弘前城から雪の中少し歩いて津軽ねぷた村。
観光客の姿はほとんどない。
チケットを買うと、受付のお姉さんがカウンターから出てきて順路を教えてくれる。
最初の展示室は広くてパイプ椅子が並んでる。
入るや、そこで作業していたお兄さんが席を勧めてくれて、ねぶたの歴史を説明したりお囃子のデモンストレーションをやってくれたり、太鼓たたいてみませんかと進めてくれたりした。
観客は僕一人。ちょっと恐縮。
ねぷたはここ弘前が発祥で、もともとは七夕の灯篭流しが起源だったらしい。
百姓が眠気覚ましに灯篭に絵をかいていたのが起源で、ねむて~ と言いつつ絵をかいていたのだとか、
弘前など内陸部では ねぷて~ と訛っていたため 現在その祭りは ねぷた
青森など沿岸部では漁村訛りで ねぶて~ と訛ったため 現在は ねぶた というらしい。(ほんとか?)
というわけでなるほど、ねぷた と書いてあるな。。
弘前などの内陸部のねぷたは、こういった扇形の灯篭に絵を描いたねぷたが多いそうだ。
描かれている主題は、水滸伝とかの伝奇物の一場面だとか、名のある武将の〇〇討伐、とかそういう感じのようだ。
これはなんだかインスタ映えぽいですね。。
干支の行灯ですかね。金魚のやつはティピカルなやつなのかな。
また、明治期以降は、「喧嘩ねぷた」とされて、
他の団体に山車をぶつけたり、投石したり木刀で殴り合ったりといったこともあったため、主題も自然と喧嘩上等な感じになっていったんだとか。
これなんか生首だし。。
ということでねぶた館 堪能しました。
津軽三味線の生演奏や、民芸品工房の見学もできてなかなかの見ごたえ。
お土産買って、100円バスで弘前駅へ戻る。