毎年秋に行われている広島極釣会さんが主催しているトーナメントに参加してきました!!
この大会は2~3人の勝ち抜きトーナメントで広島の曲者が一同に集う大会です!!
一昨年は決勝まで勝ち上がったものの小嶋成己さんに敗れ2位
昨年は2回戦でリベンジを果たすべく小嶋成己さんへ挑戦したもののこれまた敗れ敗退しました
今年は特に濃い大会に多く出ておりいろんな知識も増えてきました
場数を踏んでいる分だけ緊張感もなくいつになくリラックスしています
前日にホームの吉島で2時間半ほど広島湾の感じを様子見をしに行きました
その結果2時間半で48センチ頭に24匹と予想に反しよく釣れてくれました
当日、純平を迎えに行って集合時間1時間前ほどに到着、
極釣会会長の水野さんがおられます。朝早くから役員さんは本当に大変だと思います
毎年ありがとうございます!!
時間が経つと広島屈指の名手が続々と集まってきます♪
集合時間になり、朝から「風邪気味でね~」「腰が痛くて・・・」「二日酔いじゃわ~」
などなど目に見えて変化の無い症状を訴える皆さん・・・汗
なんどだまされたことか。。。でも、心配といえば心配です
受付もルール説明も終えて、運命のくじ引きです!!
しかし、対戦者はみなさん名手なので誰とあたっても・・・という感じです!
毎年クジは最後のほうに引くと決めているので最後から2番目にくじを引きます
対戦相手の方はなんと昨年決勝まで上がられた藤坂さんです!!
誰とあたってもとは言ったもののいきなり強豪です
これは気を引き締めていこう!と気持ちを引き締めます!!
上がったところは大奈佐美島の三角?という磯です
ココは釣れるのかな?と思いながらじゃんけんで場所を決めます
よくわからないので現時点で今一番良さそうな船着きを狙います
1時間ハーフ、2時間の試合が始まります
前日の吉島では潮の淀みより潮通しの良いほうがよく釣れました
まずは離岸流を釣りますが、どうもしっくりこないので離岸流への引かれ潮を釣ります
開始15分小さいアタリを掛け合わせるとなんとチヌ♪
まずは先制!!と内心ガッツポーズ!!
その後はサシエのローテーションで沈下速度を変えたりウキ止めを上げたり下げたりしながら
開始40分で5匹をゲット(^。^)
試合中にかめやの大会で隣の磯に船をつける際、下河内名人とかつやさんが声を掛けてくれました
その時にちょうどこの試合最大の43センチのチヌを掛けることができました♪
その後は潮が変わり2バラシで前半終了!!!
後半の藤坂さんがどれほど追い上げてこられるのかがとても不安でした。。。
しかし、潮もいいように動かず、潮位も上がり釣りづらくなり両者釣果なしで後半を終えました
なんとか今年も1回戦を突破することができました!!
2回戦はなんとがまかつテスターの浜田仁さんです!!
しかも、場所は鉄板です!!
あれれ!!もしかして・・・そうなんです。2年前、浜田さんとはこの鉄板で試合をしているのです
その時は4-2で運よく勝たせていただきました
その時は遠投で勝たせていただきました
その時の記憶は鮮明!!今回も昨年と同じ結果になることを祈ろう!!と思い鉄板に向かいました
試合前に船で浜田さんと話している時「いつかまた必ずこんな日が来ると思っていたよ♪」
どういう心境なのだろうかまったくわかりません・・・
「今年はリベンジできるといいな。。。」とおっしゃっていたので内なる闘志はメラメラのようです
しかも、今回は審判として小嶋成己さんがついてくださるようです!!
小嶋さん審判としても曲者ぶりを発揮してくださり、サシエの秘密を見透かされました。。。汗
運命のじゃんけんは負け、浜田さんは本命の左側を選択されました
一昨年の試合は浜田さんは右側を選択され、後半追い上げの作戦でしたが、
今年は前半逃げ切り作戦のようです
試合前の浜田さん
後半追い上げで踏ん張りますよぉ~と前半おちゃらけの俺
試合開始です!!
俺は1投目から40~45m沖にポイントを設定、肩の調子の良さをうかがいます
「今日も恐ろしい距離を釣ってるね。。。。恐ろしい。。。」とは浜田さん
しかし、浜田さんの仕掛けを投入されている距離は35~40m沖・・・
前回のような距離ではありません。。。
審判の小嶋さんと話をしながら釣りをしますが、サシエが一向に残る気配はありません
そんな試合が30分経過した頃、浜田さんの棒ウキが沈みます!!
合わせを入れ竿が弧を描いたのはもちろん浜田さん
「今年は先制することができてほっとしていますよぉ~」といつも低姿勢な浜田さん
その後残り15分またも浜田さんの竿が大きく満月を描きます
内心これはデカい・・・と冷や汗ものでしたが・・・
試合中のネガティブ発言は俺の中ではNG
「後半そっちに入ったら楽しみで仕方ないですよぉ~」と完全な強がりです。。。
前半終わりの最後の1投、棒ウキがわずかに沈みエサトリだろうと放置し回収すると
針上にチヌ独特の噛み跡・・・
これはやばいかも。。。と思いながら前半終了
前半は2-0と差はつきましたが、逆に言えば2連発すれば追いつくわけです
「後半開始で~す」の言葉を皮切りに遠投です
遠投が得意じゃないとか言っていられません、持っている技はすべて出す勢いで追いつかないと!
後半は浜田さんの仕掛けをタナもがん玉の位置・大きさをすべてコピー
しかし、後半25分が経過したところで胃がキリキリとした感覚がしてきます
しびれを切らすという表現が正しいでしょう
この感覚はトーナメントならではで、この感覚がしてくると心地のいい気持ちになれます
普段の釣りの中ではまずない釣らなければ!という葛藤の感覚です
仕掛けを00のウキに変えます!!
普段はほとんどしない全誘導です!!
一か八かやるしかないならしよう!ということで変えます
するとその1投目!
きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
一気に寄せて35センチほどの本命をタモも使わずに取り込みます
まだ30分も時間がある!!
10~12投はできる計算になる!!その中で2匹釣れば勝てるならまだ勝機はあるぞ!!
と再度仕掛けを振り込みます!!
5分後仕掛けがあまり入っていない感覚がしたのでG7を一個追加します
するとその2投目道糸がわずかに動きます!
合わせを入れると重いです!!
よっし!!2匹目!!と思いきや大きいフグです
しかし、こういったフグは活性の高い状態でしかなかなか針掛かりすることもなく
小さいフグとは違い、大きいフグしか撒き餌の周辺に居られないなら良い兆しです!!
つまりまだチヌがいるということです!!
試合時間残り20分残り7~8投とどんどん確率が下がっていく中、またもアタリ!!
こんどは??竿から伝わる感覚を感じ確信します!「チヌ!!」
ようやく引数では追いつきました!!
しかし、サイズでは明らかに劣性・・・
あと1匹、残り時間15分・・・4~6投ってところだな・・・と思いながら再度仕掛けを振り込みます
焦るな!と言っても無理だけど、こういう場面こそ丁寧にやろう!と言い聞かせます
っと気づけばそれから5投目・・・試合終了です・・・
2-2の重量で負けてしまいました。。。
敗因
仕掛けの見切り
・棒ウキにこだわりすぎて15分くらいであきらめて全誘導にすべきでした
丁寧さ
・浜田さんは丁寧で焦ることもなく自分のペースで淡々とされていました
・最後がん玉を足していた時釣れたもののその後は仕掛けが入りすぎていた
つまり、ウキ止めをつけたり、ウキの浮力を上げたり、道糸を張るタイミングを早くするなど
もっと釣るタナをこまめに探るべきだった。
サシエの鮮度
・浜田さんのサシエはとても鮮度がよかったと小嶋さんより指摘を受けました。
一方、俺のサシエは加工して暫く経ったものという差が出ていた
内容は僅差とはいえ、それは結果であり無いようではやはり劣っていたと痛感しました
そして、何よりの敗因は2年前俺に負けた浜田さんは2年間磯では遠投の練習をされていたそうです
今回も遠投ポイントでも劣らないように撒き餌にも工夫を凝らして来られたそうです
この勝利は紛れもなく浜田仁さんの努力の勝利でした
2年前から成果のなかった俺は負けて当然の試合でしたね!!
やり直してまたリベンジのリベンジします!!
今年はあえなくして2回戦敗退でした
3回戦・決勝の模様はまた後日投稿しますので、また見てやってくださいね!!
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