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雪の宿 塩バニラ味

2021-07-07 18:09:28 | グルメ

 

先月はじめ頃、スーパーで山積みにされて売られていた商品。

三幸製菓のロングセラー商品、せんべいの雪の宿

その夏季限定商品、塩バニラ味。

 

雪の宿は以前、紹介したこともある好きなせんべい菓子のひとつ。

ベースは何の変哲もない、塩味の効いたサラダせんべい。

その片面には、蜜というか、甘い砂糖の塊がたっぷり。

甘じょっぱさと、サクサクでほろほろした、独特の食感が人気の理由か?

 

塩の魔法をひとふり。

何年か前に流行ったトルコ人のイケメン料理人を思い出した。

 

これまでも夏季限定で、塩レモン味やラムネ味を出していた。

でもって、塩バニラ味も出していた。

レモン味やラムネ味は覚えていたが、塩バニラ味のことはすっかり忘れ、

目新しく感じて購入してしまった。

まあ、5年も前のことなので忘れていても仕方なかろう。

パッケージも大きく変わっているようだし、

塩バニラ味だけ、あらためて紹介してもよかろ。

 

 

バニラなので、色はノーマルのミルク味と変わらず。

見た目シンプルなふつうの雪の宿。

だが、小袋を開けると、プーンとバニラの香り。

バニラの独特の甘ったるい香りがたまらない。

これが雪の宿の風味・食感とよくマッチしていて美味しい。

 

 

裏だけみるとシンプルなサラダせんべい。

表にはたっぷりの砂糖。

この砂糖が付いている方を下(舌)側に口に入れるよね?

 

知らないひとが多いけれど、バニラの香りって、ランの種の香り。

バニラって、実は花のラン。

よくバニラアイスなんかのパッケージに白い花が描かれているが、あれがそう。

この雪の宿 塩バニラ味のパッケージにも、ひっそりと描かれている。

バニラエッセンスは、そのランの種鞘を加工(熟成・乾燥)して作られる、

バニラビーンズから抽出された香料。

普通に園芸店でも販売されていて、自分も以前育てていたことがある。

枯らしちゃったけど・・・。

 

 

雪の宿のキャラクター、ホワミル。

ホイップクリームの妖精らしい。

真夏でもどてらを着込む。

 

そんなバニラの香りと、塩の風味が楽しめる塩バニラ味。

せんべい自体に塩味が効いているので、塩バニラにする必要はないかもしれないが、

ただバニラの香りだけよりも、「塩」が効いている方が夏場は売れるのかもしれない。

レモンも単純にレモンより、「塩」レモンの方がよさそうだし、

トマトやスイカも頭に「塩」を付けると、なんとなく美味そうに思えてしまう。

最近、スイカに塩を振るひともそんな居ないだろうが・・・。

 

 

いちおう7月末までの期間限定商品らしいが、

既にどこのスーパーでもまったく見かけない。

まあ、リピートするほどのものでもなかったし、

クソ暑い夏場に、そんなせんべいを欲しないかな。

雪の宿に関わらず、他のせんべいやあられ、

業界的にも夏場はおそらく売上減少するんだろうな。

そんなことを考えながら、バリバリと食べる。

意外とちらかる。

 

ドラゴンクエストⅩ、ロヴォス高地西部にある塩水晶の洞窟。

良質の岩塩が水晶のように堆積した美しい洞窟。

この中で振動を起こす(拍手する)と、極上の塩(ソルトクォーツ)が取れるらしい。

ソフトクリームを掲げて、塩を振らせようと思ったが、

この状態だと柏手が打てないことに気づく。

 



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