロンへ。

すると、どこからともなく会話が聞こえてくる。

ユナティとノーランだ。

「すごいよ、ノーラン兄ちゃん!」

「ノーラン兄ちゃんが来てくれれば、魔法戦士団はもっと強い組織になれるのにな・・・。」

またきたよ、このツンデレ妹!!

「魔法戦士の話はもういい!」

ここでも、ばっさりとユナティを突き放すノーラン。

「俺が守りたいのはこの国なんだ!」

そうか・・他国で活動する魔法戦士ではなく、

自国を守備する衛士にこだわるのはそのためか。

いくら世界に名高い、誇り高き魔法戦士団の一員となっても、家族を守られねば意味がない・・・。

 

 

ノーランが取引場所を突き止めた。

場所はギルザット地方にあるトガス岩道。

そこで前回ザルギスが逃げ際に言った、大規模な魔物の取引が行われるというのだ。

その情報を元に、魔法戦士団が終結。

ここでアーベルク団長が終結した華麗なる魔法戦士団に檄を飛ばす。

剣を抜き、高々とかざして作戦の成功を誓う。

あ、ひとり弓装備で剣持ってません・・・。

アーベルク団長自らが全軍を率いて、トガス岩道に進軍する。

 

華麗なる魔法戦士団に、ひとりちんちくりんな他種族のおっさん混ざってます。

 
トガス岩道の最深部、トガの広場に攻め込む魔法戦士団。

そこには大量の魔物と、魔物商人のザルギスの姿があった!

だが、取引というのは嘘情報。

なんとザルギスとノーランが結託し、魔法戦士団を陥れるワナだった。

まんまとはめられ魔法戦士団は、ザルギスが次々に繰り出す魔物と果てない消耗戦に突入。

 

下っ端なのに大物の討伐を任される主人公。 


いや、あんたら息も絶え絶えですが、わしらのパーティ、皆ピンピンしてますよ。

 
次々と倒れる魔法戦士たち。

主人公達が大物を倒すと、ザルギスも「品切れ」といって逃げ出した。

魔法戦士団は大きな損失を負い、ザルギスも逃がしてしまい、

今回の大作戦は失敗に終わった・・・。

しかし、ザルギスと結託したノーラン。

なぜこのような暴挙に出たのか?

憤るアーベルク団長。

 

元から顔青かったやん?



ヴェリナード城へと戻り、ノーランの行方を追うため、

衛士団長のザイナーさんを呼ぶ。

ノーランの姿はどこにもなく、目撃者の証言によると、城を出てどこかへ逃走した模様。

国家反逆罪として指名手配されることに・・・。

ここで今回のクエストは終了。

ユナティから魔法戦士の必殺技、“マジックルーレット”を伝授される。 
 

地味だけどかなり便利なMP回復の必殺技、マジックルーレット。

どの色に止まって回復量がどうなるのか全然判っていない。

僧侶や魔法使いのMP回復してやろうと、そばに行って発動しても、

発動中に効果のある範囲外へウロチョロして、けっきょく回復できないことが多々。

じっとしちょけ。

 

レベル50になり、いよいよ最後の魔法戦士クエスト。

ザルギスの新たな潜伏先が判明した。

ドルワーム王国の民家に潜伏しているという。

そこにノーランも居るに違いない。

アーベルク団長自ら、ユナティと主人公を率いて、ドルワーム王国へと向かう。

そこの民家で、ザルギスとノーランが口論していた。

結託して魔法戦士団を陥れようとしていたが、

ザルギスから聞かされていた作戦とは異なっていたという。

その口論のさなか、突入する主人公たち。

 

 
ザルギスには逃げられてしまったが、ノーランはその場で捕える。

口論の内容から察すると、ノーランもまたザルギスに騙されて利用されていた。

アーベルク団長が、ザルギスの逃げた先をノーランに訊ねる。

思い当たる場所をノーランが言う。

ゴブル砂漠西にある、砂岩の洞窟。

そこに大量の魔物を集めて、取引の準備をしていたという。

ノーランを捕えたまま、砂岩の洞窟へと向かう一行。

 

いつからの作戦だよ!?

 

やだよ、こんな奴・・・。

 
砂岩の洞窟の最深部、砂だまりの間にザルギスが居た!

追いつめられて、最後の切り札、最強商品を繰り出してくる!

これ、デスゴーゴンさんじゃん!

「いつもの作戦だ!大物を任せる!」

なんだよそれ!

いつからそんな作戦になったんだよ!

つくづく無責任な上司だな!

「強い」選んだら、三度も全滅させられた・・・。

「ふつう」選んでなんとか辛勝。

最強商品ハンパなかった・・・。

 

主人公とザルギスほったらかしで、ドラマが開始される。

 

最強商品を倒し、ザルギスの手持ちの魔物を全滅させると、

とうとう観念し、大人しくお縄をちょうだいするザルギス。

ここから、アーベルク団長がノーランに、今回の事件を起こした動機を訊ねる。

「長話になってもかまわん。」

そのアーベルク団長のことばどおりに、自身の生い立ちを含めて、

なかなかの長話を披露してくれる、ノーラン。

 

 

ここで判ったのが、ノーランとユナティは血のつながりのない兄妹だったということ。

自分たちを助けてくれずに他国で散った魔法戦士の父、

その父を信じ誇りに思って死んでいった母。 

衛士に助けられて生き延びたノーランとユナティ。

幼い頃の悲惨な経験が、ノーランを魔法戦士ではなく衛士にさせた。

そして魔法戦士を陥れようとしたのは・・・ユナティが心配だったから。

他国での危険な任務に従事する魔法戦士。

ユナティもいつ命を落とすかわからない。

たったひとり残った大切な愛すべき家族。

彼女を守りたい一心で、ザルギスの話に乗り魔法戦士解体を画策した。

魔法戦士が信用を落とし解散となれば、ユナティが危険な任務に就くこともない。

 

 
だが・・・ノーランのその想いとは裏腹に、ユナティはそれを否定する。

アーベルク団長や主人公の前だけど、

もうあの、魔法戦士の口調ではなく、普通の妹の口調で切々と語る。

魔法戦士が遠い地で戦うのは、ウェナ諸島を守りたいという強い思いがあるから。

魔法戦士だった自分達の父親が、命をかけて戦っていられたのは、

自分達に立派な魔法戦士になってもらい、その意思を継いで欲しかったからなんだと。

アーベルク団長が、ノーランの父親から亡くなる際、預かったというものを手渡す。

魔法戦士の証。

ノーランが立派な魔法戦士になったとき、これを渡すようにと託されたと、アーベルク団長は語る。

それを手にして、泣き崩れるノーラン。

 

女王様の前でもウェディは斜めにだらしなく立つ。

女王様の前くらい背筋伸ばして、まっすぐ立てよ。

  

ヴェリナード城で国家反逆罪に問われたノーランの裁定が取り行われる。

女王ディオーレ様が、その裁決を下すが、

ノーランに情状酌量の余地があるとみて、その裁定を血縁者であるユナティに委ねる。

自身が裁定をくだすならば、厳しくせざるをえない。

妹のユナティならば、酌量を汲んで裁定を軽くできるだろうと、女王は思っていたのかもしれない。

だが・・・ユナティの下した裁定は過酷なものだった。

それはノーランにとっても、ユナティにとっても。

ユナティは兄妹である前に、

規律を重んじる誇り高き魔法戦士で有り続けたのだった。

 

まあよその国で会うことは可能ってことなんですけどね。

 

相変わらずお美しい。

 

わしも・・・見せてもらった。

ツンデレここに極まれり。



ここで魔法戦士クエストは終了。

女王の間を退室する際、ユナティに話しかけられる主人公。

副団長の特権として、これを貴公に授けたいと、魔法戦士の証をくれた。

攻撃した際、たまにMP回復するという、優れモノだ。

ありがとうございます!

これからもあなたの元で精いっぱい働かせてもらいます!

今後ともご指導ご鞭撻・・・。

魔法戦士の証を手渡すと、続けてユナティは話しだす。

「本日をもって魔法戦士団の任を解く。」

えええええーーー!

こんながんばったのに解雇ですかい!?

なんか僧侶やレンジャーのときも、こんなだったな・・・。

 

女王を無視して話を進めるユナティさん。

退室してからにせえよ。

 

実はこの魔法戦士クエスト、最初の30,35はその都度やったが、

残りはレベル50過ぎて、一気に通してやった。

そのため、あまり物語の流れに着いていけてなかったのだが、

今回記事を書くにあたって、ストーリーを再び追うと、

なかなかどうして、いいストーリーだった。

うちのチームリーダーのククリカさんが、ドラクエⅩで一番好きなキャラで、

このユナティさんを挙げていたのが、なんとなく解る気がする。

最初らへん、言葉遣いが偉そう、態度もでかい。

どうにもこうにも好きになれないキャラだった。

ただ、“ツンデレ”って言葉、使い方間違っていないかちょっと不安だったり。

でもって、ノーランを“中二病”呼ばわりするのは、ちょっと酷かな。

 

次回は、いよいよアラハギーロ!

・・・と言いたいところだけど、この魔法戦士クエストの記事が、

予想以上に長くなってしまったため、一緒に記事にできなかった、

この時期の雑記などをまとめて書こうと思う。

 

 

 

あんたらの判断基準がよう解らんわ。

 

 



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (れいな)
2015-07-22 15:00:11
全くおっしゃる通り。
もう私も広場で100回以上(笑)書きましたが、表向きは新規のためとか言いつつ本音は明らかに、完全な新規のお客様なぞ期待するより既存プレイヤーにいかにしてもう1本、2本、3本買わせるかって事に重きを置いてますよね。
まあ儲からなければサービス終了になるから致し方ないと諦観するも、なんだかなーと思いますね。
ぶっちゃけ「ついていく」も、フレンド同士で喋りながら走り回る機会が奪われてしまった昨今、単なる副アカ用の生命線機能でしかなくなりました。

プペラトンネル、私も最初に入ってスカ食らいました。最奥に広場だけがあって何のイベントもないってダンジョンは他にもたくさんありましたね。
あの中でタコメットと大王キッズをちまちま倒して「蛸・烏賊共に100匹達成したー!」と喚き、横で同じ事をしていた見知らぬライバルに「おめでとう(*´∀`*)」と言われたのは良い想い出ですねー

チラッと出てきて逃げて行った魔物商人のウェディのオッサンは、
あのヒゲどこかで見た様な・・・
あ!正体は衛士団の団長じゃない?
こいつぁ面白くなって来やがった。
と勘違いしました。
しかもノーランもグルだったと判り、ますます盛り上がってきたと思ったのですが、結局は他人の空似でした。

ラストボスの最強商品には配信当日も皆さん泣かされていましたねー
カンストしている様なフレンド達ですらパーティ組んで挑んで全滅していましたので。

魔法戦士の必殺のルーレットは、自分のMPだけが大きく回復するだけで他人のは増えないと思うのですが仕様変わったのかな?
必殺チャージしたら、まず今残ってるMPを可能な限り他キャラにMPパサーで分け与え、その後にルーレットで大回復。
というのが定石なのですが、サポ入りだと敵を倒してしまってパサーしただけでルーレット回す前に戦闘終わるという情けないパターンになりがちです(^_^;)
ワンタッチで「攻撃やめい!(できれば1匹だけ瀕死の状態で残して)」司令とかできたら良いんですけどね。

典型的なツンデレは、「べ、別にあんたのために取ってきてあげたとかじゃないんだからね!勘違いしないでよ。」みたいにツンツン怒っていながらもその実、「気に入ってもらえたら嬉しいな(ポッ)」が見え見え。みたいなのかと。
中二は、なんか小難しい熟語や横文字のフレーズをやたら多用してRPGのラスボスみたいな世の中を達観した様な、または実は俺は神の生まれ変わりなんだみたいな全知全能臭溢れるセリフを言う人かな。
あ、だから前回の「塩対応と神対応」の件で
その単語を出したのでした。
まあ彼なりにユナティを護る方法を必死で考えて出した策だったのですが、浅はかだったという面では中二的ですね。
旅芸人クエストのルルルリーチあたりもそれっぽかった。
本来この単語を生み出した伊集院光さん的にはそういう意味ではなかった様ですが調べてもあまりよくわかりませんでした。

たかが配信クエ1本でこんなに掘り下げたプレイ日記を書いてもらえたらシナリオライターも嬉しいと思いますよ。
ほとんどの人は、ろくに物語を読みもせず一気にアイテム回収するだけの「作業」としてこなしてましたからねー
それでも当時、ユナティの名前で瓜二つなキャラを作っている人をよく見かけました。まだ顔のリメイクなど不可で新規で作るしかなかった時代にもかかわらず。
ああいうのが好きな人には印象に残るキャラだったのでしょうね。
返信する
伊集院が生み出したのか!? ()
2015-07-23 00:06:12
れいなさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
 
うむ、やはり正しい意味を理解できていなかったようですね。
無理して若者の使う新造語を使うべきではなかったか・・・。
 
提案広場に100回て・・・そのバイタリティ凄まじいです。
・・・提案広場、もう全然のぞいてないや。
今まだ切実な要望とか実のある提案とかあるのかしら?
 
ザウナー団長とザルギス・・・ヒゲだけで似てねえ!
そういやザルギス、手ポキポキ鳴らして肩グルングルン回して、
「おっ!コイツやんのか!?」とか思ったら、
モンスターに任せてとっとと逃げて、ふかし野郎で笑いました。
しかし、ずしおうまるとかデスゴーゴンまで調教するとか、
魔物使いとしてゴッドハンド級の能力の持ち主ですよね。
「その能力を調和と協調に使えば、アストルティアだって救えたのに!」
思わずそんな台詞が浮かびました。
※元ネタ解りますよね?もう忘れたかも。
 
マジックルーレットは自分も最初、
自身にだけ効果のあるMP回復技だと思っていたのですが、
横に居る武闘家やバトルマスターなどの前衛職が全回復していたので、
もしかしたら近くに居る仲間にも効果あるのか!?
と、試しに後列に近づいてやると、ビンゴで魔法使いや僧侶のMPも回復しました。
Ver.3.0から仕様変更されたようです。
ただやはりルーレットの位置で回復量や有効範囲なんかもあるようで、
真横に居ても回復しないこともありますね。
 
プペラトンネルって、マップに釣りができる魚アイコンが付いてるにも関わらず、
いざ釣糸垂らしたら、「なにも泳いでいないようだ・・・」ってなる、
本当に意味のよく解らないダンジョンです。
 
返信する

コメントを投稿