いつものように

いつもの川辺に来て
いつものように空を見上げる


いつものようにおじさんはウォーキングして
いつものように猫はベンチの下に身をひそめて

いつものように水の音を感じ
いつものように葉っぱのそよぐ音を聞いて

いつものように幸せを感じて
いつものように涙溢れて


いつものように胸に手を当てて
いつものようにありがとうって言う

いつものように
もう一度
ありがとう ありがとう



いつものようにメールをして
いつものように返信はなくて

いつものようにずっと待ってる

いつもの日々
優しい日々
穏やかな日々

いつものように


愛すべき日々

待つことにした

初めて待ってみることにしたよ
今まで待たせてばかりでごめん
とにかく待つことにした

君がずっと待っていてくれたのとおなじだけ、僕は君を待つことにしたよ

逃げださないよ
投げださないよ

うん、そう決めたから

君と同じだけ待って、君がこなければそこで待つのをやめるよ

いつもワガママな僕だけど
これもワガママかな。

それでもいい、

僕は君を待つことにした。

ただ君といたい

柔らかな陽射しに照らされて
眩く、ただ、君といたい

コルクの床に、小さなクッション
ちょこんと座って、見つめあって
ただ、君といたい

二人のマグカップの中にはCoffee
でも何故か乾杯するんだ
そして、笑うよ

朝の柔らかな陽射しに照らされて
眩く、ただ、君といたい
君をみつめたい


ただ君といたい

酒

拝啓 酒さん

もっと酔っ払っわして下さい
なんもかんも忘れて
そう、自分の存在さえ忘れて

もっと酔っ払っわして下さい

呑んで 呑んで 呑まれて 呑んで
呑んで 溺れてしまってもよい

全てを忘れさせて下さい
全てを忘れさせて下さい



どうしてですか
こんな夜

呑んでも呑んでもどれだけ呑んでも
今夜のお酒 私は酔えません

全てを忘れさせて下さい
全てを忘れさせて下さい

また 明日を生きようと命が叫ぶから

全てを忘れさせて下さい
全てを忘れさせて下さい

愛することの意味さえも

全て
全て
全てを忘れさせて下さい

そこにある生命

今、まだ息をしている そこにある命を救うことが一番大事だと思う

屈するとか屈しないとかよりも

どれだけお金を積んででも
助けなければならない気がする

まだ息をしている
たしかにある生命を

助けたい
助けたい
助けたい