風にまかせてふわふわり。。。

生きていると色んなことがある。

食べること

2015年03月09日 16時12分45秒 | 手作り
“食べる”ことは、生きていくうえでとても大切なことだと私は思ってる。
それはただ「食べて腹を満たせばよい」というモノじゃない。

お金さえ出せば、簡単に食べるものは手に入る。
お腹の満腹感は得られるだろうけど、心は満腹になろうか…と考える。



私が高校に入った頃から、母の仕事が忙しくなった。
部活を終えて帰宅しても、食事どころか母が帰宅していないってことは日常的だった。
お腹を空かせた弟が待っていた…。
「ね~ちゃん、腹減った」と言われて、買い物に走り食事を作ることもあった。
出前を取ったり、母が駅弁を買って帰ってくることも度々…。

当時はコンビニなんてなかったし、デパ地下なんてのも多くはなかった。
まして、大抵のスーパーやデパートは19時には閉まってた。

毎日、学校から帰宅するのが憂鬱だった。
「今日は夕食があるのだろうか…」って。(-_-;)

当時は携帯電話もない。
夕食の心配をして、母の職場に連絡を入れるなんてできなかった。
(私が急性盲腸になった時にも、連絡がつかず入院ができなかった程…)

おっと~
だんだん愚痴になってきている。。。(^_^;)



時に母が私よりも早く帰宅して、食事を作っていてくれた時は、本当に嬉しかった☆
どんなものでも美味しく感じられた。
たとえそれが、買ってきたお惣菜の一品であったとしても、器に盛られて食卓に並べられるだけで嬉しかった。
同じ買ってきたものでも、駅弁を食べるのとは大違いだった。
器に盛られる…という母の手が掛かるから。。。


食事は身体を作るだけでなく“心”を育てる。
それで私は卑屈で歪んでいるのかも…^^;



残忍な少年犯罪が増えてきている。
年齢と共に身体は大きくなってくるだろうけど、それに伴うほど心も大きくなっているのだろうか…?
人の痛みが分かるとか、人を思いやる心とか、ありがたいと思う気持ちとか、悪いと感じる心なんかを育てられていないどころか、持ち合わせていないんじゃないかとさえ感じる。。。
悲しいことよね…

安易に手に入る食べ物が悪いと言っているんじゃない。
コンビニのお弁当や冷凍食品、ファーストフードに頼った食事をしていると、心が育たないんじゃないかと危惧するだけ。
お金で心は満たされない。


忙しいお母さんが増えている…子どもらも塾やおけいこ事で忙しいんだろう。
けど、時には手を掛けた食事を並べて家族で食卓を囲んでほしい…と、切に願う。






   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



昨夜の我が家の食卓。。。

お昼から仕込み…ピザ生地、一次発酵終了…

  
  


そして…

ピザ2種類  
 
    


サラダ・パスタ・大根のスープ 




我が家は殆ど買ってきたお惣菜や冷凍食品は並ばない。

我が家の食事がいいって言ってんじゃない。

何か一品でも手作りの食事で家族と食卓を囲んでほしい…ってこと。

息子は大学生になってから、食卓を共にすることは減ってきた。


家族で一緒に食べて、子どもらの身体と心を大きく育ててあげてほしい♪






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