今、一番近くにいてくれる人達を当たり前に愛したい
mamanoria
写真を見るだけで
胸が熱くなって 抱きしめたくなって
会いたくて 会いたくて しょうがなくて
でもどうしようもなくて
ただ涙が溢れて
もう見なければいいのに
また、写真を見てしまう
また溢れる涙
愛しくて
愛しくて
魂が反応して
身体に涙がつたう
壊れてしまうそう
夜の海
深夜2時の写真
嘘をついた日の夜は眠れない
自分が嫌になって叫び散らして
消えたくなって
どうして嘘をついたのか
明け方には答えが届く
僕は
嫌われたくないんだ
好かれていたいんだ
凄いと思われたいんだ
君の心が欲しいんだ
怖くて素直に自分を見せられない
だから、取り繕ってまた嘘を重ねるんだ
ありのまま、ママノリア、ありのまま
ママノリア
愛されていたいんだ
寂しがりやなんだ
カッコつけたいんだ
背伸びしたいんだ
嫌われたくないんだ
好かれていたいんだ
凄いと思われたいんだ
君の心をつかみたいんだ
ミスしたとこ見られたくない
いつも出来る人でいたいんだ
みんなから素敵だと言われたい
ずっと褒められていたいんだ
上手にアクターを演じて
優越感に浸ったまま
ぐっすり眠りたいはずなのに
眠れない眠れない眠れない
どうして嘘をついたのか
明け方には答えが届く
とある街の、小田急線沿いで
懐かしい友人を待っている
何年も前に何年も住んでいた街
見慣れた景色に新しい景色が混ざって
記憶は懐かしさと新鮮さが入り組んで
どこか哀しい気持ちにさせる
帰りたいような
帰りたくないような
でも
確かに時は流れている
あの時大好きだったあの子のことなど想い出しては
傷つけてしまった日を憂う
それぞれの日々に
それぞれの幸せ
懐かしい街で
懐かしい友人を待っている
ただ、抱きしめるだけで
ただ、見つめるだけで
なみだが溢れて
僕は僕を抜け出して
君になる
僕は自我をたたんで
君になる
そしてまたひとつ
なみだに変わる‥
狂おしいほど
愛おしい
何度抱きしめても
何度みつめても
足りない
足りない
足りない
そしてまたひとつ
なみだに変わっていく‥