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このblogを普段見に来るであろう人達にはほぼかぶらないだろうと思われる趣味なので、あまりコアな事を書いてもなぁという懸念はあるのですが、掲示板と違ってblogだとそのうち誰かが検索して見に来たりするかもしれない、、、などと思うので、もう突っ走ります。興味のない方は普通にスルーしてください。(^^;)
というわけで、行ってきました!IRON MAIDEN in 武道館!わーーー!
、、、、一人で。orz
あ、落ち込むほどの事ではないですね。
女性だと、この手のライブって一緒に行けそうな人ってかなり限定されるんですよね。。で、その限定した人が都合が合わないともう一人で行くしかないわけです。まぁそりゃそうか。
ちなみに生メイデンは3回目です。あとの2回は学生時代、、、だからかなりブランクありました。
その間聴いたり聴かなかったり、、、まったく聴かない時期もけっこうありましたが、なんだかここ最近は無性に聴きたくなって、はまっていたところ、来日とニューアルバムの情報が、、、!その時点ですごく自分的には盛り上がって、一人でも行くしかない!と思ってチケット入手。しかしよく考えてみると、自分がまったく聴いていなかった何年もの間、彼らはずっと活動していたんですね。ふつうな事のように見えても、これはすごいことです。
そもそも私がハードロックやヘヴィメタルを聴くという事自体、多分意外に思われる方が多いのだと思います。けっこう昔からそうでしたが、、(^^;)特に最近は良いと思ったらポップスでもクラシックでもジャズでも邦楽(和楽器なんかの)でもなんでも聴いたりCDも買うので、ハードロック好きという事はかなり覆い隠されてきた気がします。
でも、やっぱり好きな音楽のコアにあるのはやっぱりロックかなぁと思います。
前置きはこのくらいにしましょう。
当日、、、当日がいよいよやってきましたが、一人で行くためかどうもテンションが上がりません。。。(^^;)
しかし事前に主催者のサイトを見たらば、なんとこう書いてあるではないですか!
スペシャル・ゲストとしてスティーヴの愛娘
ローレン・ハリスが全公演に出演決定!!
10/25(水)日本武道館公演の
開場時間中の出演になります。
なにーーーーーー!ほんとかーーー!
てか娘っていくつ。小学生?それともおねえちゃん?
みたいな感じで、私はてっきり、メイデンの出演中にちょっと呼ばれて出てくるもんだと思い込んでおりました。会場について開演前にねえちゃんボーカルのバンドの演奏が前座で行われていたのを見てもまだ、、、、そう思っておりました。。そしてメイデンのライブが完全に終了した後も、「あれ~~~出てこなかったな、そういえば。」なんて思っていたのですよ。。。。
そう、実はその前座ねえちゃんが娘さんのローレンでした。ヽ(´Д`;)ノ
よく見れば、
開場時間中の出演になります。
って書いてあるじゃないですか!開場、じゃなくて、開演時間中だとオモテタ。。。。。orz
あーもっとちゃんと見ればよかった!!
ものすごくスレンダーできれいな感じでしたが、うーん、、、、でも正直演奏は良いなと思ったのですが肝心のローレンさんの歌はイマイチでした。(^^;)だからちゃんと観なかったのですが、、まぁそんなもんですか。。。
さて、席についてあたりをぐるぐる見回してみると、もうその客層の広さに驚きます。基本3~40代の男性が多いですが、女性もかなり多く、年代も子連れの方がいたりで、下が小学生から上は50代くらい。ガイジンさんもいました。服装もわりと普通な感じの方が多く、スーツ姿の方もたくさん。というかむしろバリバリメタラーなスタイルの人はかなり稀でした。それぞれの時代でメイデンを聴いて、今回もなにか昔の勢いを思い出したくて来ている方がたくさんいるのでしょう。
01. Different World
02. These Colours Don't Run
03. Brighter Than a Thousand Suns
04. Pilgrim
05. Longest Day
06. Out of the Shadows
07. Reincarnation of Benjamin Breeg
08. For the Greater Good of God
09. Lord of Light
10. Legacy
11. Fear of the Dark
12. Iron Maiden
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13. 2 Minutes to Midnight
14. The Evil that Men Do
15. Hallowed Be Thy Name
さて、セットリストのほうはネットなどでも賛否両論あった、新譜のA MATTER OF LIFE AND DEATHを10曲すべて演奏するという暴挙いや、快挙でした。事前にセットリストをネット情報で確認していく、という事もしなかったので、ま、、、まさか、全曲やっちゃうのかな?と途中で思いました。
けっこう聴いてから行ったのですが、正直自分も途中で、何度も同じ曲をやっているような錯覚にも陥りました。5~6曲目くらいには、まわりの人の中には座っちゃう人まで、、、ヽ(´Д`;)ノえ、、、2F席とはいえ、いくらなんでもそれはないでしょ、ちょっとちょっと~。確かに新しい曲というのはテンポもミディアムなものが多く、耳慣れるまであまりノれないというのもありますが、曲自体の完成度はやはり高いと感じました。ライブで聴くとそれがさらに理解出来た感じ。それに、そんな
暴挙快挙に出てしまうところがなにかメイデンらしいというか、まだまだ現役バンドだ!という意地みたいなものも感じられて、私的には嬉しかったです。(というか、いまだコンスタントにアルバム出してますから、ふつうに現役バンドなんですが)
う~~ん、それに、もし自分だったらやはりそうするかもね、と思いました。例えばですが自分の昔の作品ばかり評価されたとして、最近の作品はみんなが「ふ~ん」という感じだったとしても、作品展とかホームページでの見せ方なんかは、やはり新作中心にすると思うのです。多分そうでないと生きている意味が感じられないというか。
でもノれないんだから座っちゃうのは自由でしょと言われればまぁそうです。数枚アルバムを出したような一時代だけのバンドとは違って、はまった時代が違う世代が色々来ているのですから、こういうところは仕方ないですね。その方達はだいたい後半の旧曲でかなり盛り上がっていたので、昔からのファンのようでした。
とりえあえず新譜を全曲終わった時、ああこれは1曲も欠かずに演奏する意味があったんだろうなと思いました。同じように聴こえるフレーズが繰り返されるのも、これもひとつの試みなのかもしれないです。交響曲のようにアルバム全体として聴くもの、、、というような。
そうは言っても私もやっぱり旧曲が流れちゃうと条件反射的に盛り上がっちゃうのですが。(^^;)
個人的には、今回は2 Minutes to Midnightが生で聴けたのが収穫でした。
なんにしても、十数年前とかわりなくアクティブな演奏をしていた光景が今でも脳裏にキラキラとした感じでのこっています。キラキラです。スター、、、、そして仕事人、、、て感じ。
思い返してみると、音響も武道館にしてはかなりよかったと思います。というのも、3年くらい前にDuranDuranのライブで武道館に行ったのですが、音響は「アチャー」って感じでした。そのときははじめて生Duranを観られたという感動でまぁいっかという感じなのと、武道館だからしょうがないと思っていたのですが、今回のメイデンは普通にバランスよく聴けたので、多分ここで普通に良い音を出せるという事は、音に対するプロなこだわりによるものだったんだろうなと思いました。
スターなんだけど、メタルという枠に捕らわれすぎることもない衣装(ハリス氏は最近半ズボンお気に入りなんですね、、)だったり、それぞれ個性的なルックスのメンバーなのが、やっぱりステキです。メタルとかそういう枠は、多分本人達はむしろ取り払いたいと思っているんだろうなとちょっと思いました。
ところで、翌日は広島公演ということで、、、、タフな人たちです。
おまけ、、、ヤニック、ギターにまほうをかけるの図
なんだったんだ、、でもそういえば前もこんな事やってたような、、
追伸、、メイデンファンの方、お初の方でもコメント歓迎です!