なんかね、最近のスーパーの豚肉とか牛肉、匂いがするねえ…
「買う店を変えてみたら?」
というわけで、
「うん!いい」よくなった。
なんだろ、臭いのだ。
ところで実家はお肉屋さん。
「発情期のオスだったりすると、そういった匂いになったりするよ。あと考えられるのは、古いのかな?」
そっか、そうなのかもしれない。 でもよく分からない…
生協にも納めてる生産者から、肉を仕入れている実家の肉はけっこうおいしい~
だから時々実家のお肉を頂いちゃうんだけど。
最近買っている店のカウンターに、こういったハガキが置いてあった。
東京都高品質系統豚生産出荷組合
長い…
TOKYO X トウキョウエックス
おいしい肉質の豚をかけあわせて改良された。
未知の可能性を秘めた。
とまあそんな意味がこめられたネーミングらしいですが。
なにを掛け合わせたかというと、北京豚、バークシャー、デュロックとこの三種だ。
ふ~ん。
3品種の長所を取り込んで改良された豚さん、ってことです。
私としては、そのお味、昔からよくある普通の豚肉。
もちろん臭くない。 当たり前か…そういった普通の豚肉。
つまり、これが豚肉よ、といったお肉ですね。
この豚さん、一度に7頭しか出産しないそうで(普通の豚さんは10から12頭)生産が追いつかないのだそうです。
登録制に基づいた販売者にだけ卸され、東京都のみの限定販売らしい。
お肉屋さんにはそういった証明書が添付されて、生産者の顔を覗かせたパッケージで販売されており、いまやおいしいお肉にありつくには、近くのスーパーで手軽にってわけにはいかなくなちゃった…
お肉買うのに奔走する、そんな時代ってことですか。
しか~し、美味しいものに対する人間の欲望、強いもんです。
今日も時間をかけ、お肉を買いに足を伸ばし…
あぁ豚肉よ~なんとかならんのか…
いやいやっ、こんな感謝のないことじゃいけまへん!
豚さん、いつもありがとう。