「老い」は
認め難いことなのか…
母、
間もなく81歳。
夏に出掛け先で気分が悪くなり、
救急搬送された。
色んな検査をしても
不整脈がある以外は異常なし。
それが、
本人には納得できない様子。
先日、
具合が悪いと言い出した。
外出が続き、
仲のいい友人とトラブルがあった模様。
呼吸ができない、
動悸が激しい、
歩けない…
かかりつけ医に連れて行き、
検査をするが、
異常なし。
本人は納得しない。
こんなにしんどいのに!
80を過ぎたら、
何かしら不具合は出てくる
…
そんなことを話しても
「分かってる」と言いながら、
「こんな筈じゃない」と怒る。
現実が受け入れられない。
精神的要素が強いようにも思える。
悲劇の主人公に自ら躍り出ていく。
納得いく病名が欲しいのか、
違う病院に連れて行って欲しがる。
検査をして欲しがる。
まるで駄々っ子。
冷たいようだが、
駄々っ子には付き合いきれない。
依存してくる母との距離を見計らい、
適度に受け流していくしかない。
こちらが潰れる。
「老い」
誰にでもやってくる。
そんなに
受け入れ難いものなのか…
上野駅のクリスマスツリー