はぐれ雲

毎日世界のどこかや身の回りで起きることを自分のことばで書いていきます。かなり過激な場合もありますがいつも本音です。

粗忽長屋

2020-10-06 20:25:20 | 日記
今日は曇天。(ちっ)どきどきは陽が射しても・・・ひゅるるん秋風でぶるる・・・。

きっと明日はぽかぽか陽気。 えいっ、 もうここは
熱いお風呂に入ってそのあとあったかいお鍋でも。
とっととせんべい布団しいて(いまベッドはないのよねん)
早いとこ寝ちまおう。 うん。うん。 この3段階で行こう。
どんかくシヤワセ~ってなもんで、
なんとなく昔のこと思い出したりして・・・。

子どものころはエアコンなんて物は無いから
冬は豆炭火鉢で手あぶりだけしてすぐ木枯らしの吹く横丁へ
飛び出していったっけ・・・。寒さはあまり感じなかった。
夏はがっこのプールにぶっかき氷だ。春、秋はここちよかったねえ。
お腹がへったころ家に帰って、めざしとか厚揚げ、青菜の煮びたし
白菜のおこうこ・・・そんなもんを腹いっぱい食べて
それから家族でゾロゾロ銭湯に行った。

そのころは時計がわりに一日中ラジオをつけていた。
四季を通じて兄弟の体温でだんだんとあったかくなってくる布団の中で
聴くともなしに聴いたのが 落語。
今でも忘れられないのが”粗忽長屋”
本題に入る前の導入部だけど、あのころはめちゃめちゃウケた。


世の中にそそっかしいひと、粗忽者てぇのがおります。
むこうから来る人...誰だったっけなぁ、この頃会ったことがあるぜ、想い出せねぇなぁ...
あ、向こうも気が付きゃがった...笑いながらこっちへ歩いてくるぜ...弱ったなぁ...
向こうがこっちを知ってるってのに、こっちが想い出せねぇってなぁ気まずいなぁ...
まぁ、しょうがねぇや。聞いてみよう
へへっ、こんにちわ...あのー、お見それしやしたが、どちらさんでござんしょう...

バカ、おめえの親父だ!