100g入りと表示されたお菓子があります。これを正確に量(はか)るともしかして102gや99gかもしれません。できたばかりの食品や時間のたったもの、また使った量りの具合(ぐあい)によっても誤差(ごさ)がでるからです。
世のなかにピッタリの数字はありません。
ですから、理科の実験・観察での測定値(そくていち)にも一定の誤差があると考えます。また、メスシリンダーや電流計などの目盛りは「目盛りの十分の一まで読みとる」こととしています。
「5.0」という数字は小数第一位まで確かめていますが、「5」は小数第一位は確かめていない数字です。「5」を目盛りの十分の一まで読み取ると、「5.0」かもしれませんし「5.9」かもしれません。
十分の一まできちんと確認した証拠(しょうこ)にゼロを残して「5.0」と書く場合があるのです。
ゆうこうすうじ【有効数字】
測定値・近似値(きんじち)で、目的に有効な、または意味のある桁(けた)数の数字。
例1;3.54 / 35.4 / 354 →これらの有効数字は3桁
30.4 / 34.0 / 30.0→これらの有効数字は3桁
3,0540 / 35,004 →これらの有効数字は5桁
例2;0.354 / 0,0354 →これらの有効数字は3桁
二つの例のちがいいが分かりますか?先頭のゼロを数えてないんですね。
[有効数字の計算ルール]
1.たし算・ひき算は、小数点以下のもっとも少ない桁数にそろえて計算します。小数のたしひきの筆算では、小数点の位置をそろえましたね。
例1;3.54 + 0.354 = 3.54 + 0.35 = 3.89
例2;バケツの水5.0リットルに、0.000354リットルくわえました
5.0 + 0.000354 = 5.0 + 0.0 = 5.0
5リットルの水に対してくわえた水があまりにも少なくて、有効なまたは意味のある数字にはならないために、計算でも無視することになります。
2.かけ算・わり算は、四捨五入でもっとも少ない有効ケタ数にそろえて計算し、答えも四捨五入でそろえる。
例:3.5 × 2.254 = 3.5 × 2.3 = 8.05 = 8.1
3.6 × 2.574 = 3.6 × 2.6 = 9.36 = 9.4
有効数字について中学でははっきり教わらないので、高校でとまどう人がひとが多いようです。
なんのためのどんな考え方なのかを知っておけば、高校で理解がしやすくなります。(塾長)
世のなかにピッタリの数字はありません。
ですから、理科の実験・観察での測定値(そくていち)にも一定の誤差があると考えます。また、メスシリンダーや電流計などの目盛りは「目盛りの十分の一まで読みとる」こととしています。
「5.0」という数字は小数第一位まで確かめていますが、「5」は小数第一位は確かめていない数字です。「5」を目盛りの十分の一まで読み取ると、「5.0」かもしれませんし「5.9」かもしれません。
十分の一まできちんと確認した証拠(しょうこ)にゼロを残して「5.0」と書く場合があるのです。
ゆうこうすうじ【有効数字】
測定値・近似値(きんじち)で、目的に有効な、または意味のある桁(けた)数の数字。
例1;3.54 / 35.4 / 354 →これらの有効数字は3桁
30.4 / 34.0 / 30.0→これらの有効数字は3桁
3,0540 / 35,004 →これらの有効数字は5桁
例2;0.354 / 0,0354 →これらの有効数字は3桁
二つの例のちがいいが分かりますか?先頭のゼロを数えてないんですね。
[有効数字の計算ルール]
1.たし算・ひき算は、小数点以下のもっとも少ない桁数にそろえて計算します。小数のたしひきの筆算では、小数点の位置をそろえましたね。
例1;3.54 + 0.354 = 3.54 + 0.35 = 3.89
例2;バケツの水5.0リットルに、0.000354リットルくわえました
5.0 + 0.000354 = 5.0 + 0.0 = 5.0
5リットルの水に対してくわえた水があまりにも少なくて、有効なまたは意味のある数字にはならないために、計算でも無視することになります。
2.かけ算・わり算は、四捨五入でもっとも少ない有効ケタ数にそろえて計算し、答えも四捨五入でそろえる。
例:3.5 × 2.254 = 3.5 × 2.3 = 8.05 = 8.1
3.6 × 2.574 = 3.6 × 2.6 = 9.36 = 9.4
有効数字について中学でははっきり教わらないので、高校でとまどう人がひとが多いようです。
なんのためのどんな考え方なのかを知っておけば、高校で理解がしやすくなります。(塾長)