べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

身のまわりの体験から(6)|応用には…?中高生向けまとめ

2010年05月18日 | 高校受験大学受験
 中学受験や中高生向け「基本から応用へ」最終回です。前回はこちら


 まず、学校で学習するのは説明にかかせない「伝えるためのことば」です。「伝えるためのことば」ですから、できるだけ正確に!

 ここで「なんとなくわかる」から書かずにすませてはいませんか?それが、基本から先に進めない原因かもしれません。

 教科書のまとめや辞書や事典を使いノートに写して、「伝えるためのことば」を正確におぼえましょう。これで「説明できるちから」がつきます。


 もし教科書のまとめや辞書や事典を使いノートに写すことに時間がかかるなら、一度基本にもどりましょう。

 たとえば、漢字の読みは基本の「士」から「仕」「志」「誌」の読み方が類推(るいすい・にたものからおしはかる)できます。 

 また、「ある数を二つたす = ある数の二倍」の基本から、小学算数と中高の数学がひとつながりなっていることに気づきます。

3 + 3 = 3 × 2
100 + 100 = 100 × 2

X + X = X × 2
sinX + sinX = sinX × 2

50円の消しゴム2個ぶん合計
50円×2個=100円

1時間に60kmの速さで2時間ぶんのきょり
60km/時×2時間=120km

1molの分子量32の酸素分子2molの質量は?
32g×2mol=64g


 最後にまとめます。応用力をつけるには基本から学ぶ「説明するちから」と「類推」(るいすい)からはじめましょう。とくに時間をとる必要はありません。

 「説明するちから」は、教科書のまとめやまちがった問題の解答と解説をノートに写すだけ。ここで、読んでなんとなくわかったではすませないことがポイント。

 「類推」も問題文や解答のどこがヒントになっていたかをメモするだけ。気づかなかったら…それを質問すればいいじゃないですか。こういった質問を持ってくる人はのびます。

(='ω')あ!この子応用になにが必要かわかってんなあ(塾長)


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