風にまかせてふわふわり。。。

生きていると色んなことがある。

話し合える関係

2011年02月23日 09時19分18秒 | 子どものこと
週に2日、ゆめ教室に出掛けて行きます。
今日は大阪府立高校前期入試の日。
ゆめ教室に来ている生徒も数人受験しています。

先日は、私立高校の入学試験がありました。
試験の数日前、合格祈願の折鶴を希望する生徒に渡しました。
合格発表の後「オバちゃん、鶴くれたお蔭で合格したで!」と報告に来てくれる生徒数人…。
嬉しいよねぇ…。

オバちゃんの鶴のお陰で合格したんじゃなくて、君たちの実力なんだよ。

昨日も、今日の試験の為に折鶴を手渡しました。
実力を発揮してくれることを祈っています。



朝○新聞大阪版で、「今、子どもたちは ~ナナメの関係~」という記事が連載されています。
荒れていた中学に、地元地域のボランティアが入り込むことによって、生徒を地域全体で見守ろう…という取り組みです。
そこで生徒たちは、教師でもない親でもない色んな大人たちとの関わりの中で、自信をつけ信頼関係を築いているようです。


私が生徒達との関わりで感じることは、「安心して本音を出して話せる人を欲している」ということ。
今日の新聞にも載っていた。

「私には支えてくれる人が居てよかった」と。。。
これは日中働いて、夜間高校に通う2年生の女子高生の言葉。


親や教師以外の大人に守られている、支えられていると感じることが出来れば、頑張る踏ん張る気持ちが生まれてくるんじゃないかと…。
自分一人で生きているんじゃない…ってことを感じ、感謝する気持ちも生まれてくるんじゃないかと…。


昨日、ゆめ教室で今日の前期入試に備えて前年度の試験問題に取り組んでる生徒がいた。
同じ教室で騒いでいる2年生が居た。
注意すると「オレ、関係ないもん」との返事。
勉強していた3年生が「オレも、去年そう思ってた。でも、自分のことになると腹立つな」と。。。

人の気持ちに立てない、思いやりの気持ちが持てない…。
今の子ども等は、自分さえよければそれでいい…ようだ。
けれど、それを責めることはできない。
そうしてきたのは、周りの大人の責任。
そして今の日本の風潮…ではないかとさえ感じる。


本音で話し合える相手がいれば、人の気持ちを汲みとることも出来るようになるだろう。
そういう経験が出来る場所が少なすぎる。

私に何が出来るわけでもない。
けれど「バイバイ、オバちゃん」と、手を振ってくれる生徒達に、いつも身近に感じてもらえるような大人でありたい。
その為にも、真摯に謙虚に子どもたちと関わりたい。
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4 コメント

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たんぽぽさんへ (はる)
2011-02-23 10:53:01
むけてメールを書き、ブログに乗せました。
お閑なおりにでも、読んでいただけたらうれしいです。
どうぞ、よろしく。
返信する
はるさん^^ (たんぽぽ)
2011-02-23 16:53:53
ありがとうございます。
ブログ、拝見しました。
も少し考えて、お返事しますね。
先日、はるさんのアドレスにメールを送ったのは、届いたでしょうか?
返信する
あ、まさに (カノン)
2011-03-03 10:39:32
朝○新聞大阪版で、「今、子どもたちは ~ナナメの関係~」を読んだとき、たんぽぽさんの
ゆめ教室を思い出して、あ、まさにたんぽぽさんのやっていることだと思いましたよ^^

いろんな形で自分の年代とは違う人とふれあい
支えられて、彼らもまた気づいたり、成長することはきっとあると思います。

若くて幼いから今は分からなくても、
「ああ、あんな風に自分を見ていてくれた人
がいるな」
ときっと思い出すことがあると思います。

たんぽぽさんのやっていることはやっぱしとても素敵なことだと思うな~


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カノンさん♪ (たんぽぽ)
2011-03-03 23:56:38
コメントありがとうございます。m(_)m
カノンさんも新聞、ご覧になりましたか?
手前味噌になりますが、こういう時期の子どもは、親とか教師だけじゃなくて、色んな人と触れ合うことはとても大切なことだと感じています。
そんな気持ちもあったので、何ができるというわけでもないのですが、ゆめ教室のお手伝いを申し出ました。
「素敵」だと言われちゃうと、照れてしまうのですが、出来ることをさせて頂く喜びを私も感じています。
ありがとう。
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