“ママノリア日記

ママノリアの独り言

母親と親父と姉ちゃん、そして僕

2005年03月31日 | アリノママノリアの日々
小さい頃から、僕は家族の団欒がとても怖かった。
母親はいろんなストレスからか、僕をよく殴った。
親父は、飲んだくれて家にはいつもいなかった。
だからご飯はほとんど、母親と姉とで食べていた。
夫婦は僕が知ってる限り夫婦ではなかった。
そして家族は僕が知ってる限り家族ではなかった。



なにか夫婦内のいざこざがあると、両親はいつもどっちが正しいかを僕に聞いてきた。

それがいつもストレスで、喧嘩が始まると小学生の頃から二回へ上って、でかいボリュームで音楽を聴くか、布団にもぐって耳をふさいでいた。
そして姉は決まって、母親の味方について喧嘩に参戦する。
どうやって音をふさいでいようと、耳の隙間から聞こえる母親の絶叫と姉のわめく声が僕の心臓を高速回転させる。たまんなくなって戦場へ駆け出す。血まみれの戦場はもはや僕の手には終えなかった。
だから僕は、自分の胸に自分で銃を突きつけて引き金を勢いよく引いて自殺をするのだ・・・・。
なんどでもなんどでも・・・・。

僕は家庭のあり方を考えさせた。
僕は、子供が大好きだ。こんな思いは決してさせたくない、強く強く心に思える自分がたまらなく好きだ。


家に帰ってこない親父も、女ターザンの母親も、金魚の糞のような姉も、僕は憎んでいない。
それはなぜだろう?

信頼

2005年03月30日 | アリノママノリアの日々
あなたには信頼できる人がいますか?

その身を削ってあなたのために、尽くしてくれる人がいますか?

僕のこんな短い人生の中で人を判断する機会が訪れている。
怖い・・・・。
 
人を信じて傷つくほうがいい、そう何度も思った。でも僕の後ろに背負っているものは大きい。
傷つくのは僕だけではない・・・・・。

でも都合よく成功するものなんて、失敗へのスタートだ。

社会は、お金だ。

互いのメリットだ。

ビジネスだ。

その枠を超えるもの・・・・・。


僕は、あなたに聞きたい。それはビジネス?それとも愛情?

そう思ってる時点で僕は彼を信頼してない。

でも僕は、信頼も愛情もひっぺ返してビジネスとして彼を信じようとしている自分に
もう一度、聞いてみる。

信頼できるか?と。



お金と優しさ

2005年03月29日 | アリノママノリアの日々
 お金を稼ぐことは大変だ。
どんな仕事をしていようと、大変だ。
僕ら生きてくには、どうしてもお金が必要だ。こんな僕でさえ、今は身にしみてわかる。

『大金持ちになるためには何かを捨てなくてはならない・・・』、有名社長は口をそろえていった。
それはなんだろう?二年前から、ずっと考えていた。
 最近少しずつ見えてきた。それは【心】じゃないかと。
いろんな愛情を捨てなくては、前に進めない。人を助けたい優しさを押し殺して、
大事な人を裏切って、嘘の涙を流して、おもってない言葉を並べて。いつの間にか心が麻痺して人の苦しみを忘れてるひとがいる・・・・。お金の山の向こうに見えるものは何?幸せ?いい女?
ほんとに大事なことは・・・・。
 
 僕は歌を歌う人だ。
 僕は歌を歌う人だ。

ほんとのこと歌う人だ。

だから、会社を辞めたんだ。
優しさを忘れたくない。捨てるもんなんか何もいらない。



 






確かなもの

2005年03月28日 | アリノママノリアの日々
 今日は渋谷でマナブのライブに行ってきた、今日はどうやらハイレベル。
そして、今日のマナブの歌を口ずさみながら家路に向かった。その間中ずっと考えてた。

僕がずっと手にしてきた、『確かなもの』。
誰にも触れられない確かなもの。
僕は、それを手放してしまうのではないかと・・・・

情熱をどっかにおいてきてしまった。
いったい、どうしたいんだろ?そう自分に問いかけた時、まじめに死にたくなった。

年を重ねていくと、少なからず背負うものは大きくなってく。
それを吐き出すために、僕はギターを武器にしてきたのに・・・

いつの間にか、自分の愛したギターの切れた弦をずっと眺めている。

だけどある女性が僕に言ってくれた、『足元でどれだけもがいても、前に進まないよ』と。

そうだよな、この船はもう出港してるんだし・・・・
もうもがいていてもしょうがないよな、
どうせ一回きりの人生だもんね、とことんやってやるよ。

俺、もう一回やるよ。この船にしがみついてヨレヨレの体で、あの島精一杯目指すよ、

ある女性にありがとう。






始めの一歩

2005年03月28日 | アリノママノリアの日々
何はともあれ、今日からTAKESHI DIARYがスタートする。
まず、T2の歌をいつも聞いてくださるファンのみんな、ほんとにありがとう!これからも僕ら一生歌っていくよ!。
それからホームページを管理しているKENTAに感謝します、ありがとう!!
そして、こんな僕と一緒と共に歩いてくれる相方のTAKAO、そしてサポートのAKKY本当にありがとう。

最近よく思うことがある。一人では生きて行けないなって。
ずっと突っ張って生きていこうと思っていたけど、そうしようとすればするほど、いろんな障害が出てきて「なんだこんな世の中!!」って馬鹿にしてきた。それが自分の美学でありたかったし、すべてを自分の力でねじ伏せてしまいたかった。でもそうすれば決まっていつも最後は一人ぼっちになる。
そんな時誰かの優しさに触れてしまうと、たまんなくなる。
そうか、僕らみんな誰かに生かされてる・・・・・


これから暴走電車を降りて、少しだけ穏やかな電車に乗ってみようかな。
周りの景色を見ながら口笛吹きながら・・・・