暑さも少し和らいで時々秋めいた風が吹くようになった9月に入ると
急に宮は慌ただしくなって来た
10月の吉日を選んでシン君の成人の儀を祝う式典が行われ
正式に成人皇族としてお披露目がされるからなの
その準備たるや相当なもので結婚式と同じ位に盛大で荘厳な行事なので、
さすがのシン君も気合が入っているのか準備に余念がない
それに、その式典の前にシン君とジンの誕生日のお祝いもあるので、
例年になく職員達は忙しい
この儀式を終えるとシン君は対外的にも成人皇族として今まで以上の
責任を負う事になるし、本格的な帝王学も学ぶことになる
今でもハードスケジュールなのだけれど、今以上にスケジュールがタイトになる事は
間違いない
そんな中、この頃は連日深夜の帰宅でコン内官だけでなく対外担当の事務局との
打ち合わせなども有ってジンが起きている間に顔を合わさない事もしばしば
そのせいかどうか、ちょうど人見知りをする時期に入ったにジンが
パパを見ても以前の様に飛びついて行かなくなっただけでなく
シン君がおいでと手を伸ばしても嫌がって私から離れない事も有る
この間は昼過ぎまで寝ていたシン君が起きてきた時、
髭面で寝ぼけ顔のシン君を見たジンが泣きだしたりした事もあった。。汗
さすがにその時はシン君が可哀想になった
あんなにジンの為に一生懸命に育児にも参加しているのに
ほんの2週間程忙しくて眠っているジンにしか会えなかっただけで、
忘れられるなんて
ジンや私の為に寝る間を惜しんで働いてくれているのに・・・
でも、大丈夫!
人見知りは成長の証、誰でも通る道なんだし
パパが大好きなジンなのだから、すぐにパパの事を思い出すわよ♪
☆
今日は珍しく予定がキャンセルになってシン君は半日休みなのに
私はこれから予定が入っている
ジンもだけど私もシン君と一緒に過ごしたかったのに・・
今日は二人でお留守番、お願いね☆
ジンのおやつとミルクは用意してあるから久しぶりに
男同士で語り合って下さいな☆
私は二人の愛人(笑)の見送りを受けて公務に出かけた
♡
僕らのベッドに乗せられて僕の顔を不思議そうに眺めるジン
知らない人風な態度で僕をじっと見つめている
パパだって判っているよな?
恐る恐る近づいてくるジン、
最近はハイハイもしっかり出来てベッドの上でも自由自在
ほら、よく見て御覧
いつも見ている顔だろう覚えてないのか?
何も危害を加えたりしないよ、こっちにおいで!
なんとなく疑わしい顔はしていても一応パパと認めたらしい、
僕が抱き上げようとすると一瞬ひるんだけれど、
右手を出して抱き上げる事を許可してくれた<嬉>
僕ってどんな親だよ、まったく(笑)
おいおい、そんなに顔を叩くなよ、
久しぶりだから確認してるのか?本物のパパかって(笑)
ミルクの匂いのするお前がなんだか懐かしい
そろそろおやつの時間か?
子供のおやつはご飯と同じ位に大切な役割を持っている
だからチェギョンは手を抜く事なく自分で用意している
母親って自分を犠牲にしてでも子どもの為に働く
頭が上がらないのも無理ないな。。
さあ、今日のおやつはお前の好きなホットケーキだよ
生クリームとベリーのジャムがタップリ乗っている
子供用の形だけのナイフとフォークを両手に持って
自分で切るといいながら(たぶん♪)
僕が手を出そうとすると僕の手を払いのけてしまう
それじゃあいつまでも口に入らないよ(笑)
でも自分でする事も大事な経験なんだよな
宮に居ると何もしなくても誰かがしてくれる
そんな風に育つと何も出来ない人間になってしまうよな(反省)
いいよ、どんなに時間が掛かっても頑張ってやってみろ
もし出来なかったらパパにお願いって言えば手伝ってやるから♪
それからのジン、孤軍奮闘、頑張った♪
どういう訳かケーキは切れていないのに口にはクリームが付いている(笑)
滔々口に入らない事に我慢が出来ずに僕に応援を求めてきた
よし、お前の努力は認めよう、まだ難しいよな☆
パパが小さく切ってあげるから後は自分で食べてみろ
一口大に切ったホットケーキをジンの前に置くと
嬉しそうにフォークにさして食べ始めた
美味しいかい?ママの味がするだろう?
ジャムと生クリームを付けるともっと美味しいよ♪
次の一切れにジャムと生クリームを付けてみせると
同じ様に自分でも付けて食べ始めた
結構物覚えがいいんだな☆
さっきまで少しわだかまりが有った僕とジン
でも今はすっかり以前の親子関係に戻っていた
美味しいか?って聞くと
生クリームとジャムだらけの顔で精いっぱいの笑顔を見せてくれるジン
美味しいショットをパチリ!
急に宮は慌ただしくなって来た
10月の吉日を選んでシン君の成人の儀を祝う式典が行われ
正式に成人皇族としてお披露目がされるからなの
その準備たるや相当なもので結婚式と同じ位に盛大で荘厳な行事なので、
さすがのシン君も気合が入っているのか準備に余念がない
それに、その式典の前にシン君とジンの誕生日のお祝いもあるので、
例年になく職員達は忙しい
この儀式を終えるとシン君は対外的にも成人皇族として今まで以上の
責任を負う事になるし、本格的な帝王学も学ぶことになる
今でもハードスケジュールなのだけれど、今以上にスケジュールがタイトになる事は
間違いない
そんな中、この頃は連日深夜の帰宅でコン内官だけでなく対外担当の事務局との
打ち合わせなども有ってジンが起きている間に顔を合わさない事もしばしば
そのせいかどうか、ちょうど人見知りをする時期に入ったにジンが
パパを見ても以前の様に飛びついて行かなくなっただけでなく
シン君がおいでと手を伸ばしても嫌がって私から離れない事も有る
この間は昼過ぎまで寝ていたシン君が起きてきた時、
髭面で寝ぼけ顔のシン君を見たジンが泣きだしたりした事もあった。。汗
さすがにその時はシン君が可哀想になった
あんなにジンの為に一生懸命に育児にも参加しているのに
ほんの2週間程忙しくて眠っているジンにしか会えなかっただけで、
忘れられるなんて
ジンや私の為に寝る間を惜しんで働いてくれているのに・・・
でも、大丈夫!
人見知りは成長の証、誰でも通る道なんだし
パパが大好きなジンなのだから、すぐにパパの事を思い出すわよ♪
☆
今日は珍しく予定がキャンセルになってシン君は半日休みなのに
私はこれから予定が入っている
ジンもだけど私もシン君と一緒に過ごしたかったのに・・
今日は二人でお留守番、お願いね☆
ジンのおやつとミルクは用意してあるから久しぶりに
男同士で語り合って下さいな☆
私は二人の愛人(笑)の見送りを受けて公務に出かけた
♡
僕らのベッドに乗せられて僕の顔を不思議そうに眺めるジン
知らない人風な態度で僕をじっと見つめている
パパだって判っているよな?
恐る恐る近づいてくるジン、
最近はハイハイもしっかり出来てベッドの上でも自由自在
ほら、よく見て御覧
いつも見ている顔だろう覚えてないのか?
何も危害を加えたりしないよ、こっちにおいで!
なんとなく疑わしい顔はしていても一応パパと認めたらしい、
僕が抱き上げようとすると一瞬ひるんだけれど、
右手を出して抱き上げる事を許可してくれた<嬉>
僕ってどんな親だよ、まったく(笑)
おいおい、そんなに顔を叩くなよ、
久しぶりだから確認してるのか?本物のパパかって(笑)
ミルクの匂いのするお前がなんだか懐かしい
そろそろおやつの時間か?
子供のおやつはご飯と同じ位に大切な役割を持っている
だからチェギョンは手を抜く事なく自分で用意している
母親って自分を犠牲にしてでも子どもの為に働く
頭が上がらないのも無理ないな。。
さあ、今日のおやつはお前の好きなホットケーキだよ
生クリームとベリーのジャムがタップリ乗っている
子供用の形だけのナイフとフォークを両手に持って
自分で切るといいながら(たぶん♪)
僕が手を出そうとすると僕の手を払いのけてしまう
それじゃあいつまでも口に入らないよ(笑)
でも自分でする事も大事な経験なんだよな
宮に居ると何もしなくても誰かがしてくれる
そんな風に育つと何も出来ない人間になってしまうよな(反省)
いいよ、どんなに時間が掛かっても頑張ってやってみろ
もし出来なかったらパパにお願いって言えば手伝ってやるから♪
それからのジン、孤軍奮闘、頑張った♪
どういう訳かケーキは切れていないのに口にはクリームが付いている(笑)
滔々口に入らない事に我慢が出来ずに僕に応援を求めてきた
よし、お前の努力は認めよう、まだ難しいよな☆
パパが小さく切ってあげるから後は自分で食べてみろ
一口大に切ったホットケーキをジンの前に置くと
嬉しそうにフォークにさして食べ始めた
美味しいかい?ママの味がするだろう?
ジャムと生クリームを付けるともっと美味しいよ♪
次の一切れにジャムと生クリームを付けてみせると
同じ様に自分でも付けて食べ始めた
結構物覚えがいいんだな☆
さっきまで少しわだかまりが有った僕とジン
でも今はすっかり以前の親子関係に戻っていた
美味しいか?って聞くと
生クリームとジャムだらけの顔で精いっぱいの笑顔を見せてくれるジン
美味しいショットをパチリ!
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