風邪をひいたようです。風邪だとは言いたくないモノが心にあります。会社でも、そんな話題がちょっと前に出たばかりでしたから…
風邪は病気ではない、と聞いたことがあります。では風邪っていったいなんなんでしょう?
急に寒くなりました。寝ていて寒いと感じる一週間…それできっと、と思い当たるわけです。
ならば何故、もう一枚掛けて寝なかったのか…健康に自信があったから、面倒だから、掛け布団を干してから掛けたかったから、など言い訳はあります。
こうして書き出してみると、やはり会社で話題になったように「自己管理が足りない」ということに気が付きますわね。
その間、間食ばかりして夕食をおろそかにしました。そこにも管理が不十分でしたね。なるほど、自業自得なわけです。
風邪ひきさんが確実に増えてます。街でも咳やクシャミに出会います。「あっ、でっかいクシャミ…止まらないみたい…」と他人のクシャミどころではありません。私もクシャミから始まりました。
年配の方に「ダイコンをさいの目に切ってビンに入れ、水あめにつけて二、三日、それをいただくと咽喉の痛みや痰きりにいいわよ」と教わりました。へえ!おもしろいですねえ。
「いえいえ、昔の知恵よ。でもね、薬ばかり飲んでちゃダメよ」
ごもっともでえということで、そういった知恵を少しばかり教えていただきました。
そういえば、ダイコンにはジアスターゼが含まれ消化によく、天ぷらにもついてきますわね。
風邪のみならず腎臓にも大そうよく、網で出来たこの臓物の、ついたゴミを取り除いてくれるそうです。ダイコンパワーはすっばらしいです。
柿の葉は高血圧に効き、げんのしょうこう、せんぶりはお腹の薬。どれも煎じてお茶に。
白南天の葉は眼にいいそうで、おばさんは煎じて飲まれてますね。きゅうりやオオバは身体を冷やし、しょうが汁をお湯に溶いてハチミツ入れれば温まる。
リンゴはリンゴでも紅玉りんご。胃のムカつきによく効くそうです。
考えてみると、薬もこうした野菜や果物の力を拝借して作られてますよね。
生姜ダイコンあめ…って知ってますか?私、生まれて初めて食べました。どこに売っているんでしょうか。おばさんに訊くの忘れましたが、これが…
あまりいいお味とは言えませんで、しかしこうして咽喉を痛めておりますと、この味がけっこう効くような感じがしてまりました。