よろず戯言

テーマのない冗長ブログです。

九州いも三昧

2019-01-14 20:39:03 | グルメ

福岡県を中心に店舗展開している洋和菓子店、さかえ屋

前にフィナンシェとパイが合体したようなお菓子、なんばん往来を紹介したお店。

そのさかえ屋から、昨年末に発売開始された新商品。

九州産のさつまいもを使った焼菓子、その名も“九州いも三昧”。

“九州の旨い芋 食べくらべ”をコンセプトに、南九州産のブランドさつまいもを使用した焼きパイ。

 

ラインナップは、紅はるかシルクスイートアヤ紫の三種類。

紅はるか以外は、たぶん今回初めて聞いたブランド品種。

新聞折り込みにシズル感たっぷりのその写真が掲載されており、

メインのクリスマスケーキには目もくれず、この九州いも三昧、それぞれ購入して食べてみた。

 

ふたくち程度で食べられそうな、小ぶりな長方形の焼き菓子。

焼き芋をイメージしたかのように、表面はいびつ。

おいしそうな焼色が付いていて、もう香りがたまらない。

さつまいもだけじゃなく、バターの香りもそそる。

 

 

 

紅はるか

“はるかに甘い”

  

どれも美味かった。

スイートポテトはじめ、さつまいもを使ったお菓子は多いけれど、

これまで食べてきたありきたりなものではなく、食感も風味もすごく新鮮。

しかも三者三様で、しっかり味も香りも食感も違ったのが驚き。

芋をケチらず、しっかりと素材として使用しているのだろうか。

“焼き立ての焼き芋をパイで包んだものをイメージしました”とあるように、

餡に加工されてはいるけれど、素の芋が入っているかのような感じ。

 

 

 

シルクスイート

“極上級のなめらかさ”

 

それぞれ芋の特徴を踏まえて加工されていて、

紅はるかは甘さを活かして、大学芋風に。

シルクスイートはなめらかさを活かして、生クリームやバターでスイートポテト風に。

アヤ紫はホクホクさを活かして、純な焼き芋風に。

 

 

 

アヤ紫

“ほくほくしっとり”

 

さつまいもが使用されているので重たいように思えるが、

これが案外軽く、何個でも食べられる。

とはいえ、そこは食物繊維たっぷりなさつまいも。

あまり食べ過ぎると、翌日、しっかりと出るので注意。

ガス溜まり気味,便秘気味な方にはいいかもしれない。

 

まだ発売されたばかりの新商品。

なんばん往来も すくのかめもいいけれど、この九州いも三昧、手土産におすすめだ。

個人的に、アヤ紫がいちばん気に入ったけれど、

それだけ購入ってわけじゃなく、これからも三つ同時に買って、それぞれの味を楽しむと思う。

同じさつまいもを使った福岡の人気のお菓子、二鶴堂の博多ぽてとの強力なライバルになり得るな。

 



コメントを投稿