題名通り報知新聞杯争奪グレ釣り選手権に参加してきました
日本で最も古いグレ釣り大会でとても偉大な大会です
昨年は見事な1回戦ボーイで終わってしまいましたが。。。
今年は昨年のイメージを持って挑むことができ、準備も練習もしっかりしてきて挑みました
道中みさきちゃんと3時間釣りトークやいろいろなことを話しているとあっという間につきます
1回戦のルールは
エサがオキアミ・集魚剤・サシエ込みで24キロ
4人組のリーグは対戦相手の方と40分で立ち位置を交代してする
40分ハーフの80分の試合を3試合の3時間
3人組のリーグは80分で時計回りにローテーションを3試合の3時間
各試合ごとにグレの20センチ以上15匹重量を量り勝敗を決めます
とにかく釣って釣って釣りまくらなければなりません。。。
報知グレは強豪揃いで有名な大会で、どなたとあたっても気は抜けません。
集まってくる有名人と寒さに震えながら運命の抽選会です。。。
強豪の方とあたっても胸を借りる思いで頑張るぞ!!と気合いを込めてくじを引きます
10-Aというくじです。予選10組で、場所は灯台?です
昨年、磯江さんの試合を観戦をしたときの場所です
対戦相手の方は大阪の野尻さんと姫路の石岡さんと俺の三人です
野尻さんはM-1カップグレファイナリストです。。。
しかも、M-1カップのファイナルで灯台で試合をされています・・・
石岡さんは今回初参戦らしく、山田富士さんのクラブの方らしいです
この大会は初参加で優勝される方が多くおられるので気は抜けません
場所決めのじゃんけんですが、相変わらずのじゃんけんの弱さで場所決めは最後。。。
左側にある波が来たら足が濡れるシモリの上からのスタート・・・
しかし!実は狙い通りです!!干潮ばさみの試合でこっち側が浅いのは船をつけるときに見えており
目の前に大きなシモリがあるのが波の感じでつかめていたので狙いは絞れています
足は濡れるのを我慢しなきゃいけないけど干潮のこっち側は相当厳しいはずです
そうこうしていると緊張も和らぐ前に試合開始の合図が聞こえます!!!!
まずはフルキャストで肩の調子をみます♪
うん、悪くない!遠投勝負になっても勝負できるぞ!!と調子をうかがいます
2投目はざっくりとシモリの位置を想定しながらその沖に仕掛けを振り込みます
風に道糸が取られます・・・っが!何とか22センチほどのグレを釣ります!!
幸先がいいぞ!!これは15匹釣れそうだな!!とまずは一安心・・・
今度は撒き餌の沖や左右を探ったり撒き餌ワークで魚を頭の中で誘導しながら
こんな感じはどう??といった感じで問いかけるような感じで同じことをしないようにしました
大きいのが釣れるパターンがあればしつこくして
続かなければすぐにやめるといった感じでいろいろ試しました
風が吹いているのと片潮のせいで隣にいる野尻さんにかなり迷惑をおかけしました・・・
本当に申し訳なかったです。。。
第1ラウンドは3300gぐらい釣って今のところトップです・・・
第2ラウンドは足場の良い船着き場で高いところだったのでよく見えます
お二人の釣りも見学しながら、とにかく釣ろう!という感じで気を再度引き締めて挑みます
足場もよく仕掛けの入りなどがよく見えるこのポイントで
今日のパターンを早くつかんだほうが絶対有利!
間違いなくこの一回戦のここが正念場!!絶対勝ってパターンを掴もう!!
そして試合開始です!!!
まずは足元に撒き餌を撒いて様子を見ます
15センチほどのコッパグレが多くいます。
しかも動きが遅い・・・活性はやはり例年に比べ低いのかな・・・と思いながら
20mほどに仕掛けを投入します
00のウキに潮受けクッションとG6を1個だけ打ったシンプルな仕掛けです
アタリはあるけど針掛かりしません・・・
ここで針を変えます。グレ針5号からチヌ針2号に変更です
食いが渋いからサシエ・針ともに小さくするのでなく、
サシエが口に入っているのであれば大きい針のほうがかかる率が高いと考えたからです
これで3匹くらい釣りますが、サイズがいまいち・・・
ん~どうしよ・・・といろいろしてみた結果・・・
仕掛けを投入をする→足元に撒き餌を撒く→
ある程度仕掛けがなじんだら仕掛けの周辺に撒き餌を撒く→中間距離に撒き餌を撒く
といったサイクルがよかったらしく少しサイズが上がります
これで喰わなければなじませた仕掛けを引き戻して再度浅いタナにサシエを戻します
小さいアタリがあれば、サシエが跳ねるようなイメージで誘いをかけるのも有効でした
そういった感じで第2ラウンド開始20分でパターンを掴み、残りの1時間は入れ食いでした
石岡さんからは「まるでグレ釣りマシーンですね・・・(^。^;)」
と試合中に言われちゃいました・・・汗
第2ラウンドも3600gくらい釣りました
第3ラウンドは風向きが変わり俺に優位な展開!
24キロのエサもなくなりかけましたが何とか勝たせていただき。。。
なんと2回戦進出させていただきました!!去年よりも進歩したと思えるだけうれしかったです!
2回戦は隣の灯台の丘で勝ち抜けられた姫路の鰰澤さんと京都の上田さんです!!
お二人とも全国屈指の名手です・・・
鰰澤さんは報知グレ・マルキューカップグレの全国で優勝経験者で、
毎年のように各種大会で予選を勝ち抜いてこられている強豪です・・・
京都の上田さんは関西方面では無敵の強さと噂されており恐れられている強豪です・・・
その戦績は抜群で全国大会で何度も入賞されておられる方です・・・
一方・・・俺はというと年間10回もグレ釣りをせず・・・
これといった実績も実力もなく・・・まさしく特記事項なし状態です
主なメーカー大会の予選も年間2~3回しか参加できず。当然抜けたこともありません・・・
おいおい・・・こんな状態で試合したらぼろ負けかもしれんぞ・・・
大横綱VS町内わんぱく相撲のチャンピオンくらい見え見えの結果になっちゃうぞ・・・
いやいや!!そんなこと言っていられません。野尻さん・石岡さんの分まで俺が頑張らないと!
と・・・ちっぽけな勇気を振り絞り決戦の地「マサカバエ」へ向かいます
マサカバエの名前の由来はまさか!!と思うような試合の結果が起こりうる場所だからだそうです
鰰澤さんの口撃も絶好調で試合をする前から心理戦が始まっています・・・・
上田さんはマイペースでわが道をひたすら歩む!という感じです!
場所決めのじゃんけんですが、珍しく勝ったので場所を決めないといけません!!
でも、とっても優柔不断な俺は迷います・・・ここは船着きでやろう!!と決めます
後々考えてみれば俺的には理想の場所選びでしたね♪
潮上でエサトリの心配をあまりせず、撒き餌を温存できて、
一番最後に足場の高い本命ポイントに潮位の高い状態で上がれるわけですから
第2回戦の第1ラウンド開始です!!
真面目は足元に撒き餌を撒いてみます。やはりコッパグレが多く見えます
少しずつ距離感を放しながらコッパが出ていかない距離感を探ります
頻繁に誘いを掛けながら少しずつ仕掛けを入れ込んで釣っていきます
3匹ほど釣ったところで30センチ弱ほどの良いサイズが釣れます!!
鰰澤さんに「それえぇサイズやな!!一歩リードしたんちゃう!!」
と言っていただき内心にやにやしてました(笑)
第1ラウンドは数・サイズともに一歩?いや2歩くらいリードしていました
第2ラウンドは一番左の釣りで場です
第1ラウンドで上田さんが苦戦を強いられたエリアでエサトリの活性が高そうです・・・
開始1投目からコッパグレが釣れて、これは・・・苦戦しそう。。。
と感じたので、これはサシエに助けてもらおう!ということで中国地方最大の武器
「ネリエ」を使うことに!!それも大き目のサイズで親指の第1関節ほどの大きさにします
柔らかいネリエや硬いネリエの2つ使ってみますが、柔らかいほうが良いようです
やはり釣れるサイズは良いものの・・・ヒット率が悪いです・・・
そこで今度はむき身を使います!
むき身もオキアミも赤と白を用意していましたが、どうも白の反応が良いように感じていたので
ココでも白を中心に使います。
いい感じにつれてくれるのですが。。。
本命ポイントに入っている、上田さんがここにきて関西圏の強さを見せつけます
遠投でいいサイズバンバン釣っています!!
それも合わせの音がすさまじいのでついつい振り返ってしまいます・・・
第2ラウンドは上田さんが一歩リードという感じで第3ラウンドに入ります!!
内心では「待ってました!本命ポイント!!」
試合前のインターバルで鰰澤さんに聞いてもやはり本命ポイントらしいです!!
大遠投深タナ良型狙いで、入れ替え作戦に徹します!!
しかし、心なしか風が強くなったような??ん~足場が高いぶんこれは不利なのかな??
でも、そんなことは言っていられないぞ!!ということで気合いを入れます!!
1投目から遠投です!!
でも、やはり風が少し強く撒き餌がうまくいきません。。。
仕方なく30m沖で丁寧に釣ります!!
予想通り20㎝後半が単発ながらよく釣れます!!
これはいいぞ!!と思っていたら、上田さんが30センチを優に超えるグレを釣ります・・・
えっ・・・これはやばいかも。。。と思いましたが、
釣れるサイズを見ていると大きいのか小さいのしかいないイメージだったのでまだまだいける!
と言い聞かせ、集中します!!
ちょっと待てよ。。。さっきまでよく声が聞こえていた鰰澤さんが静かだな・・・
と思い釣りを見ていると遠投で20㎝後半をいいリズムで釣られています!!!
これはやばい接戦の予感・・・と思います
少しでも大きいのがいればチャンスあるんだけどな。。。と思いながら終了です。。。。
30センチくらいのが4匹2センチ後半が6匹という感じ・・・
でも、悪くはない!!と思い船りのると上田さんの魚がやはりでかい!!
「上田さんかも。。。」とつぶやくと「俺は接戦やと思うな!」と鰰澤さん!!!
おっ!!すごい自信!!もしかして?と思いながら検量へ!!
その結果・・・
上田さん4600g
鰰澤さん4690g
そして、おれは・・・4500g
参りました。。。
本当に僅差で接戦です・・・
あともう2~3匹20㎝後半のサイズがいれば。。。とおもうと悔しいですが、
勝負にタラレバは厳禁です!これが結果!そして、実力で詰めの甘さです
風を背に遠投で固定仕掛けで撒き餌の中心から2~3mほど離して釣られていた鰰澤さん
大きいのはいませんでしたが、15匹のほとんどが20センチ後半から30センチ
という安定感のある釣果で接戦をものにされました
本当におめでとうございます
マサカバエで試合終了したときに撮ったリールです
激戦を物語っています
決勝リーグに勝ち上がられた皆さんです!!
2日目に続く!!
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