お盆が過ぎ、日中の暑さもちょっとやわらいだように感じる。
明け方なんかは、ちょっと扇風機を切ってタオルケットが欲しくなる。
そんな夏の終わりに、今年の夏のドラクエⅩでのいろんなことをまとめてみた。
まずは七夕イベント。
6月末だったかな、ちょうど休みで昼間からドラクエ。
ガタラの町の片隅に、見馴れぬ浴衣姿の人造人間17号さんの姿。
ああ、そうか今日がイベント開始日だったっけ。
毎年恒例、七夕イベント会場へ導いてくれる、カササギさんだ。
今日は時間がたっぷりあるし、行ってみようか。
そんなわけで七夕イベントスタート。
イベントといっても、今年はクエストを受注するものでもなく、
例年のように、各職人総出でアイテムをそろえたりする必要もなく、
単純に七夕イベント限定アイテムを集めるだけの手軽なイベントだった。
イベント会場の高台には、彦星と織姫が並んでいた。
去年も一昨年も、このクエストやっていなかったから、二人が揃った状態で会うのは初めてだ。
なんでも彦星が願い人たちの短冊を失くしたとかどうとかで、
それをモンスターが持ってるから倒して手に入れ、
手に入れた短冊の内容を達成してくれたら、なんたらの花びらをくれるという。
いわば依頼書クエスト。
なんたらの金平糖とかいうのをもらって、さっそくモンスターを倒しに。
この金平糖を食べてモンスターとバトルになると、
勝利後にたまに短冊を落としてくれるというもの。
まあほどよい頻度で短冊を手に入れることができた。
銀河の装束一式。
これ気に入った!
座るとすごいことに・・・これ変形途中のサイコガンダムみたい。
短冊の依頼を達成して、花びらもけっこう集めて七夕限定アイテムと交換する。
あまりドレスアップとかに興味ないタチだけど、
なんとなく自分に似合いそうな気がして銀河の装束一式を集めた。
うむ・・・なかなかいいのではないか?
このイベントやる数日前に大きな神社に行って、そういうの見ていたもんだから尚更。
ちなみに女キャラだと、巫女さんの衣装一式。
これがなんともいい。
巫女さんの衣装って妙にそそる。
ナイスな巫女さん達がパフォーマンスしていた。
おひねりあげたい。
銀河装束一式そろえたけれど、なんとなく家具も集めたくなって、
残った金平糖を使って、イベント期間中 合間をみては花びら集めをやった。
結果、家具をいくつかゲット。
浴衣は要らないや・・と、浴衣だけはゲットしなかった。
しかしこれ、金平糖モビールだっけ、アイテムの説明文が詐欺だよな。
「次々と花火が打ち上げられる金平糖モビール」
これ花火? あとどこら辺が金平糖?
まあ、きれいだけどもさ。
金平糖モビール。
雲みたいな形のやつが金平糖?
正式名称忘れたけれど、なんか照明。
これ以外にも、アロマキャンドルみたいなのもそろえた。
この頃、仕事に嫌気がさして気分的に滅入っていて(今もだけど)、
短冊に毎日「転職したい」って書いて、笹に飾った。
他人の短冊のぞくと、「6億当たりますように!」ばっかで笑った。
どいつもこいつも、「6億」「6億」!
このとき導入された、アストルティアハッピーくじ。
現実にある宝くじみたいなものだけど、それの特等が6億ゴールド。
リアルで当たったら大歓喜だけど、ドラクエでそれ当てちゃつまんねえだろうな。
せいぜい1,000万くらいでいいや。
短冊を飾れる笹。
シュリナさんが来てた!
その着物はちょっと似合ってないような・・・。
この会場にもっとも似つかわしくない人物も。
コーデさん、浴衣にインスピレーションもらったようです。
まだ出会ってないのがこのひと。
誰かの家でキタキタ踊りみたいなポーズしている、このひとの像を見た覚えがあるのだが思いだせない。
なんかブツクサと気味悪いわ、自分のこと"通りすがりの美人”だとか、あんまり関わりたくないキャラだな。
出店の作り込みようが凄い。
タコヤキください!
今年はガラになく、七夕イベントを堪能した。
毎年、「面倒くさい」「ややこしい」「バカップル」と苦情の多いこのイベント。
そういった声に応じて、今回は簡単なものにしたのだろうが、
こうなるとまた、「味気ない」「つまらない」「バカップル」と苦情が来る。
ドラクエユーザーの要望にストライクさせることは困難だな。
わしは与えられた環境で十二分に楽しむだけ。
つまんないと思ったら、スルーすればいいだけ。
わざわざ全部こなす必要もなかろう?
新しく始まったハッピーくじ。
ひとり10枚まで購入でき、特等賞金なんと6億ゴールド!
その売り場がラッカランとレンドアをのぞく10の駅のホームに現れた。
特等の当選には、くじの番号だけでなくどこの町で買ったのかも含まれるため、
一ヶ所で買うかバラバラで買うか悩まされるところ。
またくじ券には購入場所に応じたイラストが載っていて、
ガタラだと、ポイックリンとダストン、ドルワームだとルナナとドゥラ院長といった具合に、
その地にゆかりのあるキャラクターが載っていた。
そのため、全個所で一枚ずつ購入したプレイヤーも多かったのではなかろうか。
自分も10枚購入したが、見事にかすりもしなかった。
土用の丑の日。
・・・リアルでは手が出ないくらい高級魚になってしまったウナギ。
せめてドラクエのなかではと、この日ウナギを釣り上げる。
でもって、しょうもない冒険日誌を書いてみた。
こんなしょうもないのに、過去最高の反響があったという。
ウナギ未だ食えてねえ。
8月に入ってすぐ。
釣り老師の依頼確認と道具鍛冶のために、いつものようにレンドアに飛ぶと・・・。
すんごい人だかり!
しかも次から次に、どんどん人が降って来る。
何事か!?・・・と思ったが、すぐに思いだした。
そうか三周年の記念だった。
あちこちで白チャットが飛び交い、人だかりができていた。
「あと5分かも・・・!」とか、意味不明なアナウンスをするドラキーマさん。
この日のために、いろんな団体がイベントを開催していたようで、ものすごい人の数。
レンドアはなぜか大規模なユーザーイベントの開催地に選ばれるんだよな。
事前に運営からこのお祝い用にと、花火とクラッカーが送られてきていた。
それを取りに、いったん自宅へ戻り、さあてどこで花火を使おうかしら・・・。
さっきのレンドアみたく、あんまり人がごった返しているところは嫌だな。
ドワーフだし、地元でいっか。
住宅村を出て、ガタラの展望台を目指す。
花火スポットとして運営から推奨されている場所だけど、
行くのが面倒な場所なのであまり人居ないはず。
ガタラの町なかを、一ヶ所に向かって走るプレイヤーたち。
あれ?けっこう人集まってんのかもしれない。
ビルを登り山道を登り、ハシゴを登って、久しぶりに到着したガタラ展望台。
レンドアとは比較にならないけれど、ここもけっこうな人だかり。
三周年祝の場所にここを選ぶひとは、皆ツウ好みに違いない!
もう既に0時を回っていたので、バンバン花火が打ち上がっていた。
自分も花火を打ちまくる。
あ、クラッカー持ってくるの忘れた・・・。
あらかた花火を打ち上げ終わったら、みんなでダンスが始まる。
ここで初めて見た!
手を叩きながら、しなやかに払う。
これは・・・もしかして盆踊りか!?
運営め粋なことをしやがる!
浴衣や着物のキャラがやると、これがなんとも艶っぽいではないか!
ちょっとみんな、ちゃんと輪になっておっさんに見せておくれ。
花火もすっかり上がらなくなり、だんだんと人が減ってゆき、
祭り後の余韻を、スケベジジイの横で楽しむ。
ドラクエⅩもまる三年か・・・。
フレンドもチームメイトも、めっきり減ってしまい、
初期の頃からのフレンドで毎晩インしている人もごくわずか。
ユーザー数は初プレイの人含め、かなり増えていると実感するが、
五大陸の人気だった狩場に今は人がまったく居ない。
レベルに合わせていちから狩りをする自分にとっては実に寂しい現実。
どこへ行っても名声値がもらえてしまう。
みんな試練やら週討伐やらでガンガンレベル上げして、一気にカンストさせようとする。
チマチマレベル上げする物好きなんて本当いないのね。
ガチャコッコ倒せるようになった!
メタルハンター倒せるようになった!
サイクロプス倒せるようになった!!
弱いのがだんだん強くなってく過程、これが楽しいのに・・・。
8月17日、用を済ませて急いでインする。
時間は既に夜の10時半。
インしてすぐに、キュララナ海岸へ行く。
この日が最終日だった、ビーチイベントに急行。
まだいっぺんも参加していなかった。
昨年も最終日に駆け込み参加して、なんとか水着はコンプしたものの、
幽霊船のお宝回収イベントは参加できなかった。
サーペンさんから釣り道具一式を借りて、さっそく釣りに挑む。
昨年と同じく、釣りのポイントによって水着ふくびき券がもらえ、
ムーロンさんにそれを手渡し、水着ふくびきにチャレンジする。
特等~二等までの三種類の水着が用意され、皆、特等目指して釣りに勤しむ。
だが・・釣果は芳しくなく、サンマやイカが数匹で、ポイントも400前後。
昨年はけっこう爆釣でそこそこポイント稼いで、一度に複数枚の水着ふくびき券もらえたのに。
周りはタイだのマンタだのガンガン釣り上げている。
うーん・・・コツとかあるのかな?
処理落ちしてるのに、制限時間のタイマーは進むという理不尽。
人が多いから場所変えるべ。
リアルでこんな集まって釣りしたら、釣り糸がこんがらがってすごいことになるよな。
オイリアさんの正面に移動して釣り再開。
・・・が、結果は同じ。
これマンタかかったら諦めて、小物狙いでやった方がよかったかも。
マンタとの格闘が時間の無駄だった。
あわあわ水着。
模様がなんとなくエゥーゴのマークに似てる。
二回水着ふくびきやって、二回とも二等のあわあわ水着だった・・・。
・・・もう水着はいいや。
ウェットスーツもイケてる海パンも売り払った。
どうせオキニのレトロな水着しか着ないんだし、あとは要らない。
釣りは諦めて、難破船のある中央の小島へと泳ぎ出す。
残りの時間で、去年できなかった海賊船のお宝回収イベントをやる。
人だかりでよく判らないけれど真ん中に幽霊船長がいる。
難破船の脇に半透明の幽霊船長さん。
名前なんだったっけ?
デュレーク?そんなだったような。
船長さんからクエスト受注して、お宝回収のため網を借りて海へと飛び出す。
一昨年と同じ(昨年もかな?)、炎,水,風,土,花、5つの聖印を集めるもの。
ただ、魔法の小瓶とか上やくそうとか、ハズレアイテムも多く、これが一筋縄ではいかない。
手に入れる聖印もランダムなため、ダブったりして思うように5つ揃えるのは難しい。
ユーザー間で交換し合うのが手っ取り早い。
ピカピカ輝く黄金のお宝の入った樽。
前はただのキラキラだったんだけど、去年からグラフィックが変わったのかしら?
海で泳いでお宝を探す。
おお!
黄金に輝いてプクプカ浮かぶ樽を発見!
これを網ですくって船長の元へと急ぐ。
魔法の小瓶。
ちっ!
また海へと戻る。
ちょっとしてまた、黄金の樽を発見!
よっしゃ・・と思ったら、真後ろから重なって追い越して行くウェディ。
おいこら、それは俺が見つけたんだぞ!
早い者勝ちだろうけど、ふつうここまで来てたら譲るだろうがよ!
なんだよこの野郎、人が狙ってたの横取りしやがって・・・。
そんなふうに思っていたら、あれ?
樽消えてない。
また別のプレイヤーが樽に来た。
でも樽消えてない。
なんだ、みんなが同じ樽をゲットできるようになったのか・・・。
いちばん最初のとき確か取り合いだったよな。
さっきのウェディすまん。
時間が迫ってきて、もう時間内にこなせそうにない。
樽集めそっちのけで、遊泳することにした。
今年もリアルで海水浴なんてできなかった。
せっかく泳げるのだから、あくせくクエストだけやるんじゃなくて、
もっとのんびり海水浴を楽しまなくちゃ。
エリアにある全部の小島をめぐることにした。
この二人はNPCだった。
無人の小島で若い男女が見つめ合っていた!
これはいけない。
おっさんが二人の空間を邪魔しちゃいけない。
二人に気付かれぬよう、遠回りに上陸して小島を探索し、またそっと海に逃げる。
するとまた別の場所にも、若いカップルが!
おっといけねえ、木の陰に隠れてそそくさと海に逃げる。
いいねー青春してるねー。
お前は早く借金返せよ。
海に浮かんで、のんびり漂う。
しばしの間リアルの日常の嫌なことを忘れさせてくれる。
そうやって夏の海を愉しんでいると、無粋なホイッスルが聞こえてくる。
うるせー!
もう取り合いじゃなくなったんなら、
この「新しいお宝が流れてきたぞー!」ってアナウンス要らんだろ?
残り時間もわずかになったところで聖印あつめ再開。
三種類まで順調に集まったが、残り二種が出ない。
チームメイトのくろのきしさんが、あまっていた風の聖印をわざわざ持ってきてくれた。
だが、この直後、風の聖印を立て続けにゲットしてしまう・・・。
残り時間を5分切ったところで聖印の収集を諦めて、
周りに居たプレイヤーに手持ちの聖印すべて譲った。
どうしても欲しい報酬でもなかったし、まあいいや。
ずっと小島にいたため、そのままイベント時間が終了。
強制的にログアウトされ、再度ログインしたら、例のごとくキュララナ海岸の入り口に。
同じく強制排除されたプレイヤーでごった返していた。
そうして、みんなでお約束、ルーラストーンで天井にぶつかる。
海の家があった場所に戻ると、
ムーロンさんもグラサンはずし、アロハから平服に着替えてたたずんでいた。
今年もお祭りだった夏イベントが終わった。
人がちらほら戻ってきては、ムーロンさんに話しかけていた。
夏の終わりを名残惜しんで、何人かしばらくたたずんでいた。
イベントが終わった後にキュララナビーチの空、
さっきまで入道雲だったのに、なんとなく秋の空になっているように見えた。
ああ、今年の夏も終わりだな。
しまった・・・今年もオイル塗るの忘れてた!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます