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生と死

2013年04月16日 | 友達&大切な人

今日の日記は、私の心の声を書くので、読みたくない方はスルーして下さいm(__)m

4/10の私の誕生日は、水曜日でお休みの日だったので、親友と3人、高遠城址公園へ桜を観に行った。

その時の画像を、想い出の1頁として、またスライドショーを作って残しておこうと昨夜作成していたら長男から電話が

5月の半ばに盛岡へ行くことになっているのでその話だと思ってに出ました。

いきなり長男が、友達のお香典は幾らくらい

と。

   私には理由がわからなくて、聞き返すと、同じ会社の同期で仲の良かった友達が亡くなったと言った。

最初、意味が解らず、戸惑っていた私だけど、頭で理解出来ずにいたのに、涙だけが溢れて止まらなくなってしまった。

昨日の朝、高遠へ一緒に行った親友からの知らせで、2人目のお孫ちゃんが1ヶ月早かったけど無事に生まれたと聞いていて、とても幸せな

気持ちになっていた私。

私と同じ4月生まれなんだ~良かった~何だかとっても嬉しかった。

 

そんなことがあった同じ夜、片方では志し半ばで人生を終わってしまった、まだまだ社会人4年生

になたばかりの長男の友。

 

同じ日に、生と死の知らせを受けた。

 

悲しくて哀しくて、どうしようもない気持ちが、頭とは裏腹に感情の方が敏感に『生と死』を

理解して涙が溢れていた。

それからはもう、どうしようもなくて、その子の今後の人生を想うと、まだまだたくさんの時間が

待っていたのに・・・・・・ただただ悲しくて。

そして、ここまで手塩にかけて育て上げたご両親の気持ちを想うと、どうしようもなく哀しくて・・・・・・

咄嗟に長男に泣きながら訴えていた私。

 

「もう二度と嫌だからね、私。

生きていかれないから。

長男や二男や三男にもしもの事があったら、もう二度とママは乗り越えられない。

生きていかれないから、お願いだから運転気を付けて。

お願いだから、私より先に逝くなんてことがないように体には気を付けて。

1人の身体じゃないんだから。

彼女だって同じ気持ちなんだから・・・・・・」

そして、ずっと涙を堪えていた長男が、私に話した途端、やっといろんな事が理解出来たみたいで、もうダメだから電話を切ると言って切った。

私は、どのくらいの間号泣していたんだろう。

私自身のしまっていた想いも噴き出してきて、もう二度とそんな想いはしたくないと思ったら、哀しくて哀しくて。

もう、二度と我が子が死ぬなんていう、哀しい事は乗り越えられない。

もう二度と大切な人を失うことは嫌だ

あんな想いはしたくない。二度と嫌だ

乗り越えられない想いを、やっと乗り越えて育てた子どもを失うなんて、もう私には想像も出来ないし、無理だ

そう想うと、私よりも長く長く手塩に掛けた子どもを亡くされたご両親の事を想うともう無理だった。

私の知らない時間が沢山流れていて、同じ時間に命がこの世に生まれ、同じ時間にこの世を去っている命があることを再認識した。

亡くなった友達は、神戸に配属になっていて、週末ご実家のある福岡へ帰っていての事故のようだった。

詳しい事はまだわからないけれど、長男が一番悔しいのは、今日の告別式に福岡へ飛んで行かれないことだった。

仙台の仲良しの同期は、昨日の仕事が終わって直ぐに福岡へ飛んだらしいけど、長男は今日どうしても外せない案件が2件あって

長男が抜けられないらしい。

それが一番悔しくて、今日1日長男はどんな想いをしながら仕事をするんだろうか・・・・・・

それを想っても心が痛い。

たまたま、長男から結婚式のスライドショー用に預かった写真の中にその子が写っていた。

私はまったく知らないけれど、長男ととても仲よく配属前の半年間の三宮での研修中も、同じグループで勉強も遊びも共にしていたという。

その時の写真が私の手元にあった。

長男の結婚式にも二次会から参加する予定だったとのこと。

もう哀しくて、哀しくて、今朝はその時の写真を飾って手を合わせた私です。

当分そんな日が続くんだと思います。

本当に、人の命は何処が最期なのか誰にも分からない。

悔いが残らない人生なんて、もしかしたら人は誰も歩めないのかもしれない・・・・・・

ほんのひととき、短い時間だけど、桜はピンク色の花を枝いっぱいに咲かせて、人の心を和ませ癒してくれます。

短い時を精一杯美しく、そして、はらはらと花びらを舞い散らせ、人の心の中へとその時の想いを刻みます。

桜の季節に志し半ばで命を落とさなければならなくなった、長男の大切な友のご冥福をお祈り申し上げます。