拓栄建設株式会社 社長のブログ

大田区の建築会社社長が感じた事・お役立ち情報、雑学・趣味である釣りの釣果・ペットのチワワの成長記録など
ご報告します。

木造2階建てアパート・・・土工事(根伐り・砂利地業・防湿シート敷き込み)はこんな感じ。。。

2016-12-01 17:11:38 | 建築
東京都大田区で拓栄建設の社長やってます

埼玉県で新築中の木造2階建てアパート

前回は、杭の施工状況迄記事にしましたが
いよいよ土工事に入りました。

根伐り(ネギリ)・・・一般に土を掘る事を『根伐り』と呼んでいます。

重機と手作業を併用して設計の深さまで掘削します。

床付け(トコヅケ)・・・
大まかに重機などで根伐りし、最後に深さを見ながら
設計図書の通りにスコップなどで元地盤面を荒らさない様に
根伐り底を決定する仕上げ掘りの事。

床付けで注意しなければいけないのは、一度掘った土の
埋め戻しはNGなので・・・掘りすぎにご注意!!

その次は、砂利地業(ジャリジギョウ)

砕石や再生砂利(RC40)を決められた厚みに敷き均し
ランマーやプレートランマーで転圧して
締め固めます。

昔の建物は、割栗地業(ワリグリジギョウ)と言って握り拳2~4個分
位の天然石を一つづつ綺麗に敷き並べランマーやタコで突いて
強固な地盤を作っていました・・・が今ではあまり施工しなくなりました

又、砂利地業も以前は、天然の砕石(40-0)を使用していましたが
資源を守る事からコンクリートを砕いたRC-40と言われる
再生砂利をなるべく使う様に指導されています。それに安価!!

砂利地業が完成すると次は・・・

防湿シートの敷き込みです。

これは、地面からの湿気が建物に影響しない様にするための
作業です。意外と・・・こんなビニールで湿気はずいぶん止まるんです!!

作業が進捗しましたら又ご披露します(^_^)/