べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

身のまわりの体験から(5)|応用は時間がかかりますが…

2010年05月15日 | 高校受験大学受験
 ドリル・ワークなどの基本はできるのに応用ができないと悩む中学受験生や中高生、いませんか?「説明できるちから」をつければ解決するかもしれません。そこまでが、前回の話でした。

 学校で学習するのは、説明にかかせない「伝えるためのことば」です。「伝えるためのことば」ですから正確さが大切です。書いてためして正確に「説明できるちから」が、応用の土台=基本です。

 教科書のまとめや辞書や事典を使いノートに写して、「伝えるためのことば」を正確におぼえましょう。これで「説明できるちから」がつきます。


 もし写すことに時間がかかるなら?もうすこし基本にもどりましょう。

 たとえば、漢字の読みは基本の「士」から「仕」「志」「誌」の読み方が類推(るいすい・にたものからおしはかる)できます。 

 また、「ある数を二つたす = ある数の二倍」の基本から、小学算数と中高の数学がひとつながりなっていることに気づきます。

3 + 3 = 3 × 2
100 + 100 = 100 × 2

X + X = X × 2

sinX + sinX = sinX × 2

50円の消しゴム2個ぶんの合計
50円×2個=100円

1時間に60kmの速さで2時間ぶんのきょり
60km/時×2時間=120km

 応用は時間がかかりますが、基本から書いてためして正確におぼえておけば早くたどりつきます。基本をくり返す意味はそこにあるのです。

 次回、まとめます。(塾長)


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