「お母さんは好き？」

先日、気学の先生から訊かれた。
「お母さんのことは好き？」

。。。

答えに詰まった私がいた…


同じく「お父さんは好き？」と訊かれ、
「大好きです」と即答したのに…



これは、
気付いていなかった（気付かないふりをしていたのかもしれない）事実で、驚きであり、新発見でもあった。
にもかかわらず、苦笑している私がいたってことは、
「母を嫌ってはいけない」という思い込みがあったのだろう。



「橋の下で拾ってきた」
「グズ、のろま」
「しぶとい、性悪」
「努力しなければ何もできない」
…等々、子どもの頃から母に言われてきた言葉。



うん。。。
「大好き」なんて言えないわな…
こんなこと言われて育ってきたんだから。（笑）





母は間もなく、８０歳になる。
「死ぬ前に戒名をもらいに檀家へ行きたい」と言うので、
今月、母の故郷の檀家へ行くことになった。

記憶力があやふやになり、
気ままに拍車がかかってきた母。

それでも母は「母」に変わりなく、
私にできることはするしかないな…と思う次第。



今後も母を「好き」だとは言えないかもしれないけど、
感謝はしている。





この年齢になって、自分を知ることになる発見があるって、
面白い☆