和風イラスト【たまつづり】

イラストレーター諏訪間千晃のblogです

飲んだ

2006年10月31日 20時26分46秒 | 日記・その他
昨日はすごく久しぶりに外で飲み会でした。
最近こういう飲み会がなかったので、家で少しビールを飲むくらいだったのですが、
それだとたいして飲んでないのに、飲んだーーって感じになるのですが、
外で飲むとなんであんなにたくさんのめるんだろう(^^;)
今日も快調だし。

たまにはいいね。

IRON MAIDEN来日公演!in 武道館レポ

2006年10月27日 16時13分35秒 | 日記・その他



http://www.creativeman.co.jp/060106pages/maiden.html

このblogを普段見に来るであろう人達にはほぼかぶらないだろうと思われる趣味なので、あまりコアな事を書いてもなぁという懸念はあるのですが、掲示板と違ってblogだとそのうち誰かが検索して見に来たりするかもしれない、、、などと思うので、もう突っ走ります。興味のない方は普通にスルーしてください。(^^;)

というわけで、行ってきました!IRON MAIDEN in 武道館!わーーー!








、、、、一人で。orz



あ、落ち込むほどの事ではないですね。
女性だと、この手のライブって一緒に行けそうな人ってかなり限定されるんですよね。。で、その限定した人が都合が合わないともう一人で行くしかないわけです。まぁそりゃそうか。
ちなみに生メイデンは3回目です。あとの2回は学生時代、、、だからかなりブランクありました。
その間聴いたり聴かなかったり、、、まったく聴かない時期もけっこうありましたが、なんだかここ最近は無性に聴きたくなって、はまっていたところ、来日とニューアルバムの情報が、、、!その時点ですごく自分的には盛り上がって、一人でも行くしかない!と思ってチケット入手。しかしよく考えてみると、自分がまったく聴いていなかった何年もの間、彼らはずっと活動していたんですね。ふつうな事のように見えても、これはすごいことです。

そもそも私がハードロックやヘヴィメタルを聴くという事自体、多分意外に思われる方が多いのだと思います。けっこう昔からそうでしたが、、(^^;)特に最近は良いと思ったらポップスでもクラシックでもジャズでも邦楽(和楽器なんかの)でもなんでも聴いたりCDも買うので、ハードロック好きという事はかなり覆い隠されてきた気がします。
でも、やっぱり好きな音楽のコアにあるのはやっぱりロックかなぁと思います。

前置きはこのくらいにしましょう。

当日、、、当日がいよいよやってきましたが、一人で行くためかどうもテンションが上がりません。。。(^^;)
しかし事前に主催者のサイトを見たらば、なんとこう書いてあるではないですか!


スペシャル・ゲストとしてスティーヴの愛娘
ローレン・ハリスが全公演に出演決定!!
10/25(水)日本武道館公演の
開場時間中の出演になります。




なにーーーーーー!ほんとかーーー!

てか娘っていくつ。小学生?それともおねえちゃん?

みたいな感じで、私はてっきり、メイデンの出演中にちょっと呼ばれて出てくるもんだと思い込んでおりました。会場について開演前にねえちゃんボーカルのバンドの演奏が前座で行われていたのを見てもまだ、、、、そう思っておりました。。そしてメイデンのライブが完全に終了した後も、「あれ~~~出てこなかったな、そういえば。」なんて思っていたのですよ。。。。

そう、実はその前座ねえちゃんが娘さんのローレンでした。ヽ(´Д`;)ノ

よく見れば、

開場時間中の出演になります。

って書いてあるじゃないですか!開場、じゃなくて、開演時間中だとオモテタ。。。。。orz

あーもっとちゃんと見ればよかった!!
ものすごくスレンダーできれいな感じでしたが、うーん、、、、でも正直演奏は良いなと思ったのですが肝心のローレンさんの歌はイマイチでした。(^^;)だからちゃんと観なかったのですが、、まぁそんなもんですか。。。

さて、席についてあたりをぐるぐる見回してみると、もうその客層の広さに驚きます。基本3~40代の男性が多いですが、女性もかなり多く、年代も子連れの方がいたりで、下が小学生から上は50代くらい。ガイジンさんもいました。服装もわりと普通な感じの方が多く、スーツ姿の方もたくさん。というかむしろバリバリメタラーなスタイルの人はかなり稀でした。それぞれの時代でメイデンを聴いて、今回もなにか昔の勢いを思い出したくて来ている方がたくさんいるのでしょう。


01. Different World
02. These Colours Don't Run
03. Brighter Than a Thousand Suns
04. Pilgrim
05. Longest Day
06. Out of the Shadows
07. Reincarnation of Benjamin Breeg
08. For the Greater Good of God
09. Lord of Light
10. Legacy
11. Fear of the Dark
12. Iron Maiden
---------------------
13. 2 Minutes to Midnight
14. The Evil that Men Do
15. Hallowed Be Thy Name


さて、セットリストのほうはネットなどでも賛否両論あった、新譜のA MATTER OF LIFE AND DEATHを10曲すべて演奏するという暴挙いや、快挙でした。事前にセットリストをネット情報で確認していく、という事もしなかったので、ま、、、まさか、全曲やっちゃうのかな?と途中で思いました。
けっこう聴いてから行ったのですが、正直自分も途中で、何度も同じ曲をやっているような錯覚にも陥りました。5~6曲目くらいには、まわりの人の中には座っちゃう人まで、、、ヽ(´Д`;)ノえ、、、2F席とはいえ、いくらなんでもそれはないでしょ、ちょっとちょっと~。確かに新しい曲というのはテンポもミディアムなものが多く、耳慣れるまであまりノれないというのもありますが、曲自体の完成度はやはり高いと感じました。ライブで聴くとそれがさらに理解出来た感じ。それに、そんな暴挙快挙に出てしまうところがなにかメイデンらしいというか、まだまだ現役バンドだ!という意地みたいなものも感じられて、私的には嬉しかったです。(というか、いまだコンスタントにアルバム出してますから、ふつうに現役バンドなんですが)

う~~ん、それに、もし自分だったらやはりそうするかもね、と思いました。例えばですが自分の昔の作品ばかり評価されたとして、最近の作品はみんなが「ふ~ん」という感じだったとしても、作品展とかホームページでの見せ方なんかは、やはり新作中心にすると思うのです。多分そうでないと生きている意味が感じられないというか。

でもノれないんだから座っちゃうのは自由でしょと言われればまぁそうです。数枚アルバムを出したような一時代だけのバンドとは違って、はまった時代が違う世代が色々来ているのですから、こういうところは仕方ないですね。その方達はだいたい後半の旧曲でかなり盛り上がっていたので、昔からのファンのようでした。

とりえあえず新譜を全曲終わった時、ああこれは1曲も欠かずに演奏する意味があったんだろうなと思いました。同じように聴こえるフレーズが繰り返されるのも、これもひとつの試みなのかもしれないです。交響曲のようにアルバム全体として聴くもの、、、というような。

そうは言っても私もやっぱり旧曲が流れちゃうと条件反射的に盛り上がっちゃうのですが。(^^;)
個人的には、今回は2 Minutes to Midnightが生で聴けたのが収穫でした。
なんにしても、十数年前とかわりなくアクティブな演奏をしていた光景が今でも脳裏にキラキラとした感じでのこっています。キラキラです。スター、、、、そして仕事人、、、て感じ。
思い返してみると、音響も武道館にしてはかなりよかったと思います。というのも、3年くらい前にDuranDuranのライブで武道館に行ったのですが、音響は「アチャー」って感じでした。そのときははじめて生Duranを観られたという感動でまぁいっかという感じなのと、武道館だからしょうがないと思っていたのですが、今回のメイデンは普通にバランスよく聴けたので、多分ここで普通に良い音を出せるという事は、音に対するプロなこだわりによるものだったんだろうなと思いました。

スターなんだけど、メタルという枠に捕らわれすぎることもない衣装(ハリス氏は最近半ズボンお気に入りなんですね、、)だったり、それぞれ個性的なルックスのメンバーなのが、やっぱりステキです。メタルとかそういう枠は、多分本人達はむしろ取り払いたいと思っているんだろうなとちょっと思いました。

ところで、翌日は広島公演ということで、、、、タフな人たちです。

おまけ、、、ヤニック、ギターにまほうをかけるの図




なんだったんだ、、でもそういえば前もこんな事やってたような、、


追伸、、メイデンファンの方、お初の方でもコメント歓迎です!


たまゆら庵更新-トップページ+作品追加

2006年10月26日 16時59分47秒 | WEB更新履歴
たまゆら庵


トップページ更新
作品集-2dcg--新作「火龍」、「焔」を追加
作品集-手づくり作品--それぞれの作品に拡大画像を追加
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だいぶリニューアルが進んできました。あとは3dcgのページくらいかな、、大変なのは。
でも2dcgのほうで、もうフォーマットは出来たので、後はひたすら作品画像の大きさをそろえて流し込んでリンクするだけです。といってもこういう作業が私にとってはいちばんつらいのですが、、。(´д`lll)
新しい作品集のページでは、すべての作品で拡大画像を見られるようにしました。拡大した画像を見たい時には、虫眼鏡のアイコンをクリックしてください。

新作「火龍」はだいぶ前からラフは描いていたのですが、忙しくなって放置していました。(^^;
こういう感じの、デザインっぽくカタチを選んだ、シンプルな仕上げ方の作品をつくりたいとずっと思っていました。すこしこんな感じで他のものもつくるかもしれません。

「焔(ほのお)」のほうは去年年賀状素材集に提供した作品をリメイクしたものです。当時は実はちょっと納得のいかないまま時間切れという感じだったのですが、1年寝かせておいたらどうしたいのか方向性が見えてきたので、手を入れてみました。この作品は、他に先日までトップページになっていた緑色の鳳凰と、青い鳳凰の3つの連作なので、今度あと2つのほうも掲載したいと思います。緑色のほうはそのまま行くと思いますが、青いほうはやはり手を入れると思います。(といってもすでに元の画像はもう掲載していないし、今までもちょっとわかりにくいところにあったので、記憶にないと思いますが、、)


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健康づくり-整骨院

2006年10月20日 14時14分52秒 | 日記・健康
イラストレーターさんはもちろん、同業者でなくても、デスクワークな人なら誰でもかかえているであろう腰痛、、、肩凝り
最近は私ももっと積極的にこの慢性的な痛みを治していこうと思うようになり、色々やっていますが、最近、肩や腰が痛くなったときは、近くにある整骨院に行っています。なんとなくそこが混みすぎて行きにくくなったら嫌なので名前は書かずにおきますが、小金井近辺で探してるって方がいましたら個別に連絡くださればお知らせしますよ。^^;


行っているといっても実はまだそう何回も行っていなくて、昨日もあまりにも凝りが強かったためか、先生に
「もうちょっと詰めて通ったほうがいいですね、、」
と言われてしまったくらいですが。^^;
ここは私自身もお世話になっている美容師さんに教えてもらったのですが、口コミの患者さんが多いようです。保険のきかない整体やマッサージに行くと一回数千円とられてしまうので、定期的に行ったほうがいいと思っても、なかなか気が進まないのですが、ここは保険がきくので一回数百円。肩凝りなんかで整骨院行ったら嫌な顔されないかな、、、というのが最初心配だったのですが、ここはそういう患者さんも歓迎みたいです。

しかも、マッサージがとてもうまいです。今までわりと色々なマッサージのお店も行ったりしていましたが、高いわりにもう一歩、、、な時が多かったものです。しかし、ここの先生はツボの位置をかなり正確に把握している感じがしますし、押す強さもテンポもちょうど良いです。しかも安い、、。(これが一番)いや他にも同じような整骨院はたくさんあって、今通っているスポーツクラブの中にある整骨院も試しに行ったのですが、治療費は似たようなものでも、全然違いました。こっちはあんまりよくなかったです。。やっぱりいくら保険がきいて安くても、気持ちよくなかったらリピートしたいとは思いませんね。


若い頃というのはちょっと忙しさが続いたり生理週間があって腰が痛くなったりしても、それが過ぎればなんともなくなっていたので、あまり気を使わなかったのですが、女35も過ぎればそうもいかなくなります^^;色々な事がそうなのですが、若い頃というのはほんの一時であって、人生という大局の中では少し特殊な時間だったのかなぁと思ったりします。寿命がどれくらいかということはわかりませんが、普通に考えてこれからの時間のほうが圧倒的に長いのです。メンテナンス不要だった若い頃の気分のままだと30年後にかなり色々違いが出る気がします。とはいっても化粧品などで年齢肌対策みたいな事はまったくしていなくて、これからも必要ないかなぁなんて考えているのですが。というのも、やっぱり外からつける化粧品は本当に最小限のものにするほうが、余計な化学物質を吸収しなくていいかなと思うからです。


このあたりの事はまた今度書こうかなと思います。


2007年賀状イラスト素材集

2006年10月18日 17時54分35秒 | WEB更新履歴
今年も、2007年賀状イラスト素材集の表紙キャラクターを担当させていただきました。現在発売中、、、のはずです。(自分は実はまだ書店行ってないのでわからないのですが、、)




紹介ページはこちら
http://www5f.biglobe.ne.jp/~suwama/gallery/gallery_works.html





去年担当したときには毛の生えるプラグイン、Sasquatchを使用してわんこの毛のふわふわ感を出しました。しかし、このツールは表現としてはとても美しく出来るのですが、目的の結果を出すまでに恐ろしく手間暇がかかるのです。こちらの意思のみで一発で仕上げられるのであれば、これを使うのも良いのですが、編集側の意図を確認しながらとなると、どうにも向いていないと言わざるを得ませんでした。

いやこのツールに向いていないのは私のほうかもしれないんですが。^^;

というわけで、はじめ他の方にやっていただくという事も検討してもらったのですが、去年の毛の感じとは少し違う感じでも良いという条件に変えていただくことで結局担当させていただくことになりました。これを使わないということは、普通にポリゴンに透明マップをはりつけて、毛っぽさを出すということです。このほうが色や質感の制御が自分はしやすいのです。



それでまずやったのが、この粘土細工。


編集さんとのコンセンサスをとるためにと思ってつくりましたが、最終的なキャラクターとしての形とはかなり違いますので、どちらかといえば自分のいのしし形状把握のためになったという感じです。だからこれもスケッチですね。もちろんふつうのスケッチもたくさん描きました。いのししっていうのは知っているようであまり知らなかった動物なんだなぁ、、、と改めて思いました。年賀状素材でもなければ、まず描くことはない動物ですし。まぁこれはいつもの事なのですが、そのため年賀状で干支を描いたりするのは勉強だと思っていつもやっています。

イノシシが大好き、イノシシいけてる!とかかわいい~~っていうひとはあんまりいませんよね。そんなヤツを魅力あるキャラにしなくちゃいけないのですが、あまり擬人的な手法に頼るのは嫌なほうなので、イノシシの隠れた本当の魅力?にせまりたいと思いました。編集さんのアドバイスなどにより、自分でもなかなか良い感じにまとまったと思っています。。。。がどうでしょうか?^^;


これまた書店で是非手に取って各ポーズの数々を見ていただければと思います。このイノシシ素材は40点収録されています。

いのししいけてる!と思った方はこちらをぽちっと、、^^;

たまゆら庵更新-新作の貼り絵掲載しました。

2006年10月16日 11時57分47秒 | WEB更新履歴



作品集-手づくり作品に、新作の貼り絵を掲載しました。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~suwama/gallery/gallery_tedukuri.html


インプレスジャパン「心に残る和の年賀状」掲載のために制作したものです。この本は、普通の年賀状素材集と違い、どれも作家さんの名前と紹介文が掲載されていますので、すてきな作品がたくさん集まっています。書店で見かけましたらぜひ手にとって見てみてください。


サイトのレイアウト自体も、少しずつ手をいれています。
自分は他のイラストレーターさんなどに比べて作品が多いほうではないのですが、それでもすべてのページを修正するのはなかなかに時間と手間がかかります。なので、ジャンルごとにちょっとずつ進めたりしているので、このページにはこのリンクがあるのに、こっちにはない、、、とか幅がカテゴリーごとに違う、、とか色々不整合がありますが、とりあえず目をつぶっていただければと思います。^^;A4のノート型パソコンが普及していますので、それに合わせたレイアウトにしていきたいと思っています。

CSSをレイアウトにも使いだしたのですが、ほんとうにやっかいな面が多々あります。ブラウザによってレイアウトが崩れてしまうのを回避する作業が疲れるのはもちろんですが、そもそも、感覚的にレイアウトを作っていくのには不向きなシステムのように思えます。

昔はヨカッタと言うつもりもありませんが、そもそもHTMLの良いところは専門的な知識のない人でも、簡単にサイトをつくることが出来て、情報発信出来るということだったと思うのですが、こうなると専門的な知識、スキルを持った人でなければ、サイトをつくれない時代になってしまった気もします。(もちろん、CSSを使わない昔のままの単純なレイアウトなら簡単ですが、そういうことではなく)blogの発展で、手軽に日記などは書けるようにはなったものの、やはりイチからサイトをつくるというのとは違って、スキンを選ぶ、画像を換えるというくらいのオリジナリティがどうも寂しい気がします。

もっと誰でも簡単に、レイアウトを自在に制御出来る方式にならないものでしょうかね。。。
ツールが発展すればもう少しマシになるんでしょうか。





脱線して終わる^^;

ランキング登録してみました。


藤城清治「光と影展」(教文館)

2006年10月11日 21時44分36秒 | 日記・その他
http://www.seiji-fujishiro.com/nn4/index.html


今日は、影絵の第一人者である藤城清治さんの展示会に行ってきました。
藤城さんの作品は絵本やCM、カレンダーなどで誰でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

藤城さんの絵は、好きな作風ではありましたが、最近まで、それほど気にかけることもなく過ごしてきました。しかし、先日悠仁親王がお生まれになったときの事ですが、藤城さんがお祝いの作品を献上されたというのをテレビやっていました。制作現場や原画の展示されているのを、皇室ご一家が見ている様子が映し出されて、こりゃすごいと思いました。
実は私は藤城さんの絵は、切り絵のようなものだと思っていたのですが、すべて額の中に蛍光灯が入って光によって照らし出される、影絵だったんです。(ってオイオイみたいな話かもしれないですけど(´д`lll) )今まで印刷されたものしか見ていなかったので知らなかったのですが、展示されている映像を見ると、かなり大作も多いし、どんなふうにつくられてるのか、すごく興味が沸いてきました。
最近バタバタしていてなかなか時間もとれなかったのですが、幸いほぼ1ヶ月にわたって別の場所で展示会が2つ続けて行われていたので、なんとか行くことが出来ました。


まず展示室に入った瞬間、予想を越えた作品の雰囲気に圧倒されました。近くでじっと作品を観察してみると、薄い紙が幾重にも重ねられて、ぼかした感じを出すためには少し離したレイヤーに紙が配置されたり、少し筆で色をつけた紙を、うまく切りわけて重ねたりと、なんというか、半立体作品なのです。そして、近くで見るとわりと切り口は荒々しいのですが、形自体はものすごく洗練されているのです。後で本を見ると、デザインカッターのようなものは使わず、カミソリのようなもので切っているとのことでしたので、そういう切り口になるようです。
今回も改めて、原画を見るのと印刷されたものを見るのはまったく違う体験なのだなぁと思いました。

悠仁親王に贈られた作品は、かなり大きなものなのですが、なんと10日でつくってしまったそうです。現在82歳とのことですが、写真の藤城さんはとてもそうは見えない若々しさ。大型犬のボルゾイを3頭引き連れていました^^;

「描く」ということ

2006年10月10日 12時25分40秒 | 制作過程
仕事に関連して、久々に花をスケッチ、、。
最終的なイラストと関係なく、その対象を理解するために描く作業です。2Dでも3Dでもロゴマークのような簡略化したものでも、これをしないといいものは絶対出来ないと思っています。

スケッチといっても私は実物を見るということはあまりなくて、写真を色々みて描きながら特徴をつかんでいく作業が多いです。もちろん実物を見られれば色々な角度から詳細に見られるのでそのほうが良いですが、今はWEBでどんな種類の動植物もたくさんの写真を見ることが出来ますので、資料集めには苦労しません。

この作業をしているといつも、中学校時代の理科の時間に、植物や虫などをスケッチしたことを思い出します。今のカリキュラムでそういう事をやっているのかどうかわかりませんが、中学時代の理科の先生は自習の時間や授業の余り時間は必ずこれでした。生物学でのスケッチは、鉛筆の線を多重にしたり、ぼかしをつけたりすることは禁止で、陰影は点描で描くと決まっていました。当時、最初はそんな描き方は面倒に感じられたのですが、何故かだんだんこの描き方が好きになっていきました。


要はやっぱり奥行き感をつけたり立体感が出して、見た目リアルにすることよりも、形や特徴をしっかり把握するために描くからだろうなぁと今では思います。
描くことで、対象への理解がものすごく深まるというのは、今も昔も変わらないことです。
よく知っていたり、よく見る動物でも、一度も描いたことがないものを初めて描くと、

「こんな形してたんだ、こんな顔して、こんなふうに毛が生えてたんだ~」

と新たな発見の連続です。これが楽しい。
つくづく、描くということは知るという事だなぁと毎回思います。
多分、知るという事があるから、このプロセスがすごく楽しいのだと思います。この時点での絵というのは必ずしも人様に見せられるものにはならないのですが、^^;描いていくことでだんだんその動植物のプロになれるのです。なので、今でも私のスケッチの精神はあの理科の授業でのスケッチと同じだなぁと思うのです。




このblogについて

2006年10月05日 00時34分26秒 | blogについて
そもそも、サイトにずっと掲示板を設置していたので、「いらないよなぁ、、、」と思っていたのですが、やはり、掲示板というくくりよりも、blogのほうが気軽に日常を書いていけるのかなとなんとなく思いました。そんなわけで、旧掲示板は、「あしあと帳」に改名して、訪問した方がまず書くという場所にすることにしました。blogのほうは私がまず書く場所、ということです。
そういう考えにいきついて、やっとblogつくってもいいかなと思うようになったわけです。

こっそりblogはじめました

2006年10月04日 22時22分08秒 | blogについて
blogはじめました、、、、、、、というタイトルを書けるまでにものすごい時間を食ってしまいました。とりあえず「たまゆら庵」からのリンクの作業はまた後でって事で、こっそりはじめました。

そもそも、このgooブログアドバンスにしても、半年前くらいに借りて少しカスタマイズしたところで忙しくなってしまい、放置、、、、。月額250円がムダに消費されました。

そして最近になってようやく少し時間が出来たので、カスタマイズを再開したのですが、これがまたエライ大変。人がつくったWEBサイトをいじるのと同じ苦しさを味わいました^^;さらには途中気がふれて片っ端から色々なblogを登録したり、レンタルサーバでM-typeやP_blogをインストールすることも検討してみましたが、結局したい事が出来そうなのはgooブログだけという結論に至り、またチクチクと作業、、。

多分アホです。