21日昼。他の避難所の情報はないかと、インターネット上の掲示板を見た。揺れに驚いた等感想がならぶ。あまり避難所の情報はない。中心はTwitterなんだろう。それでも避難所の状況が知りたいと書き込みが見られたので、わかる範囲を書いておいた
他人をとやかく言えるのは余裕の持てる人だけだ
おなじ被災地と言っても被害はかなり違う。益城、南阿蘇、西原村は甚大だと聞く。土砂崩れなど今後の対策がいるだろう。熊本市東区南区は益城に近くキツい。人口が多く被災状況も多様。おなじ地域でも築年数で大違い。中央区区で、ウチはヒビが入っていただけだったが、扉や窓が開かない家もある。歪みが発生しているからだ。あれでは怖くて家には帰れない。家屋の安全判定待ちになる
おなじ避難所でも年齢人数、家族内の動ける数で空気がまるで違う。親が避難所から仕事へ行ってしまえば、小さい子や年寄かかえて動くに動きけない。時間短縮でも仕事は続く。比較的復興が早く見えるのは被害が少なかったからじゃない。テレビに写るのは避難所ばかりで復興に自身で動く被災者の姿は写らない。赤ん坊抱えて一晩中教室を出入りする母親がいた。長期化すればもたないだろう
カロリーは取れる。俺は便が出ないから食わない食えない。避難所のトイレの水が出ないのだ。紙も制限がかかる(思ってたより切実だ)。自宅に汲みおき水はあるが9階でエレベーターは動いてない。体調崩して食わない年寄りも少なくなかった。持病持ちは影響がすぐ現れる。食って元気が出る奴がいればそれもいい。食料支援で公的に食中毒をだすわけにはいかないし、必要量もわからない。不足して機会を逃すより多目に提供して廃棄を選ぶだろう。コンビニ弁当の廃棄とおなじことは起きる
不足する物資は皆おなじではない。食うや食わずではないし、好き嫌いで食べないわけでもない。モニター前で想像ばかり巡らしていてもわかりゃしない
避難所への配送も、ただ大量に置いていくことはなくなった。数箱だけ必要な物資たけ置いていく形で、回数で稼いでる。初期の幹線道路の渋滞は緩和され、現場の運送が機能を取り戻してきたからだ。重点的に整備がされ、流通や受入受け入れの不備での物資不足は短期間で済んだ。教訓は生かされてる。それでも回らない状態があっただけだ
きちんと寝て便も出せる状況ならなんてことない行列が一仕事だ。昨日今日ほんとシンドクなっていた。普段俺らはカネか税金かで余裕を手に入れててそれに気づかない
それでもやっぱりおかしいのはいると思う。彼らはいつもどこかにいる。だが他人をとやかく言えるほど俺にはまだ余裕がない。他人のアラ見てすり減らしたくもない。こたえるわ
俺は、抱えるもののために立ち上がるほかない
若いのだろうな。余裕ができたというのなら羨ましい。安全な自宅でネット覗いてるだけなら「娯楽」もいいのだろう
被災者が見ている地域掲示板にワザワザ出向いてまで、彼らの「娯楽」を持ち込んでたことがとても腹立たしかった(藤田)
>避難者なお9万人超 熊本地震1週間【1面】
>熊本地震の被災地は21日、一連の地震の始まりとなった14日夜の「前震」から1週間を迎えた。家屋倒壊や土砂崩れで48人が死亡したほか、避難中のエコノミークラス症候群など震災関連死も11人に上る。家屋被害は深刻で、約9万2千人が避難したまま。ライフライン復旧が進まず、避難所生活の長期化は避けられない。広い範囲で強い余震が続き、県民の不安は深まっている。
くまにちコムより引用
他人をとやかく言えるのは余裕の持てる人だけだ
おなじ被災地と言っても被害はかなり違う。益城、南阿蘇、西原村は甚大だと聞く。土砂崩れなど今後の対策がいるだろう。熊本市東区南区は益城に近くキツい。人口が多く被災状況も多様。おなじ地域でも築年数で大違い。中央区区で、ウチはヒビが入っていただけだったが、扉や窓が開かない家もある。歪みが発生しているからだ。あれでは怖くて家には帰れない。家屋の安全判定待ちになる
おなじ避難所でも年齢人数、家族内の動ける数で空気がまるで違う。親が避難所から仕事へ行ってしまえば、小さい子や年寄かかえて動くに動きけない。時間短縮でも仕事は続く。比較的復興が早く見えるのは被害が少なかったからじゃない。テレビに写るのは避難所ばかりで復興に自身で動く被災者の姿は写らない。赤ん坊抱えて一晩中教室を出入りする母親がいた。長期化すればもたないだろう
カロリーは取れる。俺は便が出ないから食わない食えない。避難所のトイレの水が出ないのだ。紙も制限がかかる(思ってたより切実だ)。自宅に汲みおき水はあるが9階でエレベーターは動いてない。体調崩して食わない年寄りも少なくなかった。持病持ちは影響がすぐ現れる。食って元気が出る奴がいればそれもいい。食料支援で公的に食中毒をだすわけにはいかないし、必要量もわからない。不足して機会を逃すより多目に提供して廃棄を選ぶだろう。コンビニ弁当の廃棄とおなじことは起きる
不足する物資は皆おなじではない。食うや食わずではないし、好き嫌いで食べないわけでもない。モニター前で想像ばかり巡らしていてもわかりゃしない
避難所への配送も、ただ大量に置いていくことはなくなった。数箱だけ必要な物資たけ置いていく形で、回数で稼いでる。初期の幹線道路の渋滞は緩和され、現場の運送が機能を取り戻してきたからだ。重点的に整備がされ、流通や受入受け入れの不備での物資不足は短期間で済んだ。教訓は生かされてる。それでも回らない状態があっただけだ
きちんと寝て便も出せる状況ならなんてことない行列が一仕事だ。昨日今日ほんとシンドクなっていた。普段俺らはカネか税金かで余裕を手に入れててそれに気づかない
それでもやっぱりおかしいのはいると思う。彼らはいつもどこかにいる。だが他人をとやかく言えるほど俺にはまだ余裕がない。他人のアラ見てすり減らしたくもない。こたえるわ
俺は、抱えるもののために立ち上がるほかない
若いのだろうな。余裕ができたというのなら羨ましい。安全な自宅でネット覗いてるだけなら「娯楽」もいいのだろう
被災者が見ている地域掲示板にワザワザ出向いてまで、彼らの「娯楽」を持ち込んでたことがとても腹立たしかった(藤田)
>避難者なお9万人超 熊本地震1週間【1面】
>熊本地震の被災地は21日、一連の地震の始まりとなった14日夜の「前震」から1週間を迎えた。家屋倒壊や土砂崩れで48人が死亡したほか、避難中のエコノミークラス症候群など震災関連死も11人に上る。家屋被害は深刻で、約9万2千人が避難したまま。ライフライン復旧が進まず、避難所生活の長期化は避けられない。広い範囲で強い余震が続き、県民の不安は深まっている。
くまにちコムより引用