タイトルから想像した内容とはずいぶん違ったが・・結果としては面白かった。
ドラマ化されてたがそういうのは見てない。
ぼく個人的に、東大阪の町工場を駆け巡ってロケット(H2a)の部品作ってたこともあったので・・
そこに重ね合わせれる話かしらと思ったのだが・・
下町の町工場がロケット作る話・・というとちょっと違って
ロケットのキー技術となるバルブにパテントを持った中小企業が、大企業とそのパテントの使用権をめぐって争う・・みたいなお話。
で、原作は半沢直樹の坂井戸潤氏なので、銀行からの視点とか、半沢直樹的などんでん返しなどがいくつかあったりするわけですな。半沢直樹ほどカタルシス強くないかもしれないけど、鬱屈からの解放といったストーリは心地よい。