先月はじめ頃、スーパーで山積みにされて売られていた商品。
三幸製菓のロングセラー商品、せんべいの雪の宿。
その夏季限定商品、塩バニラ味。
雪の宿は以前、紹介したこともある好きなせんべい菓子のひとつ。
ベースは何の変哲もない、塩味の効いたサラダせんべい。
その片面には、蜜というか、甘い砂糖の塊がたっぷり。
甘じょっぱさと、サクサクでほろほろした、独特の食感が人気の理由か?
塩の魔法をひとふり。
何年か前に流行ったトルコ人のイケメン料理人を思い出した。
これまでも夏季限定で、塩レモン味やラムネ味を出していた。
でもって、塩バニラ味も出していた。
レモン味やラムネ味は覚えていたが、塩バニラ味のことはすっかり忘れ、
目新しく感じて購入してしまった。
まあ、5年も前のことなので忘れていても仕方なかろう。
パッケージも大きく変わっているようだし、
塩バニラ味だけ、あらためて紹介してもよかろ。
バニラなので、色はノーマルのミルク味と変わらず。
見た目シンプルなふつうの雪の宿。
だが、小袋を開けると、プーンとバニラの香り。
バニラの独特の甘ったるい香りがたまらない。
これが雪の宿の風味・食感とよくマッチしていて美味しい。
裏だけみるとシンプルなサラダせんべい。
表にはたっぷりの砂糖。
この砂糖が付いている方を下(舌)側に口に入れるよね?
知らないひとが多いけれど、バニラの香りって、ランの種の香り。
バニラって、実は花のラン。
よくバニラアイスなんかのパッケージに白い花が描かれているが、あれがそう。
この雪の宿 塩バニラ味のパッケージにも、ひっそりと描かれている。
バニラエッセンスは、そのランの種鞘を加工(熟成・乾燥)して作られる、
バニラビーンズから抽出された香料。
普通に園芸店でも販売されていて、自分も以前育てていたことがある。
枯らしちゃったけど・・・。
雪の宿のキャラクター、ホワミル。
ホイップクリームの妖精らしい。
真夏でもどてらを着込む。
そんなバニラの香りと、塩の風味が楽しめる塩バニラ味。
せんべい自体に塩味が効いているので、塩バニラにする必要はないかもしれないが、
ただバニラの香りだけよりも、「塩」が効いている方が夏場は売れるのかもしれない。
レモンも単純にレモンより、「塩」レモンの方がよさそうだし、
トマトやスイカも頭に「塩」を付けると、なんとなく美味そうに思えてしまう。
最近、スイカに塩を振るひともそんな居ないだろうが・・・。
いちおう7月末までの期間限定商品らしいが、
既にどこのスーパーでもまったく見かけない。
まあ、リピートするほどのものでもなかったし、
クソ暑い夏場に、そんなせんべいを欲しないかな。
雪の宿に関わらず、他のせんべいやあられ、
業界的にも夏場はおそらく売上減少するんだろうな。
そんなことを考えながら、バリバリと食べる。
意外とちらかる。
ドラゴンクエストⅩ、ロヴォス高地西部にある塩水晶の洞窟。
良質の岩塩が水晶のように堆積した美しい洞窟。
この中で振動を起こす(拍手する)と、極上の塩(ソルトクォーツ)が取れるらしい。
ソフトクリームを掲げて、塩を振らせようと思ったが、
この状態だと柏手が打てないことに気づく。
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