あつまる君のきゅうーじん案内!…ええ、あの会社が!?
現在の養蚕業は大量受注じゃ海外と競走になりませんから、管理のしっかりした国内産生糸として高品質を求める企業向けなんでしょうね。そして和装用の絹糸生産に限らない。ライバルも少ないと見ての参入みたいですね。面白い試みです。元ニュースは日刊ゲンダイDIGITALから。ゲンダイはこんなニュースも扱うんだ
"天の虫、、おカイコさま(2)|産業を技術が支える
あつまる君の「あつまるホールディングス」は求人仲介業が柱の企業です。全国的な人手不足で求人仲介業は好調の様子。大手に応募が集まるなか、中小企業特に地方の企業は募集に苦戦していると聞きます。そのため、職場環境や待遇面改善に積極的な企業も増えてくるでしょう。もちろんあなたが希望すべてを満たしてくれる企業はまずありません(大手でも)。育児休暇が取りやすい、育児や保育園の送り迎えなど抱えていても働きやすい、住宅手当が付く、企業年金など福利厚生が安定してる、転勤が限定されている…給料面だけでなく、あなたの希望に優先順位を付けて選びとるのが賢い就職になると思いますよ
>“蚕業革命”なるか 熊本に世界最大級の「養蚕工場」が完成(@niftyニュース・パソコン向け)
>現代の富岡製糸場になるかもしれない―――。求人広告を手がける「あつまるホールディングス」(熊本市)は先月、熊本県山鹿市に世界最大級の養蚕工場を完成させた(写真)。総工費は23億円。現在、試験稼働中で、7月から本格稼働させ、繭の生産量を3年以内に年間50トンにする予定。これは国内最大の産地である群馬県の年間生産量に匹敵するというから、すごい規模だ。養蚕と言えば、過去の産業というイメージがあるが、なぜ今、畑違いの養蚕に巨額の投資をするのか。
>「あつまるHD」常務の島田裕太氏はこう言う。
>「絹はファッション用途の高級志向もありますが、医療、化粧品、食品など新たな用途が広がりつつある。一方、世界的に生産量は減っている。大規模な参入者もいない。先手を打った格好です」
>思った以上に国内の養蚕業は散々だ。「大日本蚕糸会」が公表している全国の養蚕農家数。1994年に1万9000戸あったが、15年はたったの368戸と、94年の2%。いやはや壊滅的な状況だ。
>「着物を着る人が減っているのもありますが、絹製品で輸入されてくるようになった。国内でカイコから原糸をとるのはとても重労働。後継者がいなかったり、他の業態に変更する農家も多い」(農水省地域対策官)
>世界的にも生産は減少傾向だ。絹製品のネクタイやストールを手掛ける大手ブランドメーカーは、原糸はブラジル製。ブラジルは品質、生産とも世界一だが、生産が不安定。日本からの安定供給ができれば、喜ばれる可能性がある。
>あつまるHDの工場の生産方法も従来の延長ではなく、全く新しいものだ。無菌状態で温・湿度を管理し、カイコを効率的に育てるが、ポイントはエサである桑葉だ。桑葉は5~9月に育ち、その時期にしかカイコにエサをやれない。新工場では、桑葉を乾燥し、粉末にした人工飼料を使うため、一年中、繭がとれる。また、通常、繭からとれる原糸はわずか2割。残り7割はロスになるが、それも化粧品向けのパウダーなどで有効利用するという。
>「本業の求人広告が好調なこともあって、思い切って投資した。リスクが大きいことも承知しています。熊本県や山鹿市とも協力して成功したい」(島田常務)
>江戸末期、パッとしなかった生糸産業は、富岡製糸場に最新技術の最大級設備を導入し、大転換を図った。熊本発の“蚕業革命”なるか。(ここまで引用)
2017/06/07
必殺生産ライン請負人「平田機工」の正体 トヨタもサムスンも頼る凄腕企業の強さの秘密(日経ビジネス・パソコン向け)
面白いニュースをもう一つ↑。ここ1年で株価三倍に東証一部上場の快挙。この平田機構(熊本市北区植木町)のように、消費者としては直接馴染みはなくても、企業間の取引で有名な優良企業だってあるんです(藤田)
>自社開発の各種モジュールによるもの造り力でソフト・ハードの両面から、開発・提案、設計、製作、試運転、生産立ち上げまで一貫して行えるのが強み。自動車(エンジン、トランスミッション、自動車部品)と半導体関連等の生産設備が柱であり、家電等その他業種向けも。世界40カ国に広がる顧客に生産システムの設計・製造・販売を行っている。
「平田機構」(ウィキペディア・パソコン向け)
現在の養蚕業は大量受注じゃ海外と競走になりませんから、管理のしっかりした国内産生糸として高品質を求める企業向けなんでしょうね。そして和装用の絹糸生産に限らない。ライバルも少ないと見ての参入みたいですね。面白い試みです。元ニュースは日刊ゲンダイDIGITALから。ゲンダイはこんなニュースも扱うんだ
"天の虫、、おカイコさま(2)|産業を技術が支える
あつまる君の「あつまるホールディングス」は求人仲介業が柱の企業です。全国的な人手不足で求人仲介業は好調の様子。大手に応募が集まるなか、中小企業特に地方の企業は募集に苦戦していると聞きます。そのため、職場環境や待遇面改善に積極的な企業も増えてくるでしょう。もちろんあなたが希望すべてを満たしてくれる企業はまずありません(大手でも)。育児休暇が取りやすい、育児や保育園の送り迎えなど抱えていても働きやすい、住宅手当が付く、企業年金など福利厚生が安定してる、転勤が限定されている…給料面だけでなく、あなたの希望に優先順位を付けて選びとるのが賢い就職になると思いますよ
>“蚕業革命”なるか 熊本に世界最大級の「養蚕工場」が完成(@niftyニュース・パソコン向け)
>現代の富岡製糸場になるかもしれない―――。求人広告を手がける「あつまるホールディングス」(熊本市)は先月、熊本県山鹿市に世界最大級の養蚕工場を完成させた(写真)。総工費は23億円。現在、試験稼働中で、7月から本格稼働させ、繭の生産量を3年以内に年間50トンにする予定。これは国内最大の産地である群馬県の年間生産量に匹敵するというから、すごい規模だ。養蚕と言えば、過去の産業というイメージがあるが、なぜ今、畑違いの養蚕に巨額の投資をするのか。
>「あつまるHD」常務の島田裕太氏はこう言う。
>「絹はファッション用途の高級志向もありますが、医療、化粧品、食品など新たな用途が広がりつつある。一方、世界的に生産量は減っている。大規模な参入者もいない。先手を打った格好です」
>思った以上に国内の養蚕業は散々だ。「大日本蚕糸会」が公表している全国の養蚕農家数。1994年に1万9000戸あったが、15年はたったの368戸と、94年の2%。いやはや壊滅的な状況だ。
>「着物を着る人が減っているのもありますが、絹製品で輸入されてくるようになった。国内でカイコから原糸をとるのはとても重労働。後継者がいなかったり、他の業態に変更する農家も多い」(農水省地域対策官)
>世界的にも生産は減少傾向だ。絹製品のネクタイやストールを手掛ける大手ブランドメーカーは、原糸はブラジル製。ブラジルは品質、生産とも世界一だが、生産が不安定。日本からの安定供給ができれば、喜ばれる可能性がある。
>あつまるHDの工場の生産方法も従来の延長ではなく、全く新しいものだ。無菌状態で温・湿度を管理し、カイコを効率的に育てるが、ポイントはエサである桑葉だ。桑葉は5~9月に育ち、その時期にしかカイコにエサをやれない。新工場では、桑葉を乾燥し、粉末にした人工飼料を使うため、一年中、繭がとれる。また、通常、繭からとれる原糸はわずか2割。残り7割はロスになるが、それも化粧品向けのパウダーなどで有効利用するという。
>「本業の求人広告が好調なこともあって、思い切って投資した。リスクが大きいことも承知しています。熊本県や山鹿市とも協力して成功したい」(島田常務)
>江戸末期、パッとしなかった生糸産業は、富岡製糸場に最新技術の最大級設備を導入し、大転換を図った。熊本発の“蚕業革命”なるか。(ここまで引用)
2017/06/07
必殺生産ライン請負人「平田機工」の正体 トヨタもサムスンも頼る凄腕企業の強さの秘密(日経ビジネス・パソコン向け)
面白いニュースをもう一つ↑。ここ1年で株価三倍に東証一部上場の快挙。この平田機構(熊本市北区植木町)のように、消費者としては直接馴染みはなくても、企業間の取引で有名な優良企業だってあるんです(藤田)
>自社開発の各種モジュールによるもの造り力でソフト・ハードの両面から、開発・提案、設計、製作、試運転、生産立ち上げまで一貫して行えるのが強み。自動車(エンジン、トランスミッション、自動車部品)と半導体関連等の生産設備が柱であり、家電等その他業種向けも。世界40カ国に広がる顧客に生産システムの設計・製造・販売を行っている。
「平田機構」(ウィキペディア・パソコン向け)