年末から息子が帰ってた。
家では愛想がない。
あまり感情を出さず淡々としている。
自分軸で動くので、よく言えばマイペース。
悪く言えば冷淡。
それでも他人には、それなりに愛想がいいようだ。
と言っても、迎合はしない。
長いものにも巻かれない。
あくまでも自分軸。
話の内容からの想像の域を出ないけど。
恐らく…
あと10年もしたら、厄介者扱いされるんだろうな…と、想像できる。
ヤツもそれは分かっている様子。
…って、
私と似ているか?!
迎えに行った車の中から、ヤツの喋りは始まった。
家に着いてからも、喋るしゃべる…
そんなに話し相手がおらんのか?
そんなに母ちゃん好きか?
…と思うほど。笑笑
あることから、
私の取った行動と言った言葉が、
ヤツが表に出さなかったトコをピンポイントで突いたようだ。
「それ正解!」
ヤツは嬉しそうに笑って、更に喋り出した。
子どもにこう言ってもらえることは、
幸せなことだと感じた一瞬。
まだ信頼はされているな…と思った。
そして持ってきた密閉容器いっぱいに、
お惣菜の数々を持って帰った。
ちゃんとした人間に育っている。
…親ばかだけど。