ラッキーノッツ

さまざまな出会いを大切にして・*:..。o○☆*゚

生姜ダイコンあめって知ってますか?

2006年10月24日 | 本日の云々

風邪をひいたようです。風邪だとは言いたくないモノが心にあります。会社でも、そんな話題がちょっと前に出たばかりでしたから…

風邪は病気ではない、と聞いたことがあります。では風邪っていったいなんなんでしょう?

急に寒くなりました。寝ていて寒いと感じる一週間…それできっと、と思い当たるわけです。

ならば何故、もう一枚掛けて寝なかったのか…健康に自信があったから、面倒だから、掛け布団を干してから掛けたかったから、など言い訳はあります。

こうして書き出してみると、やはり会社で話題になったように「自己管理が足りない」ということに気が付きますわね。

その間、間食ばかりして夕食をおろそかにしました。そこにも管理が不十分でしたね。なるほど、自業自得なわけです。

風邪ひきさんが確実に増えてます。街でも咳やクシャミに出会います。「あっ、でっかいクシャミ…止まらないみたい…」と他人のクシャミどころではありません。私もクシャミから始まりました。

年配の方に「ダイコンをさいの目に切ってビンに入れ、水あめにつけて二、三日、それをいただくと咽喉の痛みや痰きりにいいわよ」と教わりました。へえ!おもしろいですねえ。

「いえいえ、昔の知恵よ。でもね、薬ばかり飲んでちゃダメよ」

ごもっともでえということで、そういった知恵を少しばかり教えていただきました。

そういえば、ダイコンにはジアスターゼが含まれ消化によく、天ぷらにもついてきますわね。

風邪のみならず腎臓にも大そうよく、網で出来たこの臓物の、ついたゴミを取り除いてくれるそうです。ダイコンパワーはすっばらしいです。

柿の葉は高血圧に効き、げんのしょうこう、せんぶりはお腹の薬。どれも煎じてお茶に。

白南天の葉は眼にいいそうで、おばさんは煎じて飲まれてますね。きゅうりやオオバは身体を冷やし、しょうが汁をお湯に溶いてハチミツ入れれば温まる。

リンゴはリンゴでも紅玉りんご。胃のムカつきによく効くそうです。

考えてみると、薬もこうした野菜や果物の力を拝借して作られてますよね。

生姜ダイコンあめ…って知ってますか?私、生まれて初めて食べました。どこに売っているんでしょうか。おばさんに訊くの忘れましたが、これが…

あまりいいお味とは言えませんで、しかしこうして咽喉を痛めておりますと、この味がけっこう効くような感じがしてまりました。



すると故郷は長野・・・と言えるのだろう(;`)かな~

2006年10月21日 | ○○に…


実家から、父方の墓のことで連絡がありました。こうしたことは家族も私もあまり詳しくないので、四苦八苦してしまいますねえ…

ややこしい計算ですが…父は祖父が五十歳くらいの子どもでした。で、その祖父も遅い年齢で出来た子で、つまり私のおじいちゃんの父母は江戸時代の人になります・・・

長野の生まれ、代々諏訪大社に深く縁があり、善光寺に仁王門を寄進した家系、信仰心がある代々だったのですねえ、フムフム

しかし、本家を継ぐはずの祖父はその閉鎖的な地域がおイヤになり、お恥ずかしながら駆け落ちなどをして東京の大田区久が原に住んでおりました。もちろんいろいろ援助してもらっていたようですが・・・

そしてその兄弟はあと一人、それもその当時としてはなかなかの国際派、ハワイに留学し、そのまま現地にお住まいにとあいなりました…

つまり、本家を継ぐ人がいなくなったというわけです。墓も荒れてました・・・

その親戚も、私たちしかおりません。ですから年に一回、せっせと墓参りに行っております。しかしその一団も年を取り、辛くなってまいりました・・・さてどうしたもんかのう、とまあこんな具合ですか。

瀟洒な資料館があります。そこで先祖の歴史が分かりますわけです。それはいいことですよ。血が懐かしいと騒ぐようであります。

「山形村ふるさと伝承館」なかなかなものです。お墓参りがなければ知らなかったことも多くあります。

♪金襴 どんすの 帯締めた~の長野であります。まだ見ぬお宝発見で、小冊子をお土産にしてまいりました。地元を捨てた子孫など、堂々とすることなど出来ません。ですから…

…そっと、故郷をご紹介いたしましょう。歴史に興味ある方、ちょっと必見ですぞ~。



清水寺であります。京都にもあります清水寺と縁があります。
坂上田村麻呂が東征の途次(とじ)、本村清水寺に参詣して東征を祈願した結果成功し、霊験あらたかであった為、本村清水寺のご本尊を京に移したといわれてまして、それが東山にある京都の清水寺であり、ここ長野の清水寺が本家であると言われてるそうであります。へ~と驚きです。

境内には、坂上田村麻呂が休息したという「田村麻呂の腰掛石」があります。
ねっ、ちょっと聞かなかった話でしょ。テレビでも見たことないのよね、この私も。
                
どうです、この古い苔むした仁王像さま。いつの時代に誰が造ったのか知るすべもないくらい古く、非常に古格に富み、(土偶によく似た顔をしている)ほかに類形がございません…すっばらしい…と絶賛しております私、やはり血でしょうか…


双体どうそじん、と申します、彫り物であります。このメッカであります長野県なのに山形村。村を行き来した高遠藩の石工たちが道に残した力作が四十体も。

どれも恋人や夫婦と、仲むつまじき、あつ~い二人が一つの石に刻まれております。長野は夫婦仲良し、情熱の道路ってことですかね。仲良きことは美しきかな、そんな歌も読まれてますわけで、とにかく美しい国であります。

三代東京、多摩川辺りなのですが、私の中では断然!ここ長野なのに山形村、大好きなのです。しかし故郷とは言えない事情があるのですよ。複雑ですわね。

そうそう、お墓のこと真剣に考えないと…











薩摩のさつま揚げは“つけあげ”とも申す;゛)

2006年10月19日 | 本日の云々


夕方、親戚から送られてまいりました、さつま揚げ。
三代東京に暮らす私には田舎があってないようなもの、子どものころは田舎が羨ましいかぎりでした。

したがって、主人の親戚から送られてくる鹿児島の名産が楽しみになりました。ポンカン。これもおいしいですが私がもっと好きなのはタンカン。

オレンジのように香り高く、濃厚で瑞々しく甘いタンカン。手が黄色くなるほど食べちゃいます。

それからお味噌。鹿児島の味噌がこんなに上手いとは驚きです。関西風の薄味で、あれは麹味噌なのかな?白味噌風であります。

ところでさつま揚げ、生で食べるのを初めて知ったのは二十年前であります。現在のようにネット通販で全国上手いもの探しが出来て、取り寄せて食べられる時代ではなかったですからね。

小さい頃、母が甘じょっぱく煮て、時どきお弁当に入れてましたぁ・・・気の利いた弁当用の品がない時、冷蔵庫の奥から登場してました。

ですから私の中では、さつま揚げは非常に地味なおかずでしたねえ。
これを生で食べるのと知ったとき、とたんに印象は派手になりました。さつま揚げが、なんと刺身のイメージになっている・・・。

レンコンや人参、しそやのり、サツマイモがそのまんま入って、これを冷やしてわさび醤油で食べるわけです。おしゃれ!と感動ものでした。

二十八代島津斉彬公は、1846年、幕府の命で琉球を統治することになりました。そして交易が始まりました。

琉球語で魚肉のすりみを揚げたものをチキアーギといい。鹿児島弁に訛って「つけあげ」になったのではないかと言われてますそうです、はい。

小田口屋 シュウエイのさつま揚げ、東京大田区大森本町にも支店があります。
TEL: 0120-50-2378

訛りといえば鹿児島弁、東北の言葉と似た感じがいたします。
南の国なのに、ほんわかした温かいイントネーション。
一緒に過ごしていると、いつしか自然に引き込まれて私も鹿児島弁に。

英語も幼い頃から耳にして、その音に引き込まれてうつったように覚えた私。音に強いというか弱いというか・・・英語だけじゃなくて方言までも、いつまでも耳に残るのです。

語学は耳からとはよく言いますが、まさしく音楽のように耳に残る抑揚が強ければ強いほど、口にしてみたくなりますよね。

言葉は、イコール心であると私は思っておりまして、上っ面な言葉でさえも、その奥にある本当の心が見え隠れする会話の瞬間に、人の人生が見えたりもしますわね。

英語であっても鹿児島弁であっても、その土地の言葉を直接耳にし口にし、それが夢にまで入り込んでくると、その土地の魂ってもんが沁みこんできますわねえ。

だんだんそれが性格にまで及んできて・・・これを溶け込むというのでしょうか。

そんなわけで、生で食べられる鹿児島のさつま揚げには、異国の匂いと、ふるさとを同時に感じるのであります・・・



娘のグランマ

2006年10月12日 | ○○に…
 ちょうど去年の今頃、アメリカ、コロラドに住む娘のグランマが日本にやって来ました。ハゼルクランツさん。少年少女向けの作家さんです。御年88歳・・・飛行機を乗り換えての十六時間以上の飛行の旅も軽々と、海を越え私たちに会いに日本にやって来ました。



ハゼルさん、今も年中メールが着ます。電話もきます。娘の誕生日にプレゼントも届きました。肉親のおばあちゃんのようです。

今も留学生を自宅に受入れております。無償です。献身的ですね。

今もとってもお元気そうです。それどころではありませんで、毎日、水泳、映画、オペラ、ポエムの会、ハイキングと、必ず出かけます。

車もノロノロ運転します。おまわりさんと喧嘩もします。威勢のいいおばあちゃんです。

体力があります。気力もあります。ゲルマン民族だったりする昔の狩猟民族です。DNAがちがうのをハッキリ確認できますね。

88歳にして現役、行動はパワフルです。日本の味噌漬け豚肉をぺろりと平らげました。楽勝です。肉が食べられるとあらば、まだまだパワフルということなのでしょう。

二年前に、娘はコロラドにある州立高校、リッジビュークラシカルスクールに一年間留学いたしておりました。クランツさんの伝で入れたこの高校、コロラド州ナンバーワンでございまして、たどたどしい英語の娘には、かなり荷が重かった・・・わけです。

この高校は、幼稚園から高校まである、流行のチャータースクールで、地域がしっかり運営している進学校です。

朝は八時から三時まで、びっちり授業がありまして、放課後は宿題がたくさん出されるので、どの子も急いで家に帰ります。その授業に驚きました。

たとえば、数学。計算、問題を解くのは二の次、その歴史と流れから始めます。なぜ、どうやってこの公式が出来たのか、とつまりはこうです。娘曰く「おもしろい!」と感動する授業なのです。

しかし発表も多く、それには娘も悩まされまして、その悩みは日本にいる親にも伝染し、日本とアメリカで同時に調べ物大会でした・・・なぜかというと、

つまり、日本のことをよく知らない日本の子なのです。親が小さい頃から教えることも必要だったのでしょう。しかし仕事ばかりして省いてました・・・恥ずかしい思いをします。日本人であることが揺るがせられます。

歌舞伎や相撲、正月、節句、町のこと、社会、政治、着物、そうした日本の歴史や文化を超詳しくは知らないわけです。お恥ずかしながら親である私もです。

なぜひな祭りは出来たのか?それを調べて英語にしていく作業は夜を徹しました。

さて、そんなことよりも、英語が話せるようになったとか視野が広がったとか、そんなことよりなによりも、親としてみれば、帰国した娘がひと周りも二周りも、大きく成長して(身体じゃないですよ)帰ってきたことが嬉しかったのです。(痩せてしまった娘でした・・・)

その理由は、苦労したからです。泣いた毎日だったのです。それを我慢して乗り越えたということ、自信につながったのでしょう。

自信、可能性に近付けます。自分を信じると書いて自信・・・それは未来に向かう力なんだと、最近娘をみて思います。


料理はタレで決まりだね;^)v

2006年10月09日 | 本日の云々

いつも横目で素通りしてました。新宿御苑店のパスタキューブ。生パスタが売りです。今日こそは並ぶぞ、と思いきやすんなり店内に案内されて、ゆっくりドリンクバーで存分に・・・レモンティーから始まり食後はコーヒーをいただいてきました。

 量といいお味といい、大満足でした
「さて…夕飯はどうすっかなあ」

 食材はいくらでも冷蔵庫にあります。あしが速いものもあります。それをどう調理するかに迷う毎日です。冷蔵庫内を無視して新しい食材をせっせと仕入れるわけにも参りませんから…

 帰宅して、バッグを肩にしたまま、私は食器棚の上に置きっぱなしだった料理本、というかタレの本をひっぱり出して広げました。

 どうしよか・・・とモツ鍋に決まり・・・

鍋に入れる調味料は、砂糖(あるある) しょう油(もちろんある) 酒(まだある) みりん(すこしある) コチュジャン(ないから豆板醤にしちゃう) みそ(こないだ買ったからある) ごま油(好きだからきらしてない) すりゴマ(たまたまある) おろしにんにく(チューブのでいいや) しょうが(これもチューブでっと)

 鍋だと時間がかかるから、深いフライパンを鍋代わりに、これらをぜーんぶ入れて木杓子でよく混ぜて、すぐ使える調理ズミの豚モツを入れてよく混ぜちょっと漬け込む。けど今日は、いや今日も時間がないからすぐ料理しちゃう

 そこにザクザクのきゃべつをポイ!

 それから玉ねぎをブツブツ切ってポイ。冷蔵庫には人参もたくさんあるから、これも半月に切って、ポイポイ。

 あっ、奥の方にこんにゃくだ、原始的に手で千切ってパパッと入れて、蓋をしてグツグツ

 十分経ったら木綿豆腐をそうっと、パラパラと乗せて、200ccの水を入れて焦げないように やや弱火のような中火に。

 ニラを入れるとあるけれど、ない!これは省略

 ハイ出来上がり!二十分でした。

 同じ材料でも、タレやドレッシング、ソースを変えるだけで、季節の旬な野菜たちは喜ばれます。

ここで少しご紹介

まいたけソース 
材料 
まいたけ バター30g
しょう油大1
レモン汁大1
塩コショウ少々
1.まいたけをバターで炒め、しょう油、塩コショウで味付け、最後にレモン汁を入れて火を止める。

2.切り身魚に小麦ををまぶし余分な粉をはたいてフライパンに、サラダ油、またはオリーブ油で両面をこんがりに。

そこにこのソースをかけて、いただきまーす。
湯で野菜、ブロッコリーやカリフラワーなどにもなかなか合います。


ほかにもポロネーズソース、ヨーグルトソース、ムニエルや湯で野菜に合うもの満載です!

 たれ・そーす・ドレッシングのレパートリーを冷蔵庫メモにしておくと、便利です、お勧めです

日東書院 磯村美代子さんの「たれ・ソース・ドレッシング」
この私でも、料理上手になれるかも・・・