いやなニュースは続く…
「ZARD」の坂井泉水さんがガンと戦っていたなんて、知らなかった。
大臣の死、そして市原悦子の自殺サイトのドラマ見て、なんか五月の印象は、すっかり五月病。
やはりね、自分を殺すと書くけど、これはいけない。
他人を殺すのと自分を殺すのは、同じことじゃないか、と思ってる。
こんなこと、歯磨き粉に例えるのはいかがなものかとは思うけど、最後の最後まできれいに命、使い切って生きたいよ。
そりゃあチューブのサイズにも大きいの小さいの、色々あるけど、まだ中身が残っているのに捨てちゃうなんて、もったいない。いけないでしょ。
けれど命となると、使い切るには歯磨き粉とはわけが違って難しい…
生きにくい、世の中になっている。
それには勇気。
希望、夢。
帰りの道すがら見つけた葉っぱ。
アキニレの木の葉。
「ん?なんだろこれ」
葉っぱから直接、真っ赤な実がなっている…
いやいや、これは実じゃない…
アキニレ、落葉樹。
乾燥に強いらしい。実には翼があって、風で種子を遠くに運ぶ。
生きるのに競合する植物の少ない地で、力強い根がささえる。
だから乾燥したやせ地にも定着するのだそうだ。
「それにしてもなんだろ?このコブ」
虫なのか、それとも他の植物なのか、よく分からないけど。
しかし強いね、植物は。
寄生されてもなんのその。
環境汚染や開発によって、変化している植物の世界。
かれらに夢も希望もないけれど、
それでも根がある限り、黙々と生きている。