これは欲しいっ!
そう思ってリンク先のショップをたどる。
説明文が英文だったので覚悟していたが、やっぱり海外サイトだった。
うーむ・・・海外でもアマゾンとか大手通販ならば信頼できようが、
どうみても個人か同人が運営している小規模なネットストア。
しかしこの商品、このデザイナーさんのオリジナルだし、国内では絶対に手に入れることはできまい。
悩む・・・。
最近ピクシブという、アマチュアがイラストや小説などを発表するサイト閲覧にハマっている。
きっかけは、あるゲームキャラクターのイラストを検索していてだったのだが、
そのキャラクターを検索していて、ピクシブを知って会員登録し、
たくさんのアマチュアの作品を閲覧していて、冒頭の欲しい商品が目に付いたというわけだ。
世界じゅうへ発送すると書かれていて、リンクをたどると通販サイトへに案内された。
欲しい商品は、Tシャツ。
価格は$24。
ちょうど円高傾向の時期、日本円に換算しておよそ2,600円ほど。
日本ではキャラクターもののTシャツは、大体3,500~4,800円くらい。
公式ライセンス商品で版権がかかっているから仕方がなかろうが、
この商品はかなりお手頃な商品。
キャラクターこそゲームキャラなれど、そのデザインはオリジナルなので他にはない。
この程度の値段ならばよかろう。
もし商品が届かなくとも、社会勉強だと思えばいい。
意を決して商品を購入することに決めた。
英語で名前や住所を入力し、発送方法は追跡ありに。
送料も$5で、これまた国内発送並の価格。
最後にクレジットカードの番号を打ち込み、注文と同時に決済終了。
すぐに注文を承ったという内容のメールが届いた。
10~20日程度で届くとのこと。
楽しみ待つことにした。
20日経っても届かなければ、どうやって問い合わせしよう?
おれは英語を喋れなければ、文章を書くこともできないぞ。
まあ、届かなかったときは・・・社会勉強だったとあきらめるか。
3日ほどして、再びメール。
文章はもちろん英語なので、翻訳サイトにコピペ。
>あなたの最後の注文は途中です。
>格納の内容を問い合わせたい場合はストアへ。
どういうことだ?
注文途中で完了していないってことか?
いや、決済終わったし受注完了のメールも来たはず。
それとも発送完了しましたってことなのかな?
日本の通販サイトだと、発送した際の荷物の番号や追跡システムへのリンクが掲載され、
「発送しました」「商品到着までしばらくお待ちください」などの文言があるけれど、
このメールにはそのような文章がない。
そのメールに問い合わせ先として掲載されていたリンクをたどっても404エラー。
リンク先が死んでいるって・・・。
うーむ、ちょっと心配になってきた。
この店名、“ニート”って読むのかしら?
注文からちょうど一週間。
郵便局から書留が届く。
書留?
なんだろう、クレジットカードの類かな?
そう思いながら受け取ると、ビニール袋の小型包装物。
宛名ラベルは英字だ。
!
これは!
もう届いたのか、オカルトマニアちゃんのTシャツ!
よく見ると袋には大きく、ネットストアのロゴマーク。
間違いない、ヤツだ、ヤツが来たんだ!
国際郵便物なんて受け取るの初めてだ。
海外の買い物、ゆうパックを利用したことはあったけれど、
それは郵便局が仲介して輸入業者からの発送だったので、厳密には国際郵便物ではない。
英字で表記された自分の住所と名前が、なんだかかっこいい。
発送国をよくみると、ラトビア共和国!
てっきりアメリカだと思っていたら、まさかのバルト三国。
まさかのラトビア!
さっそく開封する。
デカっ!
これはマッチョかおデブ用、ダボダボだ。
首周りや脇がきついのが苦手で、ちょっと大きめにとXLを頼んだけれど・・・。
これは、欧米人サイズ?
TシャツのS,M,Lって、国際規格じゃないのか。
日本と比べると梱包はあっさりめ。
日本は過剰包装なんだよな。
まあ、それはおいといて。
肝心のこのキャラクター、オカルトマニアちゃん。
これもこんなデカデカと掲載されていたのか。
もうちょっと小さいかと思ったけれど、これは少し恥ずかしい。
相棒のポケモン、ミミッキュも思ったよりもくっきり。
黒地に黄色だから、そりゃくっきりするわな。
ダボダボだ。
でもまあ、ひとめ惚れして購入したTシャツ。
日本にどれくらい渡ってきているか判らないが、レアだろう。
ポケモンファンが見ると、ニヤリとするような逸品。
さすがに40過ぎのおっさんが、
ポケモンのキャラで、こんなファンシーなデザインのシャツを着て外を出歩くのは、
ちょっと抵抗あるので、部屋着として利用するかな。
初めての海外通販。
ちょっとドキドキだったが、きちんと対応してくれて無事届いたのでよかった。
こういうので、気に入ったアーティスト?さんを支援するのもアリだな。
ピクシブってサイトも、若い人らがプロのような作品をたくさん発表している。
同人誌なんかはちょっとあれだけど、こういうの見つけたらまた買ってしまうかも。
ちなみに公式イラストでのキャラクターがこれ。
ポケットモンスターXYに登場する、モブキャラ、オカルトマニア。
ゴーストやエスパータイプのポケモンを繰り出してくる。
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