..96.. 09-11-12
ベトナム旅行
夫が70歳の誕生日祝いにどっか行きたいというので、2週間ベトナムに行ってき
ました。
夫は、最初は中国がいいと言っていたのですが、8月にあったトラベルフェアー
のベトナム担当の人の話がおもろかったのでベトナムにしました。
9月くらいから、尖閣諸島の問題で中国では日本人は歓迎されていないようで、
ベトナムにしてよかったと思いました。
うちは、夫がビルマ人で、私も結婚してから7年間ビルマに住んでいました。
タイ、シンガポール、マレーシアも旅行で行ったことがあります。
96だから、東南アジアはたぶんよく知ってるほうでしょう。
しかし、ベトナムに行くのは、初めてなので、ツアーに参加することにしました。
8日間のツアーで、サイゴンから始まり、ハノイに終わるものです。
日本の友人達からも、ベトナムが最近ブームだと聞いてました。
ツアーだと見どころはだいたいカバーされるし、あまり歩かずに済みます。
暑いところで効率よく回れるのは、いいと思います。
うちは、夫が足腰が弱いので、楽に観光できるというのはポイントです。
あと、ずっと夫婦二人きりより、他のツアーの参加者と交流できるのもいいです
ね。
結論からいうと、今回のベトナムツアーはすごくよかったです。
Flight Centreの企画商品ということで、参加者はオーストラリアの夫婦2組、
イギリス人一人、私たちで、合計7名の小さなツアーでした。
ガイドは28歳のベトナム青年クリスで、ボスがキーウィーだそうで、オセアニ
アからのお客さんの好みをよく理解してました。
ツアーは10月19日にサイゴン(ホーチミンシティ)からスタートしました。
翌日、午前中ベトコンが作ったChu Chiトンネルに行き、午後はフランス様式の
ノートルダム教会、郵便局、戦争博物館に行きました。
3日目は空路ダナンへ飛び、ホイアンに2泊しました。
ホイアンはユネスコから世界文化遺産に指定されていて、ベトナム、フランス、
一部日本の影響を受けた建造物のある美しい町でした。
夫は、町屋(shop houses)に興味があったので、一般公開されている
Historical Housesを一軒づつ丁寧に見て回りました。
夫は京都に留学中、京の町屋、喜多方をゼミに学んだので、ホイアンは気に入っ
たようです。
友人からお買い物するならここと聞いていたので、私も有名なお店をみて回りま
した。
私は、ここでカスタムメイドで靴を作りました。
注文から24時間で作ってくれました。
試着に行った時、左足がゆるかったのを、30分でなおしてくれました。
ここと、チェーン店のテーラーYalyは、まけてくれませんが、クレジットカード
も使えて、仕事も丁寧でした。
服とかつまらないものも買ってしまいましたが、ホイアンで作った靴は大変満足
してます。
US$80とそんなに安くはないけど、自分の足にぴったりくるのはいいですね。
ダナンの空港で、2-3着スーツを抱えているアメリカ人を見かけたし、ここの
6日目はハノイからHalong Bayにむかいました。
Halong Bayで船で一泊しました。
私たちグループだけのクルーズで、デッキでサンベッドを楽しんだりと、ゆった
り過ごせました。
どんなところで寝るんだろうと不安でしたが、船のベッドルームはシャワー、
トイレも各自ついていて快適でした。
蟹、えびなどのシーフードの食事もとてもおいしかったです。
ここが一番ワインの種類が豊富でした。
翌朝、島々の間から上がってくるサンライズは、美しかったです。
一瞬、あたりが柔らかいオレンジ色の光に包まれ、水面に移った太陽がきらきら
輝いてました。
最後の日は、ベトナム戦争で身障者になった人たちの作業場、ショップに立ち寄
りました。
チャリティーのつもりで、夫も私もここで何枚が服を買いました。
ここは、値段も安くないのに、ミシンの糸の後始末をしてなくて、仕事があらい
なと思いました。
刺繍の実演を見せられて、ベトナム人は、器用で几帳面なのだと思った後なので、
よけいがっかりしました。
今回の旅行で、ベトナム戦争、南北にベトナム分断、ホーチミンのことなと
所どころしか知らなかったベトナムのこれまでの歴史がつながり、理解できまし
た。
ツアー中、本来は仕事ではないのに、ガイドのクリス自身がグルメということも
あり、毎晩ローカルのおいしいレストランに連れて行ってくれました。
おかげで、旅行中毎日ベトナム料理を食べ、私たちもベトナム料理通になれまし
た。
最初は毎晩のように、ワインのボトルを注文したのですが、白ワインが冷えてな
かったり、サーブの仕方を知らないお店もありました。
急激に観光客がたくさん訪れるようになったため、一応メニューはそれ向きにワ
インリストとかあっても、社員教育はそこまで行き届いてないようでした。
お店の人がもたもたしていると、クリスが氷を用意させたり、サーブの仕方を教
えたりしてくれました。
そのうちワインはニュージーランドに帰ってからいくらでも飲めるし思い、
ビールに切り替えました。
ベトナムのビールはおいしく、私たちは毎回いろんなものを試してみました。
Pho(フォー、米粉の麺入りのスープ)、春巻き、トロピカルフルーツ、ベトナ
ムコーヒーなど地方によりスタイルが違い、楽しめました。
私は、ふだん家でもビルマカレーやタイ料理など作るので、材料になじみがあり、
大いに参考になり、楽しみました。
コリアンダー、ミント、サラダ菜、ねぎなどがふんだんに使ってあり、旅行中
野菜不足にならずよかったです。
フランスの影響で、パケット、ペイストリー、ケーキもおいしかったです。
ベトナムコーヒーとそれ用のアルミのブランジャー?を買ってきたので、家でも
楽しんでます。
濃くてこくのあるコーヒーがコンデンスミルクによくあいます。
先日、女友達の持ち寄りランチの時に作ってあげたら好評で、みんなお代わりし
てました。
ベトナムは、現在社会主義ですが、経済活動は自由に行われているようでした。
ハノイ、サイゴンは、人、バイク、中国からの物資であふれていて、活気が感じ
られました。
多少なりの問題はあっても、国としても勢いが感じられました。
ニュージーランドのような、matureな管理された社会からくると、混沌として
少々疲れますが。
都会の交通はひどくて、横断歩道であっても、バイクがどんどんやってきて、
最初は道が渡れませんでした。
ホテルの前は、外国人観光客のために、いつもボーイが立っていて、道を
渡してくれます。
歩道を歩こうとすると、歩道上に小さな椅子をならべてPhoやビール、揚げ物の
お店で占領されてます。車が歩道上に止められていたりして、ここは弱者には厳
しいところです。
うちの家の前の歩道は、老人がモーターつきの車椅子にのってお散歩したり、
スーパーにお買い物にいったりしてます。
ベトナムでは、障害物が多すぎてこんなことできませんね。
ベトナムのお金、2万ドンがUS$1くらいでした。
US$50両替すると、私はミリオネアーです。
ゼロが多すぎて、お買い物する時、10倍くらい間違えることもしょっちゅうでし
た。
USドルでもお買い物できることがわかり、後半は、200000ドンといわれた
ら、USドルでいくらになるが聞いて、US$10払うようにしました。
東南アジアどこでもそうですが、観光客とみると3倍くらいの値段をふっかける
ので、値段交渉しないといけません。
たぶん値切っても、ベトナム一般人よりはるかに高く買わされていると思います。
すり、バイクでのひったくりが多く、外国人観光客はターゲットになっているそ
うです。
ガイドのクリスが、各町で事前のああいうのは引ったくりのギャングだとか事前
に教えてくれたので、だれも被害にあわずにすみました。
旅行中面倒だなと思ったのは、チップです。
ツアーガイド、ドライバーに要求されるのは不当で、サービスに対してすでに料
金を払ってるのにと思います。
ニュージーランドでは、チップはいりません。
アメリカの観光客は、世界どこへ行ってもチップを払うようですが。
ある日、チップを置くのを忘れて外出したら、ホテルの部屋の電源が切ってあり
ました。
冷蔵庫の中におみやげのチョコを入れていたので、もう少しで溶けるとこでした。
フロントに言いに行くと、従業員がくすくす笑っていて、感じが悪かったです。
帰りは、台湾、台北トランジット中、娘の義理のお父さんと、なぜかビルマ人街
でビルマカレーを食べて帰ってきました。
オークランドは、車がゆったりと走って、横断歩道ではかならず車はとまってく
れます。
最近、オークランドは世界で3番目す暮らしやすい街にランクされたようですが、
住むのはやっぱりここがいいな、と思いました。
ベトナム旅行
夫が70歳の誕生日祝いにどっか行きたいというので、2週間ベトナムに行ってき
ました。
夫は、最初は中国がいいと言っていたのですが、8月にあったトラベルフェアー
のベトナム担当の人の話がおもろかったのでベトナムにしました。
9月くらいから、尖閣諸島の問題で中国では日本人は歓迎されていないようで、
ベトナムにしてよかったと思いました。
うちは、夫がビルマ人で、私も結婚してから7年間ビルマに住んでいました。
タイ、シンガポール、マレーシアも旅行で行ったことがあります。
96だから、東南アジアはたぶんよく知ってるほうでしょう。
しかし、ベトナムに行くのは、初めてなので、ツアーに参加することにしました。
8日間のツアーで、サイゴンから始まり、ハノイに終わるものです。
日本の友人達からも、ベトナムが最近ブームだと聞いてました。
ツアーだと見どころはだいたいカバーされるし、あまり歩かずに済みます。
暑いところで効率よく回れるのは、いいと思います。
うちは、夫が足腰が弱いので、楽に観光できるというのはポイントです。
あと、ずっと夫婦二人きりより、他のツアーの参加者と交流できるのもいいです
ね。
結論からいうと、今回のベトナムツアーはすごくよかったです。
Flight Centreの企画商品ということで、参加者はオーストラリアの夫婦2組、
イギリス人一人、私たちで、合計7名の小さなツアーでした。
ガイドは28歳のベトナム青年クリスで、ボスがキーウィーだそうで、オセアニ
アからのお客さんの好みをよく理解してました。
ツアーは10月19日にサイゴン(ホーチミンシティ)からスタートしました。
翌日、午前中ベトコンが作ったChu Chiトンネルに行き、午後はフランス様式の
ノートルダム教会、郵便局、戦争博物館に行きました。
3日目は空路ダナンへ飛び、ホイアンに2泊しました。
ホイアンはユネスコから世界文化遺産に指定されていて、ベトナム、フランス、
一部日本の影響を受けた建造物のある美しい町でした。
夫は、町屋(shop houses)に興味があったので、一般公開されている
Historical Housesを一軒づつ丁寧に見て回りました。
夫は京都に留学中、京の町屋、喜多方をゼミに学んだので、ホイアンは気に入っ
たようです。
友人からお買い物するならここと聞いていたので、私も有名なお店をみて回りま
した。
私は、ここでカスタムメイドで靴を作りました。
注文から24時間で作ってくれました。
試着に行った時、左足がゆるかったのを、30分でなおしてくれました。
ここと、チェーン店のテーラーYalyは、まけてくれませんが、クレジットカード
も使えて、仕事も丁寧でした。
服とかつまらないものも買ってしまいましたが、ホイアンで作った靴は大変満足
してます。
US$80とそんなに安くはないけど、自分の足にぴったりくるのはいいですね。
ダナンの空港で、2-3着スーツを抱えているアメリカ人を見かけたし、ここの
6日目はハノイからHalong Bayにむかいました。
Halong Bayで船で一泊しました。
私たちグループだけのクルーズで、デッキでサンベッドを楽しんだりと、ゆった
り過ごせました。
どんなところで寝るんだろうと不安でしたが、船のベッドルームはシャワー、
トイレも各自ついていて快適でした。
蟹、えびなどのシーフードの食事もとてもおいしかったです。
ここが一番ワインの種類が豊富でした。
翌朝、島々の間から上がってくるサンライズは、美しかったです。
一瞬、あたりが柔らかいオレンジ色の光に包まれ、水面に移った太陽がきらきら
輝いてました。
最後の日は、ベトナム戦争で身障者になった人たちの作業場、ショップに立ち寄
りました。
チャリティーのつもりで、夫も私もここで何枚が服を買いました。
ここは、値段も安くないのに、ミシンの糸の後始末をしてなくて、仕事があらい
なと思いました。
刺繍の実演を見せられて、ベトナム人は、器用で几帳面なのだと思った後なので、
よけいがっかりしました。
今回の旅行で、ベトナム戦争、南北にベトナム分断、ホーチミンのことなと
所どころしか知らなかったベトナムのこれまでの歴史がつながり、理解できまし
た。
ツアー中、本来は仕事ではないのに、ガイドのクリス自身がグルメということも
あり、毎晩ローカルのおいしいレストランに連れて行ってくれました。
おかげで、旅行中毎日ベトナム料理を食べ、私たちもベトナム料理通になれまし
た。
最初は毎晩のように、ワインのボトルを注文したのですが、白ワインが冷えてな
かったり、サーブの仕方を知らないお店もありました。
急激に観光客がたくさん訪れるようになったため、一応メニューはそれ向きにワ
インリストとかあっても、社員教育はそこまで行き届いてないようでした。
お店の人がもたもたしていると、クリスが氷を用意させたり、サーブの仕方を教
えたりしてくれました。
そのうちワインはニュージーランドに帰ってからいくらでも飲めるし思い、
ビールに切り替えました。
ベトナムのビールはおいしく、私たちは毎回いろんなものを試してみました。
Pho(フォー、米粉の麺入りのスープ)、春巻き、トロピカルフルーツ、ベトナ
ムコーヒーなど地方によりスタイルが違い、楽しめました。
私は、ふだん家でもビルマカレーやタイ料理など作るので、材料になじみがあり、
大いに参考になり、楽しみました。
コリアンダー、ミント、サラダ菜、ねぎなどがふんだんに使ってあり、旅行中
野菜不足にならずよかったです。
フランスの影響で、パケット、ペイストリー、ケーキもおいしかったです。
ベトナムコーヒーとそれ用のアルミのブランジャー?を買ってきたので、家でも
楽しんでます。
濃くてこくのあるコーヒーがコンデンスミルクによくあいます。
先日、女友達の持ち寄りランチの時に作ってあげたら好評で、みんなお代わりし
てました。
ベトナムは、現在社会主義ですが、経済活動は自由に行われているようでした。
ハノイ、サイゴンは、人、バイク、中国からの物資であふれていて、活気が感じ
られました。
多少なりの問題はあっても、国としても勢いが感じられました。
ニュージーランドのような、matureな管理された社会からくると、混沌として
少々疲れますが。
都会の交通はひどくて、横断歩道であっても、バイクがどんどんやってきて、
最初は道が渡れませんでした。
ホテルの前は、外国人観光客のために、いつもボーイが立っていて、道を
渡してくれます。
歩道を歩こうとすると、歩道上に小さな椅子をならべてPhoやビール、揚げ物の
お店で占領されてます。車が歩道上に止められていたりして、ここは弱者には厳
しいところです。
うちの家の前の歩道は、老人がモーターつきの車椅子にのってお散歩したり、
スーパーにお買い物にいったりしてます。
ベトナムでは、障害物が多すぎてこんなことできませんね。
ベトナムのお金、2万ドンがUS$1くらいでした。
US$50両替すると、私はミリオネアーです。
ゼロが多すぎて、お買い物する時、10倍くらい間違えることもしょっちゅうでし
た。
USドルでもお買い物できることがわかり、後半は、200000ドンといわれた
ら、USドルでいくらになるが聞いて、US$10払うようにしました。
東南アジアどこでもそうですが、観光客とみると3倍くらいの値段をふっかける
ので、値段交渉しないといけません。
たぶん値切っても、ベトナム一般人よりはるかに高く買わされていると思います。
すり、バイクでのひったくりが多く、外国人観光客はターゲットになっているそ
うです。
ガイドのクリスが、各町で事前のああいうのは引ったくりのギャングだとか事前
に教えてくれたので、だれも被害にあわずにすみました。
旅行中面倒だなと思ったのは、チップです。
ツアーガイド、ドライバーに要求されるのは不当で、サービスに対してすでに料
金を払ってるのにと思います。
ニュージーランドでは、チップはいりません。
アメリカの観光客は、世界どこへ行ってもチップを払うようですが。
ある日、チップを置くのを忘れて外出したら、ホテルの部屋の電源が切ってあり
ました。
冷蔵庫の中におみやげのチョコを入れていたので、もう少しで溶けるとこでした。
フロントに言いに行くと、従業員がくすくす笑っていて、感じが悪かったです。
帰りは、台湾、台北トランジット中、娘の義理のお父さんと、なぜかビルマ人街
でビルマカレーを食べて帰ってきました。
オークランドは、車がゆったりと走って、横断歩道ではかならず車はとまってく
れます。
最近、オークランドは世界で3番目す暮らしやすい街にランクされたようですが、
住むのはやっぱりここがいいな、と思いました。
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