拓栄建設株式会社 社長のブログ

大田区の建築会社社長が感じた事・お役立ち情報、雑学・趣味である釣りの釣果・ペットのチワワの成長記録など
ご報告します。

暑中コンクリート・・・養生が肝心

2020-08-21 11:57:07 | 建築
東京都大田区で拓栄建設の社長やってます
当社HP

暑中コンクリートとは、日平均気温が25℃を超える期間と定義されています。

コンクリートの荷下ろし時点で35℃以下でなければ品質に影響が出てしまいます

コンクリートを打込んだ後は、構造物の大きさや部位によって違いはありますが
内部温度が60℃を超えることもあり、温度が上昇した構造物は、内部と外部による
温度差による温度ひび割れや表面が乾燥しひび割れるプラスチックひび割れの原因と
なるため、打込み後の養生が重要になります。

当社でも本日、施工中の現場で小規模ですがコンクリートの打設が有りましたが・・・


現場は、日差しを遮る物もなく、灼熱地獄

その中で作業員さんたちは、黙々と作業を進め

先程、

無時に打設が完了しましたが・・
ここからが肝心

勿論、打設前に型枠などに十分な散水を行い、
打設完了後は、散水したり、表面部に密着するように水密性のシートまたは
養生マットを被せたり、皮膜養生剤を表面に散布または塗布し、
表面に不透水性の膜を作り、表面からの水分逸散を防止したり・・・

現場の状況によりさまざまですが、・・・結構、大変なんです(@_@)