オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その97 SPCA    07-12-12

2013-01-04 10:08:55 | 第91-100回
      ..97..                 07-12-12

      
    SPCA


最近、SPCA のサイトをよく見てます。
クリスマスまでに、兄弟子猫をSPCAから引き取ろうと思ってます。

オークランドのSPCA
http://www.spca.org.nz


10月の配信で、我が家の猫、タマが突然死したことをお伝えしました。
タマが亡くなってから、もう一匹の猫、カズは挙動不審で、ご飯食べていて固まって
食べるの忘れたり、寂しがって、やたら家族にまとわりついたりしてました。
11年間、タマとカズは一緒に暮らしたのに、雄同士せいか全然仲良くしてません
でした。
ところが、カズは相棒を失ってから、一気に痴呆になってしまいました。
私たちは、タマが突然亡くなってショックだったけど、カズは心まで失ってしま
いました。


10月始めに、カズはまた風邪を引き、ガリガリにやせていました。
大丈夫かなと思いつつ、ベトナムに出かけました。

30日にオークランドに戻ったら、本当にさみしかったよ、と言って、カズは私た
ちと三本川に字になってベッドで寝ました。

その2日後、11月1日からカズは帰ってきません。
もう丸一ヶ月経つから、隣の草原のどこかで静かに眠っていると思います。
まるで私たちがベトナムから帰ってくるのを待って、旅立ったようでした。


20年間のニュージーランド生活の中で、一番悲しい年になりました。
40日しか間をおかず、2匹も猫を失うなんて、こういう年もあるのですね。


3年前に父が亡くなった時よりこたえてます。
ペットの死が、実の親の死より悲しいというのは不謹慎ですが、毎日私たちと暮
らし、いつも帰りを待っていてくれた猫たちの存在は大きいです。

日本の父は、私がニュージーランドに住んでいることもあり、今でさえ生きてい
るような錯覚を覚えます。
3年前の12月、飛行機に飛び乗って、お葬式、家の片付けをしたのが、まるで夢
の中のできごとのようです。
私自身の生活の場で起きていないので、そう感じるのかもしれません。


それに引き換え、猫たちは、私の日々の生活の一部でした。
手を触れるとふさふさのあの暖かい体が、もう今はない。
朝起きるたび、お母さん、早くご飯ちょうだい、催促をするタマとカズがいない
のだな、と実感します。



夫と話し合った結果、3ヶ月くらいの兄弟の子猫を2匹、SPCAから養子にしよ
うと思います。
ニュージーランドでは、これからクリスマスに向けて、SPCAにたくさんの動物
達が集まります。

SPCA って何の略だろうと思って調べてみました。
Society for the prevention of cruelty of animals
動物虐待予防協会、とでも訳せるのでしょうか。

2匹の猫を失ったから、2匹の子猫の命を救いたいと、思います。
一匹につきNZ$150,二匹で$300です。
節約しなくっちゃ、です。
$150の内訳は、最初の予防注射、去勢手術、マイクロチップうえ込みです。
これから時々、SPCA覗きにいこうと思います。

我が家には、まだ元のらの黒猫のセンパイが元気に、勝手口の猫小屋で暮らして
ます。
ご飯の時しか泣かない、愛想のない猫ですが、いるだけで癒されます。


12月となり、一気に年の瀬が迫ってきました。
今週末は、Farmer’s Marketでクリスマスリースの実演販売します。
明日から、内職のようにリース作りです。
我が家にも、ツリーを飾らなくっちゃ、です。

12月、これが今年最後の私の配信です。
この一年間、私の拙いメルマガをお読み下さりありがとうございました。
皆様、楽しいクリスマス、お正月をお迎え下さい。




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