よろず戯言

テーマのない冗長ブログです。

金の針もエスナも効かない

2015-09-25 01:28:21 | ドラクエ

本記事、"金の針もエスナも効かない"には、ドラゴンクエストⅩ、

パラディンクエストにおける、ストーリー詳細とボスキャラの画像が含まれています。

まだ未攻略な方は、ネタバレになりますのでご注意ください。

 

7月に魔法戦士がレベル80に達したため、新たな職業をはじめた。 

スーパースターを始めようかと思ったが、

転職クエストが現状では到底達成不可能だったため、パラディンに転職した。

パラディンの転職クエストは導入されたときに既にクリアしていた。

ずいぶん時が経って、ようやくガートラントの雇われパラディンとして任務遂行にあたった。

 

転職クエストは、"かばう”して味方をかばった戦闘を何度かやったのち、

ザマ峠にある博愛の碑の前で祈るという簡単なものだった。

 

聖騎士団の副団長とおぼしきパラディン、ディヒド。

血統や身分ばかりを重んじ、雇われパラディンである主人公やズーボーを見下す嫌なやつ。

だがなかなかに人間味のあるヤツだったり。

 

パラディンになって使用する武器に悩む。

装備できる武器が、どれもこれまでスキルを取得していないものばかりだった。

ここで、最もマイナーだと思われる槍を選択した。

チームリーダーのククリカさんが槍を愛用していて、前に見たとき格好よかった。

なかなか装備しているひとを見ないので、パーティを組んだ際など、

その必殺技などが新鮮に映ったのだった。

 

そんな依頼あるかよ!

 

パラディンのレベルが30になったので、早速ガートラント城の聖騎士団執務室へと赴く。

そこでリーダーのストロング団長から、最初の任務を与えられる。

ガートラント城の参謀、マグナス様の愛犬、マリーを散歩させてくれというもの。

なんだそりゃ?

そんなものペットシッターにでも頼めよ!

そんなしょうもない任務、やってられっかよ!

執務室の入り口脇に居た、副団長らしきディヒドと同じ意見だ。

 

 

そこへ主人公と同じく、雇われパラディンのズーボーが登場。

転職のクエストの際、一度顔合わせしたことのあるキャラクターだ。

それよりもホワイトデーイベントでの男性キャラ人気投票で、

あのいけ好かないヒューザの野郎と、キザったらしのフォステイルの野郎に次いで、

このルックスでなぜか三番人気だったキャラクター。

あの人気の裏には、これから見られるであろう、

このズーボーの人柄が大きく関わっているに違いない。

 

ピチョンさんきつめ。

 

しょうもない任務を快く引き受けるズーボー。

さっそくマグナス様の愛犬マリーを迎えに行くも、いきなり部屋から逃走。

メイドから叱られるズーボー。

これは先が思いやられる・・・。

けっきょく城の外へと飛び出してしまったマリーちゃん。

ギルザットまで競争だとかなんとかで、そこまで行くことに・・・。

 

 

ガートラント領からギルザット地方へ行くにはふたつルートがある。

ちゃんとズーボーは城を出て東に進んだ先から~と説明してくれたにも関わらず、

自分はいつも使う、城の真裏の南のルートからギルザット地方に進入してしまった。

当然、なんのイベントも起こらない・・・。

ああ、違うた・・・引き返してもう一方の東側ルートへ進路を変更するも、

このルートを使ったことがない。

立体的になっている地形がよく判らず、その場所に来ても柵から飛び降りることもできず、

結局またギルザットに進めない・・・。

 

おまえ全然忙しそうに見えないのだが。

 

ようやく正解ルートのギルザットに到着し、マリーちゃんとズーボーに遭遇。

マリーちゃん、そこに居た野良イヌと逢引きしていた模様。

犬に気さくに話しかけるズーボー、ここからまた城に引き返す。

往復するだけのクエストなのに、道を間違えて迷ってしまったため、

なんだかえらい時間がかかってしまった。

無事、マグナス様の部屋までマリーちゃんを送り届けて、今回のクエスト終了。

ストロング団長からパラディンの靴をもらう。

メイドのピチョンさんにも感謝されてよかった。

ふだんマグナス様の部屋は入ることができないので、

ピチョンさん、このクエストでしか会えないから残念だ。

 

見直しましたか?

このあと城下町の酒場でいっぱいどうです?

 

パラディンのレベルが35になったので、またガートラント城のストロング団長のところへ。

団長、なにやらディヒドと会話中。

グロスナー王直々の依頼の任務が来ており、大金の絡んだワケありげな依頼らしい。

このワケありげな任務を、正規の王宮パラディンではなく、

雇われパラディンである主人公とズーボーに託すストロング団長。

任務の内容を説明される。

ゲルト海峡にある橋上の宿まで行き、

そこで待つ少女を連れて、無事にガートラント城まで連れ帰ってくること。

同時に小箱を渡される。

少女の付添い人に、これを渡せとのこと。

 

王からの依頼を"汚れ仕事”よばわりとは・・・。

 

 

一路、ゲルト海峡を目指す主人公とズーボー。

そこの橋上の宿屋の二階に、少女が居るという。

一階の宿屋のおネエちゃんに案内され、二階へと進む。

そこに待ち構えていたのは・・・少女・・・ババアじゃねえか!!

「例のモノは持ってきたのか?」

そう訊ねてきたババアに、ズーボーが小箱を手渡す。

「中を検めさせてもらおう・・。」

そう言うとババアが箱を開ける。

中には大金が詰まっていた!

 

コペばあさんを思い出すな。

 

「取引成立じゃな。」

そう言ってババアが少女を連れてきた。

まだまだ幼い女の子。

少女の名前はジェニャ!

ここで登場したか!

まさかパラディンイベントで登場するとは思ってもいなかった。

最初のバレンタインイベントで登場した関西弁を喋るオーガの女の子。

なんか守銭奴らしく、アピールの台詞もそれっぽいものだったっけ。

ノミネート中、人気最下位で、それっきりの登場だ。

 

 

詮索しすぎだ!

ワイドショーの見過ぎ!女性週刊誌の見過ぎ!!

 

ジェニャをガートラントまで連れ帰る。

はしゃぐジェニャに対し、取引に不信感を抱いていたズーボーが訊ねる。

「さっきのお金は何なのだ?」

だが、ジェニャはすっとボケてはぐらかす。

ストロング団長はじめ、城の人たちからジェニャは丁重にもてなされる。

だが彼女が一体何者なのか?

なぜ厳戒態勢でガートラント城まで招かれたのか?

パラディンの連中も誰も詳細を知らない。

グロスナー王の隠し子?

そんな噂をするパラディンたち。

いや・・・王さま、孫娘があんな大きいんだぜ?

モンスター狩りやるほど元気だとはいえ、あっちの方も現役って感じじゃあないけどなあ。

 

 

 

ピチョンさん仕事多いな。

 

入室したらまずはお前に話しかけるのが楽しみなんだよ!

前のプレイヤー見ろ、お前素通りされてんじゃねえか。

いちNPCにその都度話しかけてくれるプレイヤーに感謝しろ。

 

ジェニャが何者なのかよく判らないままだが、今回のクエストはここで終了。

ストロング団長から報酬として、パラディンタイツをもらう。

いやあ、ドワーフだとそんな目立たないけれど、カッチョ悪いズボンですね。

まず、なんでそんな色なんですか?

 

 

ざまぁ!

  

レベル40になり、新たな任務を受けにストロング団長の元へ。

そこでまたズーボーとともに新たな任務が下される。

ジェニャをウェナ諸島、レーナム緑野にある地底湖の洞窟まで連れて行って欲しいという。

本来、要人警護なので王宮パラディンがやるべき任務だが、

ジェニャ本人の要望で、警護にズーボーと主人公が指名されたのだった。

 

ジェニャのことを詮索しようとするズーボーを咎めるストロング団長。

この言葉を守らなかったばかりに・・・。

 

心配性だなピチョンさん。

 

ジェニャを連れて、地底湖の洞窟へと進む。

途中ズーボーがジェニャに問いかける。

ジェニャが以前いた場所で守銭奴で有名だったという、よくない噂を聞いたというズーボー。

ゲルト海峡まで迎えに行った際、老婆に渡した大金のことも含め、不審に思っていたのだろうか。

「貯金が趣味だっただけやねん。」

そう言って、なんだかごまかしている様子のジェニャ。

  

地底湖の洞窟で、ここだけ確か釣りできないのよね。

 

洞窟の中程にある、清澄の冷泉なる場所までジェニャを誘導する。

そこが目的地らしいが、目的が何なのか判らないまま。

冷泉に着くと、ジェニャが泉に入り何かを唱える。

洗礼か何かを受けたのか?

ほのかな光がジェニャを包み込む。

「これで用は済んだ、かえろ。」 

「なにをしたのだ?」

疑問に思うズーボーだったが、「女の子のひみつ!」と言いながら、

またも話をはぐらかしてしまうジェニャ。

 

次のクエストで伏字に入る文字が判るのだった・・・。

 

ガートラント城へ帰ってくると、マグナス様の愛犬マリーちゃんが登場。

犬好きというジェニャ、マリーと会って感激する。

だがここで、ジェニャがガートラントに長く滞在しないということが判る。

ジェニャは何者で、何のためにここへ連れてこられたのか?

ますます謎が深まるばかり。

ここでこのクエストは終了。

報酬として、パラディンチェインをもらう。

これが・・・例のタコメットになれるというダサダサ装備ですね!!

というか、装備可能レベルが30と低かったんで、魔法戦士のときと同じく、

報酬としてもらう前にバザーでゲットして装備していたんですけどね。

 

意味深なジェニャの台詞。

 

お前はロナ家の人間か!?

 

このクエストを進めていた真夏に、パラディンチェインを装備し続けた。

実際の気温も暑いなか、見るからに暑苦しいこの装備。

この鎖かたびらのようなフードの下に、別に兜も装備してるんだぜ?

どんだけ蒸れるんだ?

そりゃ月代入れるようになるって・・・。

この装備で実際に、こういう場所へ行くと普通に死ねるよな・・・そんな風に思った。

 

常夏のビーチで。

死ねる。

 

うっそうとしたジャングルで。

死ねる。

 

灼熱の砂漠で。

死ねる。

 

ボロヌス溶岩流とか、カルサドラ火山とか、レイダメテスとか、

さすがに即死だろうから行かなかった・・・。

 

だんだん気さくになってきたディヒドさん。

 

レベル45になり、ストロング団長の元へ。

パラディンの必殺技、"パラディンガード"を習得してもらうと言われる。

ランドンフットで、ライノスキングを、やいばのぼうぎょでダメージを与えてから5匹倒すというもの。

さっそくランドンフットへ行き、ライノスキングの居るエリアへ。

ここでまた迷った・・・。

立体的になっている場所で、氷のはった場所をウロついていたが、

ホタテワラビーやフロストギズモばかり・・・。

ぐるりと回り道して、ライノスキングが徘徊する場所にたどり着き、

試練をこなし、ガートラント城へと戻る。

 

やいばのぼうぎょ。

デンタザウルスとかにやられると非常にいやらしい技だが、実用性は低いかも。

 

「きっとジェニャを守るため、パラディンガードを覚えるのだ!」

やはり同じくパラディンガードを覚えるべく、

ランドンフットで試練を終えて帰って来たズーボーと、聖騎士団執務室の入り口で一緒になる。

だが、中からストロング団長とディヒドの話声が聞こえてきた。

ジェニャのことに関して、グロスナー王から、

王宮パラディンへ緊急招集がかかり、重大発表がなされたという。

ここでついにジェニャの詳細が明かされる。

オーグリード大陸に100年に一度、大地の竜が目覚め、大陸を滅ぼさんと暴れるという。

その大地の竜を沈めるため、生贄として少女を捧げ、オーグリード大陸を守る習わし。

大地の竜が目覚めるのが間近に迫っており、

ジェニャはその竜を沈める儀式の生贄になる少女だった。

 

 

聞き耳を立てていたズーボー、真実を知ってしまい、

激高して激しくドアを開けて部屋に入るや、ストロング団長に詰め寄る。

「死ぬために守るなんてどういうことなのだ!!」

「俺達だって不本意なんだ!」

反論するストロング団長。

「多くの人の命を助けるために、ジェニャが犠牲になるのはおかしい!」

納得いかず、まだ団長に激しく意見するズーボー。

これまで温厚だったズーボーが豹変してしまった。

 

 

二人が口論しているなか、ジェニャがやって来る。

「あたしが望んだこと。」

そう言って、ズーボーを諭すジェニャ。

ジェニャの出身地は貧困にあえぐ小さな集落。

集落の子どもたちを救うため、お金を稼ごうとしたけれど、全然足りない・・・。

そこでみんなを救うため大金と引換に、自らが生贄に名乗りでたのだという。

そう切々と説明して、ズーボーを納得させようとするジェニャ。

なんて健気な子なんだ。

 

 

だが、納得いかないズーボー。

うつむいたまま、無言で部屋から出て行ってしまう。

ここでこのクエストは終了。

ストロング団長から、パラディンの必殺技、パラディンガードを授かる。

ジェニャを大地の竜の元まで届ける際、必須となる技だとか。

ここで団長が皆に言う。

「意に反する者は、次回の任務に参加するな!」と。

 

情けないように聞こえるが、至極まっとうなことを言っている。

 

パラディンガードを覚え、さっそく戦闘で発動してみた。

これはいい!!

物理攻撃も魔法攻撃もブレスも完全ガード!

しかも発動中は、モンスター全員が自分に対してヘイト状態になるため、

無敵状態の自分に攻撃を集中させられる!

だが・・・欠点もある。

発動時、眠りとかショックとかで、停止状態の敵はヘイトしないこと。

おバカなサポートが、たまにロストアタックしてしまうこと。

アモデウスらが使う、"あやつる”は防げないこと。

ただそれら欠点を補っても余りある効果があることは間違いない!

これから有効に使いたい。

 

パラディンガード。

旗回すとこ撮りたいけれど、シャッターが間にあわないんだ・・・。

 

 

 

レベル50に到達し、いよいよその時がやってきた。

とうとうジェニャとお別れのとき・・・。

このまま、パラディンクエスト途中で放棄しちまえば、ジェニャは生贄にならずに済む。

・・・が、まあ進めないと、パラディンの証もらえないし、

このストーリーの結末も知りたいし・・・。

意を決して、ガートラントの聖騎士団執務室へ―。

ここへ来るのも最後だな。

 

そんなん言われたら、ピチョンさん余計泣くって。

 

ストロング団長からいよいよ、大地の竜へ生贄・・ジェニャを捧げるときがきたと告げられる。

準備を整えて、ジェニャがやって来る。

最重要の任務のため、本来、王宮パラディンのみでやるつもりだったが、

ジェニャの要望で、またズーボーと主人公がこの任務に参加することになった。

ところが、ズーボーはあれ以来、行方をくらまし連絡がつかないという。

大地の竜の目覚めのときが迫っており、仕方なくズーボー抜きで任務を開始しようとする。

そのとき、入り口にズーボーの姿が!

 

 

ズーボーは相変わらず納得のいかない様子だったが、

生贄になることがジェニャの望んだことならば・・・と、任務に参加する。

ジェニャを護衛する役に着き、他の王宮パラディンとともに先発する。

そして主人公は、ストロング団長から、大地の竜を目覚めさせるという秘伝の踊りを伝授される。

・・・・。

この踊り・・・ダストン様がやっていたやつだな。

パラディンクエストで覚えるとは聞いていたが、こんな形で覚えるとは・・・。

このシリアスな場面で、強面のストロング団長が、

この滑稽な踊りを皆の前で披露してくれる。

罰ゲームだ!

 

禁じられなくとも踊ることはないと思います。

 

カッコよく号令を飛ばすストロング団長。

でもさっき披露した踊りのせいでサマにならず。

 

大地の竜バウギアを目覚めさせる秘伝の踊り、"ふしぎなおどり"を覚え、

いざ、竜が眠るオルセコ高地の、バウガの風穴へと向かう。

・・・。

ちょっと待て、目覚めさせる踊りを踊らなければ、眠ったままなんじゃないのかい?

わざわざ起こして生贄を捧げんといけんのかい?

それとも、竜が普通に目覚めたら、もう生贄なんて効かなくて、

一気に大陸が沈められちゃうとか、そういう理屈でもあるのか?

 

ズーボーに限ってはありうるな・・・。

 

バウガの風穴。

ずっと初期に訪れたことのある場所。

壁から天井に張り巡らされた、恐竜の骨のようなものが気になっていた場所だった。

このクエストの場所だったのね。

 

バウガの風穴の最深部、竜のねぐらに到着。

ほどなくして、ストロング団長とディヒドも到着。

団長の命令で、さっき教わったふしぎなおどりを舞う。

すると、大きな地響きが起こる・・・とうとう大地の竜バウギアが目覚めた!

だが、肝心のジェニャ一行が到着していない!

様子を見に、竜のねぐらからいったん出る。

まさか・・・思いつめたズーボーが命令に背いてジェニャを逃がしてしまったのか!?

 

見れば見るほどアホらしくて滑稽な踊り。

竜が目覚めるのは、これでバカにされたと思ってんじゃないの?

 

ギャラリーが二人だけで助かった・・・。

 

竜のねぐらを出ると、ジェニャ一行がすぐそこまで来ていた。

ズーボーが重傷を負い、傷を押さえうずくまっていた。

不意に襲いかかって来た魔物から、ジェニャをかばったという。

心配そうにズーボーを気遣うジェニャ。

だが、もう竜は目覚めている。

一刻も早く、生贄・・ジェニャを捧げて、また眠りについてもらわねばならない。

すぐにジェニャを連れて、再び竜のねぐらへと進む。

 

誰かホイミしてやれよと。

 

激しい揺れと地響き、竜のおたけびがとどろくなか、

ひとり少女が歩を進めていく。

幼い少女が己で決めた、過酷な運命。

振り返り、ここまで送ってくれたパラディン達に、気丈にほほえみながら礼を言い、

「みんな、あたしの分まで、いっぱい生きてや!」

そう最後に言って、竜のところまで進んでいく。

もう号泣ですよ。

なんて・・・なんて健気な子なんだ!!

なんでこんないい子が最下位だったんだ!!!

マリーンより下なんてどうかしてるわ!

 

 

気丈なジェニャを見て、うつむくズーボー。

「大丈夫や・・・こわない・・・。」

「あたしの命ひとつで・・みんなが助かるんやもん・・・。」

竜の足音が次第に大きくなってくる・・・。

「これでええんや・・・。」

「ええんやけど・・・本当は・・・。」

とうとうジェニャの目の前に、紫色の毒々しく禍々しい竜が姿を現した!

激しくおたけびをあげて、尻尾と翼を広げ、今にもジェニャを飲みこもうとする。

死を覚悟して、うつむいたジェニャが最後につぶやく。

「もっと・・・生きたい・・・。」

 

  

ジェニャの発した最後の本音を聞いた瞬間、

重傷を負っているズーボーが、突然飛び出してジェニャの前に立ちはだかる。

パラディンガードで、間一髪、竜の攻撃からジェニャを守った。

「生きたいヤツが死んではいけないのだ!」

「オイラが盾になって、ジェニャの未来を守る!!」

大地の竜の攻撃をパラディンガードで食い止められるわけがない!

ズーボーを止めようとする、ストロング団長。

だが、聞く耳を持たないズーボーは、ただただジェニャを守りたい一心で、

巨大な竜を目の前に、己の命を投げ出してジェニャの盾となり、主人公に手助けを求める。

 

キングリザードのカラバリ。

紫の印象だったけど、画像見たらグレーに近いかな?

 

ここで、大地の竜バウギアとバトルに!

無謀にも、「つよい」を選択。

こいつが厄介で、ガード技で打撃か魔法どちらかを無効にしたうえ、

はげしいおたけびや、もえさかるほのおで、

大ダメージの範囲技を繰り出してくる。

さらに、頻繁にヘイト状態になり、敗北を覚悟した。

結果、なんとか勝利!

魔法使い連れていなくって大苦戦。

最後は聖水役になっていたわ。

 

僧侶のサポートが狙われた!

におうだちしたら、ヘイト状態になり、反対側に居たサポートに襲いかかるという・・・。

 

バウギアをなんとか撃破。

うめき声を上げながら、すごすごとねぐらへ帰っていく大地の竜。

「大地の竜が・・・退いた!?」

「す・・すごい! こんなことが可能だなんて・・・!」

「本当にすごいヤツらだぜ!」

竜を撃破しジェニャを守り抜いたことに驚愕する、ストロング団長はじめ他のパラディン達。 

だが、同時にジェニャの悲痛な声が響く。

ジェニャの前で立ちはだかっていたズーボーが、力尽き変わり果てた姿になっていた。

なんと・・・巨大な石へと姿を変えていた。

それは真のパラディンを祀っているという、博愛の碑に並ぶ石碑と同じ形だった。

 

 

自ら命を投げ出して人の命を守り、石へと姿を変えたズーボー。

彼こそ真のパラディンだった!!

ストロング団長の号令で、黙祷するパラディン達。

泣き叫ぶジェニャの声が、竜のねぐらにこだまする。

・・・・。

強敵倒して、ホッとひと息つく間もなく、号泣ですよ。

ズーボー、無茶しやがって・・・。

 

大地の竜を退散させたことをグロスナー王に評価され、パラディンの証が授与される。

攻撃をガードした際、たまに相手をマヒさせることがあるという優れモノだ。

そして石と化したズーボーが、博愛の碑に運び込まれた。

並んでいる石碑群は、ズーボーと同じく、

これまでに他人を守るために命を投げしたパラディン達そのものだったのだ。

そういうの普通きちんと記録されて語り継がれないか?

なんで学者が知っていて、本職が知らないんだよ。

オーレンの謎を解き明かそうとしていた、グレン城の学者が嘆いていたけれど、

オーガって本当に歴史を重んじないのな。

 

よく言った!

 

こうしてパラディンクエストは終了。

ガートラント城を後にする。

あ・・・そういえば、今回は任を解かれなかったな。

そんなことを考えながら、城下町へ出ると、

マグナス様の愛犬、マリーちゃんが城から飛び出してきた!

そしてそれを追いかけて、ジェニャが飛び出してきた!

元気になった様子で主人公にお礼をする。

そして、助けられたこの命でズーボーのぶんまで生きる!と力強く言ってくれた。

将来はズーボーのように、人々を守る立派なパラディンになりたい!とも。

ジェニャともここでお別れだ。

前向きで強い少女は、きっと立派なパラディンになれる!

そう確信して、おっさんはガートラントを後にしたのだった。

 

 

ガートラントからルーラストーンなど使わず、ドルボードでまっすぐに突き進む。

目的地は・・・そう、ザマ峠だ。

ザマ峠の南部の隅っこに、いびつな石碑が並んでいる。

博愛の碑。

そこに新たに追加されたであろう、ズーボーに挨拶をしに行く。

本当に無茶しやがって・・・お前が人気高い理由が、痛いほど解った。

だからこそ、ヒューザみたいな野郎が一位なのが尚更許せん!

ジェニャもだ・・・先日開催された、アストルティアクイーンの予選会で、

ノミネートされた48人中、45位と散々たる結果・・・。

なにがいけない・・・?

なんで珍走DQNや魔物姉妹より下なのよ?

解せん!!

 

ズーボー、お前のことは忘れない。

・・・で、どれがズーボーなんだろう?

 

 

皆の前であれを披露するんだから、団長といえど、そりゃ深呼吸しますわな。

 



2 コメント

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Unknown (れいな)
2015-09-26 11:40:03
やいばの防御、バリ使えますよ~
私も最初は単なるプチカウンターだと思って軽視していたのですが、ボス戦で非常に重宝します。
ガイアなどに自分がタゲられた時、壁役がいてくれる時はいいのですが居ない時は咄嗟にこれを選択します。
カウンターするのはあくまでオマケで主目的はダメージ軽減です。
自身のHP280くらいでボスの一撃が300だった場合、そのまま受けると即死決定ですが、やいばの防御を直前に選択すれば250くらいに軽減され辛くも生き残る事ができます。
また、自分だけが分不相応な強いボス戦に連れて行かれて死にまくってお荷物になりそうな時も、やいばの防御を中心に囮となって立ち回る策も有ります。
「ぼうぎょ」の使える「盾」を装備していなくても、またパラ以外のどんな職の時でもダメージ軽減が狙えるところが大きいスキルです。
咄嗟に入力できる様に1ページ目の一番下とかに並べ替えておかなきゃいけませんけどね。

パラディンガードは素晴らしい必殺技なのですが、発動が時間かかるため壁役として相撲中に使うとマズい事になります。
旗をクルクル回している間にスルッと抜かれてしまって結果として相撲失敗して後衛の人達が血祭りにあげられてしまう事が多いです。

団長の踊り・・・
そう言えばバージョン1.1解禁直後に早くもこれをクリアしていたぐれねこさんが唖然としていました。
ちょうど3年前くらいですね。
もうジェニャの事なんかみんな忘れちゃっててその順位なのかな?
そろそろガキから少女に成長してそうですが、このゲームは年を取らないんですね。
藤澤ディレクターは「ジェニャも10年後にはマイユみたいになるんだぜ。」っておっしゃっていたのですが(^_^;)
ドラクエ5みたいに数年経てばいつかズーボーの石化を解くクエストとか来ないかな?

前の記事のウイルス達ですが、十中八九レート詐欺すなわちセカンドライセンスか何かでしょうね。
メインライセンスならもっとまともなMii名を付けると思いますが、サブはいかにも適当に作ったらしいMiiや名無しやウイルスなど悪印象もしくは病んでいる様な名前のMiiをつけている人が多いです。
なんとなく後ろめたさとかよろしくない事をしてしまっているという自覚はあるのかも。
Wii版の時も他のオンラインゲームでも同じ傾向です。
まあだいたい動きを見た瞬間に、初心者ではないなって判りますけどね。

そう言えばダンバンさんの出てくるWii「ゼノブレイド」は超オススメですが、Wii U「ゼノブレイドクロス」はそれの続編でも何でもなく全くストーリーが面白くない駄作ですので一応お知らせしておきますね。
返信する
ジェニャの魅力は愛嬌あるとこ ()
2015-09-26 23:59:30
れいなさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
 
やいばのぼうぎょ、なるほど重宝される場面もあるんですね。
強ボスとかコインボスとかで、そのような場面に出くわしたら、
れいなさんの活用法を思い出して使ってみようと思います。
 
パラディンガードは確かに発動が遅いですよね。
とうか、必殺技はどれも無駄なエフェクトで発動が遅い・・・。
必殺技に時間かけるのは日本文化だ!
だが、それ待たずに攻撃してくる魔物は欧米文化?だ。
 
悲壮感ただようシーンにブッ込んで来たギャグシーン。
団長の踊りのシーンはある種ドラクエの伝統かもしれません。
無音で皆の前で必死に踊る団長に、自分も唖然としましたね。
 
ジェニャの第一回目の結果は、まだ認知度が低かったものだと思われますが、
今は逆に忘れ去られた感がありますね。
ソーミャやフウラ、リゼロッタらと張り合ってもいいくらい、
健気さでは負けていないと思います。
他の小娘どもと違って愛嬌もいいし。
でもやっぱりメインストーリーのキャラと比べると、
存在感がイマイチなのかなあ。
 
ズーボーは個人的に、かわいそうだけど、
あのままの方が感動的かなあ。
マザーヘレナとかも。
パロムポロムが復活してきたとき、感動もしたけど、
後から白けたりしたもんだから・・・。
 
話変わってマリオカートですが、レート詐欺は解るんですが、
サブライセンスって作れるんですか?
Wiiは四つ作れていたけれど、これってひとつしか作れなくないですか?
WiiU自体で別ライセンスが作れるってことなのかな?
まあそれよりも、漢字やヘンな記号入りのMiiですよ。
ミーバースの公式の投稿(ケイさん)読んだら、
やっぱり外部ツールを使用しての改造だそうです。
それが最近増えてますんで怖いですね。
 
なぜ脈絡なくゼノブレイドの話題が?!
セラフィのときのコメントへの返答ですかね。
返信する

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