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明日までの富士山展について書こうとして、年末の冒険について書いていないことに気づいた。
⇒富士山展、富士山につぶつぶが溶けている。冒険は続く
昨年末、怒涛のように、追い込みのように描いた。結果や社会的な評価は伴っていないので適切な表現ではないかもしれないけれど、なんというか大躍進!!です。
実は2019年のうちに、もう一歩踏み込んでいました。
⇒2019年はまだまだ続く 表現活動でもう一歩踏み込んでおいた
このときに「つぶがひとつもない作品」を評価していただいたから、それならと早速実験をしていたのです。
それがトップ画像の作品。
絵の具で描いた、ペンを使っていない新作3点(A4)を描いたのです。
左上が「椿(つばき)、左下が「バラ」、右が「きんかん」。
花が好きだった祖母。かつて祖母の大切にしていた植物たちを描いた。
アクリル絵の具とモデリングペーストという盛り上げ材を使っています。
「描けるかな」と思いながら描くことになり「苦しいかな」とおもったのだけど、実のところ楽しかった。
描いているときの自身のあり方で、作品に仕上がるかどうかわかります(自分比)。そしていい感じだった。この描き方もありなんだなとおもった。
そして、あたしは祖母とは折り合いが悪かったのですが、描いているうちに祖母のことがだんだんと好きになりました。とてもうれしい。だから自身のためにもう少しこのシリーズは描くつもりです。
そしていつもお世話になっているギャラリーで開催されていた年末の忘年会展示でお披露目してきました。
忙しくて、ほぼ在廊できなかったのだけど、見てもらえてよかった。「いつものほうがいい」というコメントもいただいたけど、これはこれでいいとおもっている。
「印象派っぽい」と言われた。ありうる。「どんな作品が好きなの?」と聞かれるといつも「印象派が好きです」と答えていました。すると「(自身の)作品とぜんぜん違うね」と続く。
この冒険ができたことに満足。
この絵たちを描いてから、ほかのひとの作品をみるのが以前より楽しくなったのもうれしい。たぶん自分にも描ける可能性がでてきて、どういうふうに描いているか気になるのだとおもう。
だから今後どういう作風に流れていくにせよ、それだけでも意義は大きい。だってほかの方の作品をいっぱい味わって、吸収することができるから。
こんな感じで年末を駆け抜けたのでした。新暦2019年、どうもありがとうございました。
ではまた
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
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