ぶらぶら、公民館へ立ち寄って、少し休憩。
子供たちの活気とお年寄りの憂いのど真ん中で、僕はご飯を食べる。
結構いいものだ。
ちょっと腹が立った電話の後、外へ出ると、熱帯夜の昼間。
暑さにやられながら、それでもこつこつとやっていく。
夕暮れ、茜空が夜のトバリを拒むころ。
立ち寄るひとつの場所。
糸で繋がってるかのように一人二人、三人とやってきては、会話をして。
子供たちは場をなごまして、大人たちは、見守っている。
僕は沢山助けられている気がする。
むしろ僕が子供なのかもしれない。
「この日を楽しみに待っている」
カスレタ声の、その奥に潜む、本当の声を僕は聞こうとしている。
障害をもつお子さんを抱え、チワワを抱っこして。
どれだけの山を登っては、下って、また見つけては、ぶつかって。
頂いた冷えた缶ビールが全てを語っている。
そんな優しさに、僕は勝手に乾杯をしたんだ。
やがて茜空も姿を消し。
そして僕は、その場を去り、光ある場所をまた探しにいく。
ThursDay.