先日、ファミリーマートに寄ると、チョコレート好きの自分はスルーできない商品を見つけた。
見た目はとくに珍しくもない、小さなカップに入ったチョコレートケーキ。
パッケージには、ハロウィンっぽくデフォルメされた悪魔のイラスト。
どこがスルーできなかったかというと、その商品名。
“デビルズチョコケーキ”!
どこら辺が悪魔なのか?
ローソンだったか、“悪魔的なウマさ!”をキャッチフレーズに、
タヌキの姿した悪魔のキャラクターが登場し、
ハイカロリーでも気にしない、いや、気にしつつも誘惑に負けてしまうような、
とにかくウマさを追求した、色んな商品を展開している。
日清のチキンラーメンもそう。
こっちも“アクマ的**”と、シリーズを展開中。
おそらく、がっつりチョコレートなのだろう。
びっくりするほど濃厚なのか?
激甘なのか?
いや、逆にビターなのかもしれない。
「生チョコ入りだぜ!」
「悪魔的なおいしさ」
パッケージにはそんなことが書かれているものの、
よくあるケーキの内部構造というか、そんな詳細な説明は記載されていない。
情報量が少ないため、“デビルズ”と付いている意味を想像するしかない。
カップの側面にも悪魔のイラスト。
価格は250円以上。
けっこう高い。
だが・・・おそらくハロウィンまでの間の期間限定商品であろう。
この機を逃しては、もう食べられないかもしれない。
どうしてもスルーできず、少し悩んだが誘惑に負けて購入した。
フタを開けると、チョコクッキーがまぶされた表面。
その下は薄いチョコレートの層。
スプーンを入れると、パリッとしていて美味しそうだ。
チョコレートの下は色が黒から茶色に変わり、柔らかな層が現れた。
チョコレートムースの層だ。
口に入れる。
甘いっ!
サクサクのチョコクッキーとパリパリのチョコレート、
なめらかなチョコレートムースが一体となって美味しい。
だが、いかんせん甘い。
これがデビルの意味するところか・・・!?
ひとすくい目ではすくいきれなかった、さらに下の層が顔を出す。
チョコレートムースの更に下、また少し固い層が現れた。
中央付近には、ほんの少しだけ生チョコレート。
その下、最下部には見た目、生チョコレートの延長のように見えるが、
ブラウニーのようなしっとりした固い層が出てきた。
その部分をすくって口に入れる。
これまた甘いっ!
しかし・・・もっさりしていて食感はよろしくない。
これは、ブラウニー・・・いや、ガトーショコラだな。
単体で食べるのはいいが、このもっさりした食感が、
ムースや生チョコ、他のなめらか食感と混ぜられるのは好きじゃない。
どうせなら、スポンジタイプのふつうのチョコレートケーキでよかった。
フォンダンショコラや、ザッハトルテみたいにソース入りだと尚よかった。
うーん、美味しかったけれど、甘過ぎだったのと、
ウリにしていた生チョコがほんのちょっとしか入っていないこと、
中身の半分以上を占める、ガトーショコラの層があまり好きでなかったことで、
個人的にイマイチに感じる商品だった。
しかし、ひたすら甘いチョコが好きなひとや、
ガトーショコラ大好きな方にとっちゃ、まさに悪魔のような逸品だったに違いない。
だいたい秋の中頃・・・っておおまかなイメージで、
ハロウィンって正直いつなのか知らなかったが、10月31日だというのを ついさっき知った。
ということで、このデビルズチョコケーキ、もう間もなく店頭から姿を消すはず。
ちょっと高いけれど、チョコレート好きなひとは食べておくべき商品。
ただ、甘いチョコが苦手なひとはダメかも。
今年はそういや、ハロウィンイベントも月見イベントもなかったな・・・。
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