けーこさん

けーこさんは以前住んでた吉野で、一緒に子育てをした友人。
一緒に子育てサークルを運営していた。

かれこれ１８年の付き合いになるか…。
私よりも３歳若くて、子どもは上の子がウチの息子よりも２つ上、下の子が１つ下。
どちらも女の子。
家族ぐるみで、よく一緒に遊んだ。


ここに越してきて12年になるのに、思い出したように連絡をくれる。
「会いませんか？」って。
有難いこと。。。
大抵の人とは、疎遠になってしまったのに…。



そのけーこさんからメールが届いたのは一昨日。
スキーに行く前日。
「25日、お昼に会いませんか？」って。
「明日スキーに行くから、怪我しないで帰ってきたらOKよ」と返事して実現。


で、今日はけーこさんと会って、ランチしてお茶してきた。
懐かしい話に始まり、次第にお互いの感じることや思いの話になってきた。

子どものこと、家族のこと、夫婦のこと、生き方のこと、人生のこと、運命のこと。。。
何故か、魂や輪廻転生の話になり、「一度の人生だから悔いなく終わりたい」ってな話まで。

けーこさんとこんな話をしたことはない。
初めてのことだった。。。

以前から彼女はちょっと不思議ちゃん。
私は不思議ちゃんじゃないけど、頭がちょっとおかしな(ヘンな)人。

何かの波長が合ったんだろな…
今のこの時期に…何か意味があるんだろう。。。


けーこさんが「生きる」ことの意味について、何か思い迷うことがあるようなので、スピリチュアルな話になるけど…って、今の私に起きている出来事の話をした。
いや、聴いてもらった。

今の私は、信じられないような現象が、去年の春から続いている。
けーこさんの話に通じるものがあるかどうかは分からないけど、人生とか運命とか輪廻とか…に通じるものがあると感じたから。


「人生何があるかわからないよ…」
「“今”を自分に正直に、生きていく方がいいんじゃないかなぁ…」
「人に迷惑をかけたり、犯罪を犯すようなことさえしなければ、何をしてもいいんじゃないかなぁ…」
「普通とか常識とか、それぞれのものさしが違うから、何がそれを指すのかは分からないよ…」
「自分の人生だもの…」
「生きている間に経験することは、何一つ無駄がないよ…起こるべくして起きている…」
。。。って。



そう言いながら、今の私に起こっている出来事の全てが“起こるべくして起きている”んだと、自分に言い聞かせたようなモノ。


そう…
人に発している言葉も、全て自分の思考の中から発した言葉…自分に言っているのと同じこと。


けーこさんと話しながら、私は自分の再認識をした。



今、私に起こっている“出来事”は、今後の生涯かけて取り組むべきことだと感じている。
そしてこの“出来事”を受け入れなければならない。
でないと、私のこれからの人生を否定することになってしまうから。
今まで生きてきた５０年分が、無意味なモノになってしまったから。
恐らく残りの人生の方が短いだろうに、短い時間で５０年分に値するだけのモノを埋めなければならない。
まだ大きな穴が開いたまま。。。
穴を埋める術が見えてきただけでもマシか…。
「生きててもいい」と、自分を肯定できるようになったし…ね。


有り得ないけど「150歳まで生きる！」って、周りに宣言してる。
みんな呆れてるけど…。

だってね…50年分を埋めるのに、どれだけの時間がかかるのか分からない。
同じ時間がかかったとして、新たに生き直す時間が欲しい。
それも同じ時間。。。
そうしたら必然的に“150歳”になる。


息子は喜んでるよ…。
「ババアになったか～やんの世話をする前に、オレが死ねるから有難い」って。
私もヘンなら、息子もヘンだわ…。



気付いたら、けーこさんと6時間も話してた。
今度、けーこさんと会うのはいつになるんだろ…？！