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textotext_12.43_URLというtextの羅列_山雀がくる_パターンA_B面_短縮版という名のネタバレ的集約弐

2021-03-07 15:11:53 | texto
URLというtextの羅列
山雀がくる_パターンA_B面
短縮版という名のネタバレ的集約
弐:迂闊

らら
ららららら


十一月第一週
やはり来ない。先週同様、気にしながら登る。そのせいか、それとも実りの秋故か、柄長、小啄木鳥、目白、四十雀そして山雀もいる小さめの混群を数メートル先に見つけることができた。しかし、傍に山雀が来ることはなかった。

山頂にある建物が大きく見える登山道の出入口を抜け、普段は特に立ち止まることなく通過する程度だった山頂付近の山雀ポイントへ足を運ぶ。ポイントに山雀目的の人がいるかいないかはその時々。先週は誰もいなかった気がするが、少なくとも今日は山雀と戯れている人がいたので割と近くから景色を見るついでに様子を見る風に様子を見る。

一粒の落花生を縦長につまんで持っている。そういえば、いつぞやの素敵な異性さんの映像でも、そうだった気がする。自分の給仕の仕方は違う。というのも初めて山雀に気付き、来てくれたときは、半ばダメもとな心境で夢中というか、手のひらに数粒の種を出して、咄嗟というか、そのまま差し伸べたんだっけ。その手に来てくれた。リモート飲み会の時のアドバイスが残ってて、静かに動かないようにしていたのを覚えている。

それで余計にズシリと山雀の体重を感じれたのではなかろうか。なんて軽いだという重み。理由は分からないが嬉しかった。分からないとは書いたが単純に野鳥が手に乗ってくれた事実に喜びの感情が溢れただけだろう。一発で病みつきなる予感がしたことをおもい出しながら、数羽の山雀がゆっくりな入れ替わり立ち替わりで指先の一粒を持っていくのを眺めている時間が過ぎる。

自分もヒマワリの種を同じように持ってみようかなどと考えが頭にもたげる頃、結構一羽ずつの顔立ちが違ってて、少なくとも二、三のパターンに分けれそうな印象を持ち、何かしら大きな見落としをしているような感覚にとらわれる。決定的になったのは黒い頭部の頭頂から後ろ頸に走っている白い筋の形状が一羽いちわで全く異なることに気付いた時。

実をとりに来たある山雀の白い筋の幅が太い※5㎜以上はありそうな印象!

白い筋の形状が一羽いちわで大きく異なってるかもしれない

ジグザグ、凄く細い、クッキリ、かすれかすれ、瓢箪みたい、鋭角二等辺三角形、矢印っぽい、ダイヤなどなど

今まで(三月後半~十月)頭頂の白い筋の特徴に気付かなかったのは何故?
同様に顔立ちも何パターンかに大別されそうなのに気付かなかったのは・・・・・・

いつも同じ一羽が来てくれてた可能性が少なからずある(ってこと?)

これまで頭頂の白い筋の特徴を気付かなかった理由の第一はボーっとしていたからであろう。しかし、三月の後半から十月半ばまで半年弱に渡って、同じ一羽・個体が傍に来てくれてて、白い筋だけでなく違いのない顔立ち、羽の模様を目にしてきたから白い筋個体差の可能性を考えもしなかった・・・・・・のが仕組み的に自分に起こっていたことであり、見落としていた何かしらの正体であろう。

実は、短くない半年弱の間の少なくない25回を超える機会の中で冗談というか、毎回同じ山雀が緑地を登り下りしている自分を見つけて来てくれてるかもしれないと妄想的に頭の片隅に過ったことがあったのだ。ヒト以外の動物とお話が出来て、お友達になれるのではないかという子供の頃に抱いた願望の感覚がよみがえったような妄想だけに絶対にないと言い聞かせる自問自答のように片隅を過ったに過ぎない。

そもそも、リモート飲み会の時やその後で山雀について調べたときに気付けたのではないか、人が居ることに臆することなく最初から展望台のようなポイントで複数の山雀と出会えば気付いただろうに。


(もう少し弐はつづきます。途中にもかかわらず、この文字列と関連ページの映像を見つけてくださり、ありがとうございます。)


参:仮説(仮) へつづく

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