ヒトの思考の特徴に、"並列処理(へいれつしょり)"という働きがあります。ここで言う"並列処理"とは"連想"のことです
連想をコントロールしましょう。誰にでもできる方法があります。まずはカラダを使うこと
記憶力を伸ばそう!|復唱(ふくしょう)しましょう
記憶(きおく)は、どこで決まる?(1)|感覚記憶と短期記憶
>感覚記憶は五感を使いますから、カラダも使いながら記憶すれば記憶力が上がります。指で指しながら読んだり声に出しながら確認したりすることも、感覚記憶を利用しているのです。ほかにどんな方法があるでしょうか?
>ヒトが一度に記憶できる数は決まっています。たくさんのことを覚えなければならない場合、どうすれば良いでしょうか。そう、"分けて"覚えることです。
「ジャガイモとー肉とーカレー粉とー…」とダラダラならべるのではなく、「鳥肉のカレーを作る。買うものは五つ。」と"分けて"覚えるほうが忘れません。
簡潔に分けるには、日本文の基本”主語+述語"を意識します。文末にくる"述語で言い切って"ください。また、指を折りながら確認もします。指も使う理由は、おわかりですね。
ここから今日の本題です
よのなかにはルールがあります。誰にでもできるよう作られているのがルールです。慣れれば意識しないで自転車に乗れますよね。慣れだから誰にだってできます。「才能」なんていらない。同様に、授業で身に付けるルールはあなたの記憶力を上げてくれます。カラダを使った記憶向上法を習慣化するからです。一度身に付いたら才能なんかいらない。まずは言われた通り動け、それができてから考えろ。習慣を身に付けたら忘れることはありません
たとえば、メモに番号をつけるルール
例)私が部活で学んだことは三つあります。一つ目は努力。二つ目は協力。三つ目は自発のチカラです。
三つに分けましたから、ひとつずつは短く書きやすい。書いている途中で内容がブレません。読むときも話の流れが相手に伝わりやすくなります。なんとなく書き始めたわけではありませんから、書き終えても記憶しています。まずメモを書いて番号をつけ、それからひとつずつ詳しく膨らませれば長文を書くのだってカンタンです
誰かの話を聞くときには、三つありますのところで番号だけメモしてしまいます
1,努力
(メモ欄、空ける)
2,協力
(メモ欄、空ける)
3,自発
(メモ欄、空ける)
と、まず最初にノート左端に番号を打っておけば続けやすくなります。このメモさえ見れば後からカンタンに思い出せます
これはメモのルールです。誰にでもできるよう作られているのがルールです
メモは取れないと「いけない」んです。つもりじゃ仕事にはなりません。説明を受けて実行するのはあなたです。あなたがやるから、あなたに給料を払うわけです。誰かがやってくれるわけでも、ずっと付き添ってもらえるわけでもない。できることはあなたが見せなきゃなりません
メモはできなきゃいけません。つもりじゃ「できた」と言いません。仕事はテストじゃないので、メモを見て確認しながらできます。メモをしていれば、だけどね
学校では取らなくても怒られなかった?「悪く」はないからね。できない子もいますし。でも一握りのひとを除いて、できることぐらい皆やって見せます。あなたはどちらでしょう。「これからも」ずっとできないと言うなら仕方がない。仕事もカンでできると思うなら構わない。仕事はテストじゃありませんから怒られません。ただ練習しておかなければそれで判断されるだけです
メモやノートは「才能」じゃないありません。自然にできるようにはなりません。「才能」じゃないから、練習をすれば身に付きます。練習なら上手じゃなくていい。あなたは、授業でノートを取っておけばいいんです。黒板を写せばいい。それがメモの練習です
学校卒業をしたら本番です。練習の時間は終わります。メモを全く取らずに済む仕事は限られます。カンは後からほとんど伸びません(あなたが仕事で伸び悩んでいたらもしかしてそれは)。歳くってもいま以上にはなりません。小学生のカンが仕事で通用するわけがない。小学校高学年あたりからもうカンは当たらなくなってきてたでしょ。ノートを取らなくとも卒業後もなんとかなると勘違いしてる子やノートがきれいでも成績に反映していない子もいます。それはルールを知らない、あるいはノートを取ることそのものが目的になっているからだと思います。目的は仕事に生かすことです
高校卒業資格が「ひとなみ」と思われていたのは、三年間ちゃんと練習はしておきましたという意味です
仕事ではできることの多い順に採用していきます。就職面談ではまずあいさつ、時間を守る。それからメモを取ってないひとを見ています。試しにあてるとまず答えられない。聞いているだけで頭に入ってない。取ったメモを見て質問も返せない。ここで不合格です。取ってないひと達が一緒に消えます。何度受けても同じことです。だってお客さんの前に出したら同じことになるのが目に見えてますから。メモができるようになるには数年かかります。あなたに練習する時間はありました。小学校からノートを取るチャンスが何年あったと思ってるんだ!
メモは取れないと「いけない」んです。つもりじゃ仕事にはなりません
学校の成績はこの「練習」を見るためにあります。トップクラスでもなければ、「才能」なんかで差はつきません。あなたの成績が伸びないのはノートを取らないからかもしれませんよ。今からでもメモのルールを身に付ければいい。できることから手をつければいい。少しずつでいいんです。書くスピードが遅いならメモする方法を学べばいい。教えますよ。番号つけること教えましたし。まずやってみようよ。やったぶんは身に付きます。あなたができない側で一緒に消えることはなくなります
よのなかにはルールがあります。誰にでもできるよう作られているのがルールです。練習は必要ですが、何のため学校が何年もあるのでしょう。席に座ってただじっとしているわけにはいきませんね。苦手なら学べばいい。学ぶって英単語や計算ができることじゃない。教科学習を通して、あなたが仕事でできることを増やしておくことです(藤田)
[ひとつ身に付けたなら]
ルールは他にもあります。 またあるの?いえ急ぐ必要はありません。ひとつずつ身に付ければいい。ひとつ身に付けたなら、次もその次もずっと大丈夫です。時間は必要だけどね。練習はしているのに結果がすぐ出ないときって、その積み重ねを待つ時間なんです(部活でもそんなときあるでしょ)
あわてないで
他のルール、順番が決まっているもの、手順を守らなければうまくいかないことがあります
細胞分裂のひみつ|スタートとゴールをはっきりさせる
>順番が大切なとき、まずスタートとゴールをはっきりさせましょう
どんなにうまいカレールウがあっても、ジャガイモから先に煮込んだら煮くすれてしまいます。お家で食べるには構いません。でも、お店でおカネをもらうには問題です。仕事が成り立つには、順番が大切なのです。
>どの教科でも、順番を意識させる問いにあふれます。高等教育の柱と言っていい。仕事でおカネをもらい生産性を高めるには、順番が大切だから。運やカンの限界を越えるにも順番が大切だからです。
英語・国語の理由と結果、数学の文章問題や図形の証明、歴史の流れ、理科の植物の成長や天気の移り変わり…単純な暗記では行き詰まります。順番を意識させ、スタートとゴールを見つけさせることが目的だからです。
苦手なら学べばいい。学ぶって、教科学習を通して、あなたができることを増やしていくことです
連想をコントロールしましょう。誰にでもできる方法があります。まずはカラダを使うこと
記憶力を伸ばそう!|復唱(ふくしょう)しましょう
記憶(きおく)は、どこで決まる?(1)|感覚記憶と短期記憶
>感覚記憶は五感を使いますから、カラダも使いながら記憶すれば記憶力が上がります。指で指しながら読んだり声に出しながら確認したりすることも、感覚記憶を利用しているのです。ほかにどんな方法があるでしょうか?
>ヒトが一度に記憶できる数は決まっています。たくさんのことを覚えなければならない場合、どうすれば良いでしょうか。そう、"分けて"覚えることです。
「ジャガイモとー肉とーカレー粉とー…」とダラダラならべるのではなく、「鳥肉のカレーを作る。買うものは五つ。」と"分けて"覚えるほうが忘れません。
簡潔に分けるには、日本文の基本”主語+述語"を意識します。文末にくる"述語で言い切って"ください。また、指を折りながら確認もします。指も使う理由は、おわかりですね。
ここから今日の本題です
よのなかにはルールがあります。誰にでもできるよう作られているのがルールです。慣れれば意識しないで自転車に乗れますよね。慣れだから誰にだってできます。「才能」なんていらない。同様に、授業で身に付けるルールはあなたの記憶力を上げてくれます。カラダを使った記憶向上法を習慣化するからです。一度身に付いたら才能なんかいらない。まずは言われた通り動け、それができてから考えろ。習慣を身に付けたら忘れることはありません
たとえば、メモに番号をつけるルール
例)私が部活で学んだことは三つあります。一つ目は努力。二つ目は協力。三つ目は自発のチカラです。
三つに分けましたから、ひとつずつは短く書きやすい。書いている途中で内容がブレません。読むときも話の流れが相手に伝わりやすくなります。なんとなく書き始めたわけではありませんから、書き終えても記憶しています。まずメモを書いて番号をつけ、それからひとつずつ詳しく膨らませれば長文を書くのだってカンタンです
誰かの話を聞くときには、三つありますのところで番号だけメモしてしまいます
1,努力
(メモ欄、空ける)
2,協力
(メモ欄、空ける)
3,自発
(メモ欄、空ける)
と、まず最初にノート左端に番号を打っておけば続けやすくなります。このメモさえ見れば後からカンタンに思い出せます
これはメモのルールです。誰にでもできるよう作られているのがルールです
メモは取れないと「いけない」んです。つもりじゃ仕事にはなりません。説明を受けて実行するのはあなたです。あなたがやるから、あなたに給料を払うわけです。誰かがやってくれるわけでも、ずっと付き添ってもらえるわけでもない。できることはあなたが見せなきゃなりません
メモはできなきゃいけません。つもりじゃ「できた」と言いません。仕事はテストじゃないので、メモを見て確認しながらできます。メモをしていれば、だけどね
学校では取らなくても怒られなかった?「悪く」はないからね。できない子もいますし。でも一握りのひとを除いて、できることぐらい皆やって見せます。あなたはどちらでしょう。「これからも」ずっとできないと言うなら仕方がない。仕事もカンでできると思うなら構わない。仕事はテストじゃありませんから怒られません。ただ練習しておかなければそれで判断されるだけです
メモやノートは「才能」じゃないありません。自然にできるようにはなりません。「才能」じゃないから、練習をすれば身に付きます。練習なら上手じゃなくていい。あなたは、授業でノートを取っておけばいいんです。黒板を写せばいい。それがメモの練習です
学校卒業をしたら本番です。練習の時間は終わります。メモを全く取らずに済む仕事は限られます。カンは後からほとんど伸びません(あなたが仕事で伸び悩んでいたらもしかしてそれは)。歳くってもいま以上にはなりません。小学生のカンが仕事で通用するわけがない。小学校高学年あたりからもうカンは当たらなくなってきてたでしょ。ノートを取らなくとも卒業後もなんとかなると勘違いしてる子やノートがきれいでも成績に反映していない子もいます。それはルールを知らない、あるいはノートを取ることそのものが目的になっているからだと思います。目的は仕事に生かすことです
高校卒業資格が「ひとなみ」と思われていたのは、三年間ちゃんと練習はしておきましたという意味です
仕事ではできることの多い順に採用していきます。就職面談ではまずあいさつ、時間を守る。それからメモを取ってないひとを見ています。試しにあてるとまず答えられない。聞いているだけで頭に入ってない。取ったメモを見て質問も返せない。ここで不合格です。取ってないひと達が一緒に消えます。何度受けても同じことです。だってお客さんの前に出したら同じことになるのが目に見えてますから。メモができるようになるには数年かかります。あなたに練習する時間はありました。小学校からノートを取るチャンスが何年あったと思ってるんだ!
メモは取れないと「いけない」んです。つもりじゃ仕事にはなりません
学校の成績はこの「練習」を見るためにあります。トップクラスでもなければ、「才能」なんかで差はつきません。あなたの成績が伸びないのはノートを取らないからかもしれませんよ。今からでもメモのルールを身に付ければいい。できることから手をつければいい。少しずつでいいんです。書くスピードが遅いならメモする方法を学べばいい。教えますよ。番号つけること教えましたし。まずやってみようよ。やったぶんは身に付きます。あなたができない側で一緒に消えることはなくなります
よのなかにはルールがあります。誰にでもできるよう作られているのがルールです。練習は必要ですが、何のため学校が何年もあるのでしょう。席に座ってただじっとしているわけにはいきませんね。苦手なら学べばいい。学ぶって英単語や計算ができることじゃない。教科学習を通して、あなたが仕事でできることを増やしておくことです(藤田)
[ひとつ身に付けたなら]
ルールは他にもあります。 またあるの?いえ急ぐ必要はありません。ひとつずつ身に付ければいい。ひとつ身に付けたなら、次もその次もずっと大丈夫です。時間は必要だけどね。練習はしているのに結果がすぐ出ないときって、その積み重ねを待つ時間なんです(部活でもそんなときあるでしょ)
あわてないで
他のルール、順番が決まっているもの、手順を守らなければうまくいかないことがあります
細胞分裂のひみつ|スタートとゴールをはっきりさせる
>順番が大切なとき、まずスタートとゴールをはっきりさせましょう
どんなにうまいカレールウがあっても、ジャガイモから先に煮込んだら煮くすれてしまいます。お家で食べるには構いません。でも、お店でおカネをもらうには問題です。仕事が成り立つには、順番が大切なのです。
>どの教科でも、順番を意識させる問いにあふれます。高等教育の柱と言っていい。仕事でおカネをもらい生産性を高めるには、順番が大切だから。運やカンの限界を越えるにも順番が大切だからです。
英語・国語の理由と結果、数学の文章問題や図形の証明、歴史の流れ、理科の植物の成長や天気の移り変わり…単純な暗記では行き詰まります。順番を意識させ、スタートとゴールを見つけさせることが目的だからです。
苦手なら学べばいい。学ぶって、教科学習を通して、あなたができることを増やしていくことです