はぐれ雲

毎日世界のどこかや身の回りで起きることを自分のことばで書いていきます。かなり過激な場合もありますがいつも本音です。

落語話をちょいと

2020-10-19 21:02:00 | 日記

馬鹿げた金のかかる葬式ではなく、しみったれに、質素にやるという。チベットのように死体を軒に吊るして鳥につつかせ、自然に消滅させるのが一番いいが、これでは世間体が悪いので、やはりお棺に入れる。白木の棺はもったいないので、たくわんのつけ樽で間に合わす。けちべえさんは、この話にすっかり乗り気になってきた。

けちべえ 「新らしいのはもったいないから、古い樽にしておきなよ」

三郎 「荒縄を掛け丸太を通し、人足を雇ってかつぐのは金がかかるから前棒は自分が担ぎます・・が・・、後ろを担ぐ人間が・・・」

けちべえ 「ああ、心配するな、その片棒は俺がかつぐ」

たぶん・・・最初に言ったかにゃ?
落語では「片棒」が大好きでふ。
ほんじゃ。