べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

高校入試の数学を小学生と(2)|ドリルだけでは身につかない

2010年03月13日 | 算数・数学
 熊本県の公立高校入試から算数クイズ!前回はこちら。小学算数のおさらいはすんだ?

 計算はたいていドリルで学習しますが、ドリルだけにたよっているとカベにぶつかります。小数や分数から急にできなくなったひといないかな?□や文字(もじ)を使った「たしかめ算」がにがてなひといるんじゃない?算数クイズをといて、計算の決まりを身(み)につけよう!


[大問1]
(1)1/2 + 1/5 ★

 「1/2」は2分の1、「1/5」は5分の1。小学校の分数のたし算です。

(2)( 4 - 7 )×9 ★★

 中学の「負の数」(ふのすう・マイナスの数)の計算ですが、ひき算とかけ算で答えはでます。


[ヒント]

(1)(分数)=(分子・ぶんし)/(分母・ぶんぼ)

 分数は、1÷2=1/2(2分の1)のような「わり算」です。わり算」には、おなじ答えになる式があります。

1÷2=2÷4=3÷6=4÷8=5÷10=6÷12=…

 だから、おなじ「分数」がつくれます。

1/2=2/4=3/6=4/8=5/10=6/12=…

(分子)×○/(分母)×○
=(分子)×□/(分母)×□

=(分子)×A/(分母)×A
=(分子)÷○/(分母)÷○

1/2 + 1/5
分母をおなじ数にそろえてからたします。(通分・つうぶん)

 分母が2と5なので、このままではたせません。分母をかけ算を使っておなじ数にします。分子にも分母とおなじ数をそれぞれかけます。

1×○/2×○ + 1×□/5×□


(2)数(かず)は、「数直線」(すうちょくせん)を使ってたしかめられます。写真のような、メモリがはいった線が「数直線」です。負の数(ふのすう)があるので、「1,2,3,4,…」は「+1,+2,+3,+4,…」と書いて区別をしています。

たし算はふえること→数直線では右へ進むこと
ひき算はへること→数直線では左へ進むこと

2+3=+2+3=+5(「+2」のメモリから右へ3進んだから)
2-3=+2-3=-1(「+2」のメモリから左へ3進んだから)
4-7=+4-7= (「+4」のメモリから…)

かけ算は、おなじ数をいくつも合計するときに使います
8人の列(れつ)が5列 → 8人×5列=40人
50円の消しゴム12個 → 50円×12個=600円
1時間に60kmの速さで3時間 → 時速60km×3時間=180km

「+8」が5個 → 8×5=+8×5=+40(プラス40)
「-8」を5個 → (-8)×5=-40(マイナス40)


 解答は次回!(塾長)


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