常夏の花の代名詞、ハイビスカス“Hibiscus rosa-sinensis”。
和名は、ブッソウゲ(仏桑華)。
本来、“ハイビスカス”とは、フヨウ,ムクゲ,ケナフなど、
フヨウ属の植物全体を指す属名であるが、日本ではこのブッソウゲのみを指して、
ハイビスカスと呼ぶのが一般的となっている。
赤がいちばんスタンダードか。
夏から初秋にかけて、園芸店に色とりどりの鉢が並ぶ。
赤がもっともスタンダードだが、黄色やオレンジ、ピンクに白、
暖色系を中心にバリエーションも多い。
最近は八重咲きのものも人気があり、
またアオイやムクゲに近い品種も多く出回っており、花好きを楽しませてくれる。
ハイビスカス黄色。
中心が赤味を帯びてトロピカル色が強い。
戸外に置いておくと、寒くなると落葉してしまうが、
寒くなる前に屋内に取り込むと、冬場は観葉植物としても楽しむことができる。
光沢があって生い茂る葉はボリュームがある。
同じ観葉植物のコーヒーの木を彷彿させる。
スタンダード仕立てのものなどは、落葉させずに冬場も楽しみたい。
ただ、屋内だとどうしても、カイガラムシやハダニが わきやすくなるので注意が必要。
スタンダード仕立てのハイビスカス。
幹があんまり写ってないから解り辛いか・・・。
ハイビスカスといえば、また常夏の花の象徴で、
国内では沖縄県で露地栽培で通年開花しているのを見られるし、
海外では、やはり真っ先に思い浮かぶのがアメリカのハワイ島だろう。
フラガールを中心に、女性が頭や首飾りとして身に付けているのは印象的。
ちなみに首飾りは、ハイビスカスよりもプルメリアであることの方が多いらしい。
ハイビスカス、ピンク
ハイビスカスは海外では観賞用のみならず、
食用とされたり、生活のために利用されたりもする。
沖縄では天ぷらとして食べる地域もあり、またキクのように仏花として利用されている。
中国では食品の着色料や、衣類の染料として、
東南アジアやインドでは、靴磨きに利用されるとか。
ハイビスカス八重咲き
で、食用として思い浮かぶのが、“ハイビスカスティー”。
赤紫の独特の色をした香りのよいお茶。
飲まずとも淹れたときの香りを嗅いだだけで、なんだかリラックスする。
だが飲むと、酸味が強くて、お世辞にも美味しいとはいえない微妙な味。
ハイビスカスティーの原料となるものの多くは、
“ハイビスカス・ローゼル”という品種の花で、これはムクゲの仲間。
茎も実も紫色で、切り花としても流通する。
花はオクラに似ていて、地味なクリームイエローだったりする。
ハイビスカスティー。
こういうのは無印良品が強い。
ハイビスカスティーは、ビタミンやカリウムを豊富に含み、
美容などに効果大ってことで、ローズヒップティーと同じく女性に人気。
ハイビスカスとローズヒップがブレンドされたものも売られているくらい。
こう、オープンカフェで、パンツスーツ姿が決まったおネエちゃんが手帳開きながら、
ウエイターに「ローズヒップ。」とか言って注文している姿がなんか格好いい。
(あくまでも妄想であって実際にそういった光景を見たことはない。)
常夏の花、ハイビスカス。
冷涼地ではもうそろそろシーズン終わりだが、
そうでない地域はまだまだ咲き続ける。
庭にベランダに、ひと鉢いかが?
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YouTube: ハイビスカス
ハイビスカス/bird
1999年に“SOULS”で衝撃デビューしたソウルシンガー、bird の18th.シングル曲。
みうらじゅんとできちゃった略奪婚したときはド肝を抜かされた。
個人的にMISIAに次ぐ、ソウルシンガーだと思っている。
この曲、すごく好きなのだが、今回PVを初めて観てショック。
これはイカンやろ・・・。
おおっ!おっぱいすげえ!!とか思って見入っていたら、おっぱいどころじゃなかった・・・。
ええと、試聴はR15で。
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