ソフィストたちに訴えられ、法廷に引き出されるソクラテスが、裁判官や原告を相手にいかに訴えが筋違いであるかを訴える法廷劇。
すごく理路整然と能弁に語るソクラテスであるが、ついぞ彼の弁明はむなしく有罪となってしまう。
ソクラテスといえば産婆法とか『無知の知』とか世界史で習うレベルの知識しかなかったから、薄い知識の中で聞くと味わいつくせなかったのかも。
でも無知の知を語っておるな、くらいはわかった。
続いて、『クリトン』は敗訴し、収監されたソクラテスに面会に訪れた旧友クリトンが、逃亡を勧め、ソクラテスの説得を試みるが、見事に論破されてしまうというお話。
見事なまでに論破され、クリトンが引き下がってしまったものだからソクラテスはそのまま処刑されてしまうことに。。。
いずれも ソクラテスの弟子とされるプラトンが口述筆記した(?)らしい。
(このあたりも薄い知識・・せめてググレカス・・)