そしてこれは、久助君にとって、ひとつの新しい悲しみであった｜ほろ苦い新美南吉

　前回はこちら。子狐（こぎつね）の経験（けいけん）を、マネできたでしょうか？これを「追体験」（ついたいけん）といい、だれかと経験を共有（きょうゆう）して、共感することができるものです。絵にかくのも追体験です。


にいみなんきち【新美南吉】
（1913-1943）大正から昭和の童話（どうわ）作家。小学校や高校で教えながら作品を書く。東京外国語学校・英語部文科文学に入学。北原白秋（きたはらはくしゅう）の門下（もんか）で童謡誌（どうようし）『チチノキ』にかかわる。ついで、鈴木三重吉（すずきみえきち）の『赤い鳥』に童話作品を発表。29歳で病死。


あおぞらぶんこ【青空文庫】
インターネット上で無料の小説が読めるサイト。作家の死後50年たち著作権（ちょさくけん）がきれた作品が読めます。

青空文庫・新美南吉
「嘘」（うそ）や「おじいさんとランプ」をお薦め。童話（どうわ）ながらすこし苦（にが）い、大人にも読んでほしい作品です。
パソコン版/携帯版（個人サイト）

(='ω')ランプ、ランプ、なつかしいランプ。

　次回、サービスサービス！（栗やまつたけ的な意味で）（塾長）


けいたいしょぼう【携帯書房】
青空文庫のアプリ版。携帯で読みやすくなるソフトウェア。無料。