べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

中体連が終わったら、中三は入試までのスケジュールを!

2014年07月06日 | 高校受験大学受験
 中体連県予選も終盤。勝って県代表のひとは勉強する内容を絞って、両立がんばれ!


 中学三年生は入試までのスケジュールの確認から始めよう!

1、熊本県公立高校入試は3月初め。入試の勉強ができるのは2月末まで。

2、熊本県私立高校入試は2月中ごろ。勉強ができるのは2月初めまで。

3、中学校の先生が内申書を書くのが12月末。進路最終決定は12月初めまで。

4、共通テストが9月と11月初め。10月までの実力であなたの志望校はほぼ決まります

 遅くとも10月までには、合格ラインが見えるあたりまで点数をあげておかなければならないのが現実です。


 自覚を待つという意味で「本人にまかせます」というご家庭も多いようです。一方生徒たちは、中学へ上がったときの感覚でみなが一緒に上がれると思い込んでいます。「もっと勉強できないやつはいるんだ」「まさか自分が落ちるはずはない」

夏休み時点での第一志望に通る子は学年の三分の一です。「わかってるよ」と答える子たちの認識のズレが現れます。この状態で2学期に入れば、志望校の最終決定期日も目の前で話し合いにも追い込みにも時間は取れません。

 仕事でうまくいくひとの多くは、持って生まれた才能より、"先をみた行動"の成功体験があるひとたちです。「自覚を待つ」のはお勧めしません。「自覚を促す」ことができるからです。


 まず、合格ラインの点数や偏差値を調べ話し合おう!

 志望校について調べ比較をしましょう。偏差値・ボーダー・募集人数・倍率・高校卒業後の進路状況などを具体的にです。学校の先生とも情報収集だけでも話しておきましょう。二学期の三者面談を待つ必要はありません。二学期は下調べではなく志望校確定の時期だからです。少なくとも、親御さんの希望は具体的に整理して提示してください。それがなければ当り障りのない一般的な話しか返ってこないでしょう。何も決まらず時間切れです。ここまでは親御さんの責任で実行できることです。


 いまこの時期に志望校を決めるべきです。仮にでも決めなければ始まりません。生徒自身の自覚はほとんどのご家庭で、親に従うか反発するかをきっかけに生まれます。生涯の生活設計を含め進路を決められるだけの覚悟は中学生ではまれだからです。これは高校三年間でも続くかもしれません。

 志望校決定の話し合いは、今!

 一度では済まないでしょう。何度も調べ話し合う"なかで"自覚が生まれます。決定に悩んだら何度でもご相談ください。志望校が早く決まれば、私たち塾講師もそれだけ効果の高い指導とアドバイスができます。時間はきちんと使えばまだありますが、なんとなく自覚を待てば夏休みも終わってしまいます。

 入試までの「スケジュールを逆算すること」をほとんどの中学生ができません。学校の提出物とおなじく「ちょっとぐらい遅れても大丈夫」が子どもたちの感覚です。きっちりスケジュールが決まって融通の利かない受験では、親御さん主導で引っ張っぱることも必要だと思います。

 「自覚を促す」とは、生徒自身と周りの大人が具体的な行動を"ともに"始めることです。(塾長)


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「熊本県高校入試ラボ」(パソコンむけ
 入試制度や偏差値、倍率といった受験情報を学校別に紹介。

「熊本県高校偏差値一覧」(パソコンむけ
 受験先の組み合わせの参考に。具体的な点数は試験や時期により変わります。当塾までお問い合わせください(当記事のコメントからもできます)。


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