おはようございます。
オーストラリアの「プレインパッケージ」法案が可決、事実上成立しました。フィリップ・モリスがこの法案に対して訴訟を起こしましたが、政府はPMと徹底的に闘う姿勢を示しています。タバコ会社の株を手放す機会がありながらいつまでも手放さずタバコ会社といつまでも結託しようとする日本政府180度異なります。
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豪、たばこの箱から宣伝一掃 「世界初」の法案可決
【シドニー共同】オーストラリア連邦議会の下院は21日、喫煙率を下げるため、国内で販売されるたばこの箱から宣伝色を一掃する「世界初」(豪政府)の反喫煙法案を可決した。既に上院も通過しており、総督の同意を経て近く成立する。たばこ業者はこれを踏まえ、来年12月からロゴやイメージカラー、宣伝文句などを箱から排除するよう規制される。
業界側は知的財産権の侵害などと反発。米たばこ大手フィリップ・モリスのアジア法人(香港)は同日、国連国際商取引法委員会の仲裁規則に基づいて法的措置の手続きを始めたと発表し、巨額の賠償請求も辞さない方針を示した。
政府側は「利益を守るために戦う業者側に対し、われわれは国民の命を守るために戦う」と一歩も引かない構えだ。
2011年11月21日 47NEWS(共同通信)より
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タバコパッケージのデザインなどイメージと言うのはタバコ会社にとって無くてはならないようなものです。故に、タバコ規制に対して寛容だったPMもプレインパッケージ、タバコ陳列販売禁止に対して強く反発しています。即ち、このプレインパッケージも子どもへの喫煙防止に有効である確率が高いと言うわけです。
パッケージのプレイン化と言っても完全にオリーブ色一色になるわけではなく警告写真が添付されるのでパッケージがグロテスクにデザイン化されると言っても良いでしょう。
グロテスクなデザインを好むマニアックには逆効果でしょうが、少なくともタバコに対するイメージが嘘偽り無い形で表現されます。
■国民よりも一団体や企業、官僚の利益を優先する政府が支配する国、日本
「利益を守るために戦う業者側に対し、われわれは国民の命を守るために戦う」
国民の為に存在する政府なら普通だったらこう言うわけで、当然一団体や会社の利益よりも国民の利益のほうを優先するはずです。
しかし、日本政府は国民よりも一団体、会社の利益、それ以上に官僚の利益を優先し続け、政権が変わってもその姿勢は変わらないようです。その結果、今日本がどんな状況にあるのかは言うまでもありません。
日本人に残された道は2つ。革命を起こす気持ちで投票をしたりデモを起こすなど積極的に政治に参加するか、海外に移住するか。。。
☆京都府受動喫煙防止条例の署名をよろしくお願いします!
クリーンエア京都署名
★無煙環境実現の為にご参加をお願いします!
全国禁煙推進地方議員連絡会
☆タバコ値上げ賛成署名お願いします!
日本医師会「国民の健康のため たばこ税の増税に賛成します」
でわでわm(_ _)m。
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